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チョコの犯人 第4話
あ〜しんどい。チョコもないし熱あるしチョコもないし…!皆さんこんにちは。私の名前はアメール・アルカラム。今、世界からチョコレートが消えてしまっていて、それを取り返すために奮闘中です!
「って言ってもねぇ…」
「何か言ったかい?」
カカオが私の方を振り返る。
「いや、どうしようかと思ってさ。取り敢えず体調悪いことはリックかエイミーにでも伝えとかないと…。グレイスこの前来てくれなかったし、手伝ってくれるか、分かんないからさー」
と力無くいい、咳き込む。
「ゴッホゴッホ、う”ぅ、」
気持ち悪い。今にも吐きそうだ。
「ちょっと、大丈夫かい?」
「むりぃ〜、これ多分インフルだよ〜、ごめんね、明後日には動くから」
私はアルカラム一族の血を引き継いでいないけれど他の姉兄より努力を重ねて、みんなより少し弱いくらいには抗体ができている。アルカラムは生まれつきな抗体に更に手を尽くして強靭な抗体を手に入れてるけれど私には生まれつきの抗体なんてないから少しづつ手を加えてくれたおかげだ。
『アメール、熱は下がったかい?』
と、お父さんの声。きっとお父さんが来てくれたんだ。
「お父〜さん、!熱下がらなくてさ多分インフルなの。カカオ達に移らなきゃいいんだけどさ、。」
「ちょっと、誰と話しているんだい?父さんは今ガーナと任務に行っているだろう?」
「えっ、」
「機能説明してたじゃないか、父さんが。今回ガーナがやる相手は結構強い組織で人数も多いからガーナだけじゃ心配だって。爆弾も効かないだろうし賢明な判断だよ。」
「今、お父さんの声が…。まさか、幻覚?!怖い怖い!!」
〜犯人視点〜
「やっと…やっと”アメール・アルカラム”を追い詰めた…。後は、”カカオ・アルカラム”…お前だけだ…。絶対に…絶対に殺す!」