テラーノベル
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遅くなりすみません💦
続きですっ
それではいってらっしゃい
不破side
今の状況を理解するのに時間がかかった。
不破「………….え?」
ガラッ!!!!
不破「明那!!!!!」
渡会「不破、さん…..」
不破「ヒバ、明那は….. 」
渡会「…..それが….」
不破「記憶、障害….?」
「はい、三枝さんは階段を踏み外した時に強く頭を打ち、その際に脳に大きな損傷が生じました。その為、同じ事を何度も聞いたり、行っていた場所が思い出せなかったり、 “最近の出来事を忘れてしまったり”、などの症状が出てきます。」
不破「あ……..」
「今の三枝さんは、覚えること、記憶を貯蔵すること、思い出すこと、この3つの過程が正しくできない状況となっています。」
不破「そ、れは、治るんですか…..?」
「………わかりません。ですが、現在の三枝さんの状況では、治すことは難しいと思われます。最悪の場合、ずっとこのままという可能性も….」
不破「……..ッ、分かりました。お話して頂きありがとうございました。」
ガラッ
渡会「….話、聞けました?」
不破「….うん」
渡会「あ、あの…不破さ、」
不破「….ごめん、ヒバ。今は、1人にしてくれないかな」
渡会「….分かりました、明那さんを、お願いします。」
ガラガラ
明那が….記憶障害だなんて…
医者が、最悪このままかもって、言ってたな
不破「…….うっ、グスッひぐッ、…..」
不破「ごめん、ごめん、明那….!」
あの時、そばにいてあげられなくてごめん
勝手に、「会わない」なんて思ったりして、ごめん
明那、明那….
明那はきっと、俺に会いに行こうとしてくれたんだ
その途中で、階段を踏み外して…..ッ
痛みに耐えながら、頑張って俺に会いに行こうとしてくれたんだね….
あぁ、俺、なんて最低な恋人なんだろう。
大事な恋人1人守れなくて、何が彼氏だ。
明那「ん……」
そのとき、お姫様が目覚めるように日を浴びながらゆっくりと目を開ける天使がいた。
不破「あ、明那……」
俺はその瞬間明那を抱きしめた
不破「明那!よかった、起きてくれて….!」
明那「…….ごめんなさい、どちら様ですか?」
おかえりなさい!
なんか自分まで悲しくなってきた🥲
最近語彙力高くなってて嬉しーいわ
次もまた見てください!
コメント
2件
最後の場面で近所迷惑にならない程度にリアルに発狂した(?)