テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
らむね
311
「…あ〜、、好きだなぁ、」
ベットで1人、うつ伏せになって言う。俺、中原中也は実は好きな人がいる。それは…太宰治。元相棒で男だ。今ふと布団で太宰の写真を眺めていたら、そんな言葉が口から漏れていた。
「彼奴、声が特にいいんだよな…」
俺を揶揄う時の声も好きだが、真剣で、集中しているときの低音ボイスはゾクッとする。
「…彼奴に似てる声とかないかな、」
無駄に溜まってる性欲をなくすために、適当な動画を探してみる。イヤホンをつけ、ベットでゴロゴロしながら探している時、本当に太宰の声に似た人の動画を見つけてしまった。しかも、自慰行為をする時用のもの。
「ッッ…やるか、」
1人布団に顔をうずくめ、陰部に触れる。
「ッ、」
イヤホンから聞こえる、太宰みたいな甘ったるい声に体は震える。
「もう君のはそんなになってるんだね?」
「ぅあッ、!言うなぁ、」
「仕方の無い犬には躾をしないとね、?♡」
「ッん、」
「もうイきそうなの〜?まだだめだよッ?」
「んぇえ、ッ、イカせてぇ、!!」
「イキたいならおねだりしないと♡」
「ッん、!イカせてくらさいッご主人様ぁ、!」
「ん〜しょーがないなっ、イけッ、!」
「ああ゛〜ッ、!イッちゃうッイくッッ、!」
その達した瞬間だった。
ガチャ、
「やっほ〜中也ー!遊びに来たよ〜っ!」
コメント
1件
っと、これは思わぬところでまさかの展開ですね…。中也の心情描写が生々しくて、声に惹かれる感覚とか「好きだなぁ」の呟きにじわじわ共感しました。で、あのタイミングで本物の太宰が来るところで終わるとは。続きがすごく気になります…!