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チョコの犯人 第3話
「うーん、ショコラ達に応援を頼んだ方がいいかなぁ…」
私は自分が昼間書いたメモを見ながら頭を抱え込んだ。私の名前はアメール・アルカラム。殺し屋を生業としている。
「…そうだね。姉さんに連絡入れてみようか。」
「わっ、カカオ。私から入れておくよ!明日仕事でしょ、?寝てなよ。」
「いや、早くチョコレートを食べたいからね。作戦を進めたいんだ。」
「それは、分かるけど……。」
私は何を言えばいいのか分からなくなった。考え込んだ結果、
「私が考えておくから寝ててよ!カカオは忙しいんだし、チョコのことは私も同じなの。」
と、伝えた。するとカカオは無言で部屋を出て行った。私はそれを確認してから、ショコラへ電話をかけた。割とすぐに対応した。
『あらアメール。要件は分かってるわよ。どんな情報が欲しいの?』
「…ごめん、ひとつの情報じゃなくてさ…。全面協力して欲しいの、依頼料は沢山払うからお願い!」
『はあ、めんどくさい妹ね。仕方ないわね。いいわよ。その変わり、依頼料はキチンと支払ってもらうからね』
「!やったあ!!ありがとう!」
私は安堵し、電話を切ってすぐ眠りについた。
次の日
「アメール、任務をこなして来たよ。」
「う、う”ぅんおつかれ、さま」
情けないことに私は熱を出していた。理由は分からないけど、体がすごくだるくてずっと寝たきりだった。