こんばんわ、あめです。
ちょっと前から書いてみたかったのを書いてみる。
⚠注意書き
BL
Rあり
首絞め表現あり(kn→shkに首絞め)
同棲設定
今回、ちょっと暴力的な要素入ります(DVみたいな)。苦手な人はご自衛ください。
では、大丈夫な方本編どうぞ。
〜shk視点
手に持っていたカップをテーブルに置き、窓の外を眺める。
外はもうすでに真っ暗で、曇り空には星1つ見えない。
なんだか嫌な夜だった。
空気が重たい。息苦しい。
彼の帰りが遅いのも、俺の心を追い詰めた。
嫌な予感がする。
今のうちに、部屋で寝たふりでもしていようか。
それも案外悪くないのではと思い、席を立った、そのときだった。
玄関の方からガチャリ、と扉を開ける音がした。
途端に、室内に緊張感が流れる。
彼が帰ってきた。
部屋の時計は、深夜の12時ちょうどを指している。
遅すぎる。絶対に何かあった。
恐怖で身がすくむ。ぎゅっと拳を握りしめて、
玄関に続く戸を睨んだ。
次の瞬間。
扉が開いて、彼が中に入ってきた。
shk「おかえり…、きんとき。」
俺は、彼…きんときに声をかけた。
心なしか、声がかすれたような気がした。
kn「ただいま、シャケ。」
きんときは、床にどさりと鞄を投げると、
こちらへ向かって歩いてきた。
その目は、獲物を追う捕食者のようで。
俺は思わず、一歩後退りした。
kn「…シャークん、ちょっといい?」
がしっと腕をつかまれ、強く引かれる。
俺はただただ頷き、付いて行くことしかできなかった。
きんときの部屋に着くなり、俺はベッドに押し倒された。
shk「ッ……きんとき、?」
kn「…シャケは、俺のこと好き?」
shk「…そんなの、好きに決まってる。」
これは本心。
俺は、心の底から彼のことを愛している。
でも、時々彼を恐ろしく思ってしまうときがある。
今日も、きっとそんな日になるだろう。
kn「ほんとに?」
shk「本当だよ…なんで?」
kn「じゃあ、いい…よね…?」
そう言うなり、彼はいきなり、俺の首に手を回してきた。
shk「ッ!!、や、きんときッ、やめ…っ」
何をされるか理解した途端、体が自然と防衛行動を取る。
首にかけられたきんときの手を引き剥がそうと、俺はきんときの手を掴んで力を込めた。
だが、それよりも先に、きんときは俺の首を絞め始めていた。
shk「あッ、が…!んぅ゙ッう…」
shk「きッとき…んぐッ、やめッ…」
彼のすらりと長い指は俺の首を一周して、呼吸と血の流れを止める。
苦しさと、わずかな痛みに、瞳に涙が溜まっていく。
shk「ひゅ゙ッ、ゔッ…ぁ゙、な、んで…?」
kn「シャケは、俺のこと好きなんでしょ?じゃあ、こんなことしても許してくれるよね…?」
kn「俺のこと、見捨てないよね?ずっと好きでいてくれるよね?」
言葉に圧がかかり、それに応じるように手に込められる力も徐々に強まっていく。
shk「ん゙ッ、ぐ…ひゅッぅ、も、や゙め…ぁ゙ぅ、、」
思うように息が吸えず、言葉にならない声をあげて、彼にやめるよう訴える。
それでも、彼は力を弱めてくれない。
shk「く、る゙しッ…ゔぁ゙…ッ」
段々視界が狭まってきて、意識が朦朧としてくる。
涙が頬を濡らして、ベッドに染みていく。
俺が意識を手放しかけた、その時。
kn「……」
きんときの手に込められた力が、ゆっくりと弱まっていった。
shk「ひゅうッッ、げほッ、ごほッごほッ…ッぁ゙…はぁッ、はぁ…ッ…はぁ…」
俺は大きく息を吸い込んだ。
肺に酸素を送り込むため、必死に口を開く。
涙で霞む視界の中、俺は彼を見上げた。
きんときは、頬を赤らめ、少し高揚した表情でこちらを見下ろしていた。
本能が察知していた。
この人は危険だ。
それでも、俺はきんときのことが好きなのだ。
kn「シャケ…苦しかった?痛かった?怖かった?…はぁ、苦しんでる顔もほんとに可愛いね…。大好きだよ…♡」
きんときの手が、俺の服にかかる。
そして、そのままゆっくりと服を脱がされていく。
俺はまだ頭がクラクラしていて、されるがままだった。
kn「慣らさなくってもいっか…」
小さく呟くのが聞こえた。
shk「ぃ、や…痛いのはッやだ…」
必死に訴えても、きっと意味はないのだろう。
俺はもうなすすべもなかった。
肌と肌がぶつかり合うたび、いやらしい水音が暗い室内に響いた。
彼のモノが俺の奥に届くたび、体がびくびくと痙攣して、目の前に小さく火花が散る。
俺の腕は上の方で彼のベルトで縛られていて、完全に身動きが取れない。
shk「あ゙ッ、あ゙ぁッ!お、ぐッやぁ゙ッッ!♡」
kn「可愛い…もっと鳴いて…?♡」
