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うんぴーずの百合曲パロ。
セラ視点
好きな子がいるわおちゃんの恋愛に気づかないほど馬鹿じゃないし…
時効ハズレの恋幕がもたらす、季節外れの熱中症。そう思いたい…
あぁ、わおちゃんの髪の毛の甘い匂いが好きで、
あぁもう、とっくに手遅れだ。もう、心臓がドックンドックン言ってるよ…
可愛いわおちゃんが気に入らない。
わお「ピンちゃん‼」
ピン「どうしたの！？」
悩める睫毛と恋するわおちゃんの瞳を私は見逃さない。絶対に、
セラ「友達なんかになりたくない…ﾎﾞｿｯ」
どうして、好きになったの？
それなのに、どうしてこんなに鬱陶しいのかな…
青春を謳歌してるわおちゃんが気に入らない…
私の中の叶うはずのない恋を打ち明けるほど馬鹿じゃないから…
わお「ピンちゃんって好きな人いるー？」
ピン「えーｗいないよーｗ」
わお「嘘だーｗ」
セラ「………」
そのすました眉毛が動くところは見てみたいけど…
あぁ、この好きが伝わってしまいそうで、その、きれいな指に触れることもまだ億劫なんだよなぁ…
わおちゃんと私に付き合うことはない
わおちゃんの恋する瞳が好きなんだ…
私の思いは救われない。
わお「セラちゃんも、遊ぼ！」
セラ「…、うん…」
友達なんかになりたくないのになあ…
あぁその唇に二度と忘れられない降参を、！
やっぱり…！
可愛いわおちゃんが気に入らない。
悩める睫毛と
わお「ピンちゃん！大好き！」
ピン「俺のほうが100倍好き！」
わお「え…///」
セラ「……………..」
恋する乙女の瞳を私は見逃さない
友達なんかになりたくない。
可愛いわおちゃんが気に入らない。どうにも気に入らない。
どうしてわおちゃんが好きでどうしてわおちゃんが憎らしいの？
セラ「わおちゃん、！」
わお「どうしたの？」
セラ「あのね…っ…ピンちゃんのこと好きなんでしょ？私っ…私応援するから‼」
わお「うんありがと‼」
可愛いわおちゃんの恋よ、もういっそのこと叶って欲しい。
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