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[今日の体育はサッカーをする。男女別れて準備しなさい]
[[はーい]]
サッカーの準備をしつつ、転校してきた彼らについて考える
別にあの3人が嫌いというわけではないが、1ヶ月後には誰かを選ばなくてはいけない、、、よく観察しなくては、仮にも私の未来の夫となる人なのだから
私の試合が終わった頃男子の方から女子の悲鳴が聞こえてくる
[きゃー、木也くんカッコイイ!]
なんと木也が男子の試合で技を決めたり、沢山の点を入れため女子に囲まれていたのである
[木葉が、、、すごい。出来れば見たかったな、]
試合をしていたこともあり木葉の試合を見れず私は近づくのを躊躇う、、、
花蜜や氷水も何か活躍していたのかもしれないと思い辺りを見渡すと、花蜜は長袖長ズボンで、そもそもサッカーに参加する気がなさそうだった。
しかし、氷水がどこにもいない
[ねぇ、水斗くん知らない?]
近くにいた男子に声をかける
[えっ!大野さんッ?!水斗くんならさっきの試合で怪我したみたいで保健室にいると思うよ、、、]
[そっか、ありがとう!]
氷水が怪我をしたなんて、心配だな、、、
保健室行こうかなと思い歩き出すと後ろから誰かに肩を叩かれた
[ひかりっ、僕の試合見てた?]
[木葉っ、じゃなかった、、、木也くん?ごめん、私も試合してて、見れなかったんだ、、、]
[木也でいいよ、そっか見れなかったのか、、、
じゃあ、次の試合はよく見ててよ!ひかりの為に蹴るからさ]
ドキッ(ºAº///)
[私の為、、、あっ、でも氷水怪我したみたいだから保健室行かなきゃ]
[えっ、そうなのそれは心配だね、]
[もしかしてひかりはお兄ちゃんのこと、、、ボソッ]
[木也何か言った?]
木也の顔が曇ったように見えた
[ううん、なんでもないよ、お兄ちゃんの事お願いね]
[うん、木也も次の試合も頑張って!]
そう言って私は保健室に向かった
木也の顔は曇ったままだったがそれを私が知ることはなかった