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葛葉side


迎えは家の前まででいいと断りを入れ、

混乱している叶の腕を掴み車をおりた


叶「え…僕無理だよ?」


葛葉「俺も無理」


叶「え…、

そんなすごい方にマネージャーしてもらってるとか申し訳なさで死にそう」


葛葉「…しかもゲームも強いっぽいぞ」


ゲーム実績一覧

APEX世界大会1位保持者

プレデター最速達成者


etc…


叶「え、

無理無理。」


葛葉「ゲームが砦の俺たちからゲームを取ったら俺らはなんなん!?」


叶「何者でもない、

ただの人になっちゃうよ!?」


葛葉「とりあえず…

家入れよ…」


叶「うん…

お邪魔します…」


葛葉house🏠


葛葉「えーと、

まず…」


叶「ゲーム上手くなんなきゃだよね!?」


葛葉「だな。

それは第1」


葛葉「ゲームぐらい勝たないと」


叶「あと~…対抗したら

多才にならんといけないよね???」


葛葉「それはそう。」


葛葉「イブ辺りにお願いしたいけど、

バラしちゃダメだったよな~」


叶「…もう諦めない?」


葛葉「そうしよう。

この現実を受け止めて明日からも頑張っていこう」


叶「草」


叶「じゃ、

お邪魔しました~」


葛葉「はぁ…」


叶が帰って静かになった部屋に1人ため息をこぼした


葛葉「なにしたらいンだよ…」


葛葉「てか…ほんとにスゴイんだな…」


久しぶりにテレビを見てみると、

どのチャンネルも葵のことばかり


…いや、

葵さんと呼んでおこう

(心の中では)


葛葉「俺、

一目惚れしたかもなぁ」


そう零すと同時に電話が掛かってきた


ローレン📞


葛葉「ん、

どーしたー」


ロレ「い~や、

特にどうもしてないんすけど…」


ロレ「ゔぅん…」


ロレ「ゲームしながら話しません?」


という訳で唐突にAPEXをやる事に


まぁ練習したかったし丁度良かった、

けども


一体なんの用事なんだ…?


ロレ「あー、

それで…さっきの話なんスけど」


葛葉「ん~」


ロレ「俺、

くろのわ のマネージャーに一目惚れしちゃって

… ッスね」


葛葉「お~……おお!?」


ロレ「だからその…

マネさんの事 知りたいんすよ!!」


ロレ「なんか教えていただけたらなぁ…

なんて…」


いつもとは違って少し覇気がない声だ


言いづらそうにしている所がまた面白い


けど…


葛葉「無理」


ロレ「無理ぃ!?」


ロレ「それはなにも知らないから教えられないとかじゃなくて…?」


葛葉「んーん

ちがぁうw」


少し煽り気味の声で返してやると


ロレ「ふーん…くっさんも好きなんすか?」


存外冷たい声が返ってきて少したじろぐ


ここは適当に誤魔化して…


ロレ「適当に誤魔化そうとか思ってる?」


ロレ「んなの通用しねぇよ、

好きなら好きって言えよ」


ローレンは変なとこ人情深いからな…


誤魔化しても無駄か、

そう思い口を開く


葛葉「俺も好きだよ」

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124

コメント

8

ユーザー

いいぞいいぞそのままくっつけ

ユーザー

おっ良い展開だ«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク

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