※ BL要素有 ほぼ急展開
「」 喋り ()心の中
いつも通り依頼を受けていたカレコレ屋だが、ヒサメは予定が入ってしまっていたため2人で依頼をこなすことになった。
カゲ「……」
シディ「どうしたんだ?カゲチヨ、体調が悪いなら今日の依頼は辞めて休むといい。」
カゲ「あぁいや、ただ考え事をしてただけ」
カゲ(っぶね~~〜!?色々考えてたらうっかり喋るの忘れてた~、…)
シディ「ウヌ、そうか。カゲチヨと2人で依頼をこなす事は少ないからな!俺も楽しみにしていたぞ! 」
シディはいつもの優しい笑顔でカゲチヨにそう言った。
カゲチヨ「ん、」
カゲチヨ(ん、って何!?まじで何言ってんの俺!はぁ”~、…恥ずかしすぎてフードまで被っちゃったしよ… 、 しかもシディは何気にこう言う事言うし…、)
シディ「そろそろ着くな… 、 どうしたんだ?カゲチヨ、やっぱり体調がわる──」
フードを被ってしまったカゲチヨを見たシディは顔を覗き込んだがカゲチヨの頬は言い訳できないほど赤くなっていた。
シディ「 ──い、..のか………?」
カゲチヨ「いや…、俺は…、」
カゲチヨ(いつもならここですぐ言えるのに、言葉が出るのに? なんで言えないんだ…?悪くないって、カゲチヨ、…?? )
なんとかカゲチヨが喋り出そうとしたのに被せるようにシディは
「俺は..「顔が赤いぞカゲチヨ…! 依頼は俺一人でやっておくから戻ってゆっくり休むといい!」
と言い完全にカゲチヨは体調が悪いと思われた。
カゲチヨ「いや…!俺は大丈夫だから!ほら見ろ!こんなにげん…」
言いかけたところで無駄だ、シディの性格は優しい物だったから。
シディ「無理するのは体にも良くないぞ、カゲチヨ。俺のことは心配しなくていいからな!」
カゲチヨ(あー…、ダメだこれ、うん、帰ろう。)
そう諦めるカゲチヨの心臓は鼓動が早かった。
コメント
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こういうの常にやってるのばっかりだけど全然違うまじで好きですこれ