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「理想と現実にうんざり」
愛しあったあと、男性は少し服が乱れているのがとても好きだ。俺の好みって感じ。
一晩中イチャイチャした後にだらけて、色気まんまんの方が最高だ。その彼氏をいじでも起こそうと「起きてー?一時限目間に合わなくなるよ~?」とか言っていやいや言う彼氏を起こしたい。彼も渋々着替え始めて、まだ着替えてる途中で俺にぴたりとくっついて、
翠「帰りたくないなぁ…」
赫「…だめだよ~?」
そんな彼を甘やかしたいけど、彼の成績にかかるのは少し嫌。だから俺も心を鬼にして彼を引き剥がす。彼もまた着替え始めて、少し乱れた服で私の耳元で「行ってきます」と囁いてくれる。こんなの会える時が楽しみすぎるんだ。
服が乱れているのは俺のものって証だ。
だが、現実は
「やべっ、遅刻!」
とか言って服を着替える。俺はそんな彼を見て
赫「俺は起こしたよ…。〇〇が起きなかったのが悪いからね。」
カーテンも開けないから暗いはずの部屋で昨日適当に置いたスマホを探す。そんな彼に俺は萎える。
赫「はぁ…」
何も触らずに彼はビシッと服を着て、「じゃ」と言って部屋を出て行く。これが現実。
赫「別れよ…」