shk「ん゙ッ、あ゙ぅ゙ッッ♡♡はげしッ、とま゙ってぇ゙!♡」
ぽろぽろと涙を流しても、彼の興奮材料になるだけで全くの無意味。
おまけに、きんときは定期的に俺の首を絞めてくる。
するりと長い指が巻きついてきて、そのたびに背中をぞわりとしたものが伝う。
きんときの手に、力がこもっていく。
この瞬間が、俺は1番怖い。
shk「あ゙ッ、ぁ゙ぁッ…やだッ…が、ひゅッ…」
kn「可愛い、可愛い…♡好きだよ、シャケ。大好き、♡」
shk「こ、わぁ゙…ッんぐッぅ゙…!ぐる゙しッ…ぅ゙ぅ゙ッ…」
その時。突然、体全体に電気が流れたような感覚が走った。
直後。全身がびくんと大きく震えた。
視界がチカチカと激しく点滅して、意識が飛びそうになる。
shk「んあ゙ぁ゙ッッッ?!?!♡♡♡」
何が起こったのか理解できないまま、開いた口から嬌声がこぼれる。
思わず大きな声を出しすぎて、途端に呼吸が苦しくなる。
そして彼は、俺の首を絞めたまま、腰を動かし始めた。
shk「ん゙ぁ゙ッ?!♡な、え゙ッんぐッ♡とま゙ッでぇ゙♡♡」
先ほどまでより、圧倒的に息があがりやすく、すぐに呼吸が苦しくなってきて、心拍数があがった。
“死ぬかもしれない”
本気でそう思った。
shk「ぁ゙あ゙ッッ!きッ、ときッも゙ぅ…ッしんぢゃぅ゙ッ!♡」
kn「大丈夫、まだいけるよね?」
きんときは妖艶な笑みを浮かべ、手の力をさらに強めた。
それと同時に、彼のモノが俺の奥を勢いよく突く。
shk「かひゅッッ、むり゙ぃ゙ッ、イ゙ぐッッッッ♡♡」
俺は体を大きく震わせて、絶頂した。
それと同時に、視界が一気に暗くなっていき、
俺は意識を手放した。
shk「ん…?」
次に目が覚めた時は、午前11時ごろだった。
朝とも昼とも言い切れない微妙な時間。
痛む体をゆっくり起こすと、隣から小さく唸り声が聞こえた。
shk「きんとき…?」
kn「あ、れ…?シャケ起きたの…?」
shk「うん、おはよ。」
そう言って、恐る恐る頭を撫でる。
機嫌は直っているだろうか。
昨日の夜のように、心が乱れていたりは
しないだろうか。
びくびくしていると、不意にきんときに抱きしめられた。
shk「…え、?」
kn「シャケぇッ、ごめんッ!」
shk「な、に…?」
驚きと困惑で頭が回らなくなる。
戸惑いながらも優しく背中をさすると、
きんときは泣きながら俺の頭を撫でてくれた。
今まで、首を絞められた後にこんなに泣かれたことはなかった。
少し罰が悪そうに「ごめん」と謝られることはあっても、こんなに取り乱すことはない。
よっぽど精神にきていたのだろうか。
shk「きんとき、大丈夫?」
kn「シャケ、ほんとにごめんっ…。いっつもごめんね…。」
kn「苦しかったよね…痛かったよね…。こんな彼氏でごめんね…。」
きんときの手が、俺の首に触れる。
でも、昨日の夜とは違って、優しい触れ方だった。
まるで、割れ物を扱うみたいな、丁寧で優しい手つき。
kn「こんな跡つくまで……ごめん、ほんとに…。」
きんときになぞられた場所が、わずかに痛む。
きっと、ひどい痣になっているのだろう。
shk「大丈夫、だよ。俺は平気だから。きんときこそ大丈夫?つらいことあったの…?」
kn「ううん、大丈夫。平気だよ。ありがとね、シャケ。」
そう言って、きんときは俺のことをもう一度強く抱きしめた。
kn「シャケ…大好きだよ。本当に、心から愛してる。嘘なんかじゃないからね…。ひどいことしても、それはシャケのこと大好きな証なんだ。ごめんね、許して……。」
ぐったりとうなだれて、涙を流しながら言うきんときに、俺は優しく「うん」と頷いて、彼を強く抱きしめ返した。
きんときのことは大好き。
とっても優しいから。
俺のこと1番に愛してくれるから。
でも俺は、余裕がなくなって
俺のことぐちゃぐちゃにしてくれるきんときが、
1番好き。
終わりです。
書いてみたかったんだ、こういうの。
なんか、ダークな雰囲気のやつは
効果音とかつけない方が合うかなと思い、
今回は効果音つけてません。
読みづらかったらごめんなさい。
あと、全く別のお話。
フォロワー様100人突破しました!!
皆さん本当にありがとうございます。
ハートやコメント、フォローをしてくださるおかげで、モチベがとてもあがります!
書いてて楽しいなって思うし、書いてて良かったってなる。
本当にありがとうございます。
これからもっと素敵な小説が書けるように日々努力するので、今後ともよろしくお願いします!
では、また次のお話で!おつあめー
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