今俺は急に出会った何処かの国の幹部二人と一緒に国に向かっている。多分この二人は我々国の人らだな。話し方的に。
今はぐーちゃんに乗って、笛には焔とハクが入っている。俺だけ動物に乗ってるから楽してる。
「着いたで」
我々国ってやっぱ大きいな〜。世界一位ってだけあるな。
「ヒッポグリフとかおるし訓練場に行くか」
確かに部屋に連れてけないしな。特に焔は。
「総統さんが直々にここに来るんですか」
「せやな。あの人危機感持ってへんし」
総統ならもっと危機感を持ってよ(笑)
「おぉ来たか!」
あ、あの人が総統さんかな?雰囲気的にぽいな
「この人が総統やで」
「よく来たな。俺は我々国総統の「グルッペン・フューラー」だゾ」
「は、はい」
そういえば俺を連れてきたパーカーの人とサッカー選手の服の人の名前は知らないな。ま、会ってすぐ自分の名前言うわけがないか。…総統以外
「ほら、二人も名前だ!」
「へーへー。俺は「ゾム」や!宜しくな」
「俺は「コネシマ」や」
個性的な名前の人ばっか。あ、俺もだわ()
「君の名前は何だゾ?」
「あ、僕の名前は「ぴくとはうす」です」
知ってた?俺の名前。言うの忘れてたんだよね〜。何で名前に「はうす」ってついてるかは俺も分かんない。でも皆に呼ばれてるのはぴくとだね。
「自分の名前にはうすってつける人初めて見たかもしれんわ」
そうゾムさんは言う。さっき俺は個性的な名前の人って言ってたけど俺が一番個性的な名前だと思う。
「それで、そこにいるヒッポグリフの名前は?」
本題はそこだもんな。
「この子は「ぐーちゃん」です。それから笛の中にいるのはファイアドラゴンの「焔」とアルパインドラゴンの「ハク」です」
「ほう?その焔とハクを見せてくれないか?」
まさかの焔とハクも見せる感じ?特に嫌ってわけではないけど。
ピロロロロロロ♪(これは笛の音です)
「こっちが焔でこっちがハクです」
「ファイアドラゴンって感じの色してんな!」
ファイアドラゴンって感じの色って何。
「ハクはその名の通り白色で綺麗やなぁ」
「緑色もいたんですけど、先に懐かせたのはこの子なのでハクです」
「他にもいるのか?」
他…沢山いますけど?
「えっと…もう一匹ヒッポグリフともう何匹かファイアドラゴン、二匹程度アイスドラゴン、二匹程度のコカトリス、一匹程度の(オーバーワールド)ドレイク、一匹程度のライトニングドラゴンですね」
「めっちゃおるな!」
そうかな。ま、ファイアドラゴンはかなりいるよね。自然湧きが多いし
「名前あるのか?」
「全員つけましたよ」
そこまで聞く!?別にいいけどさ?(名前のシーンは飛ばしマウス)
「ぴくとさんは何か得意武器とかあるん?」
今度は俺!?ペット達の事聞き終わったんだからもういいじゃん!(笑)
「得意武器?」
「ほら、折角なら幹部とか、仲間になって欲しいやん」
「確かにそうだな」
俺の…得意武器か。俺さ、さっきも言ったけどペット達に戦闘任せっきりだから…仲間にするのも何回か殺された事あるし、ファイアドラゴンとかも退治するのに弓矢でチクチク痛めつけてるし。ビビりなんだよ。
「うーん…気分によって変わるかな。弓矢とかさ、時間とかによって当たりやすい時と当たらない時あるし」
俺って基本的に焔とかに炎吐いてもらってるよね
「ならば遠距離と近距離のどっちが楽にできる?」
「どっちかって言うと遠距離ですかね。焔とかにも戦ってもらってますし」
「その焔って何の攻撃してんの?」
「焔達ファイアドラゴンはファイアブレスですね」
「え、強!」
確かに炎吐くのは強い。
「炎を纏った剣もありますね。他にも氷を纏った剣、雷を纏った剣もあります」
「へ〜それ強そう」
「炎は強いですよ。氷は叩いたら固まるんですが(何故か)動いてましたし雷は叩いたら雷が降ってくるんですが自分にも攻撃食らうので封印しました」
「封印…めっさ危険やん(笑)」
そうなんだよ。何で自分にも食らうしって感じ。
炎は燃やせるしそれにプラスして自分も攻撃できるしかなり強いんだよ。それが短距離の唯一の攻撃方法かな。
「ぴくとさんは強いな!是非幹部になって欲しいんだが!」
「え?」
俺が強い?んなわけ。ドラゴン達を退治するのにも叫びながらやってたし、虫達の世界(虫クラ)でも最初はぐーちゃんに助けて貰ってたし。ぐーちゃんの方が強いし。
ん〜でも、幹部にならないっていう理由ないしな。取り敢えずお試しって事で入ってみようかな。
「…いいですよ。お試しって形でいいのなら入ります」
「おお!それは嬉しいゾ!お試しでも構わない。合わないと思ったら幹部から抜けてもいい。」
それならよかった…
かも?
コメント
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面白かったです! 次のお話を楽しみにしています。