テラーノベル
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サノスの自傷
⚠嘔吐表現有り⚠
キャラ崩壊しすぎ
記憶障害設定
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230「お゙ぇ゙……」
おえ…吐きそうだ…
夜は吐きそうになるのが俺の当たり前。
なんなんだ。病院に行っても原因不明。
ある時、俺は気づいた。
この吐き気の治し方
230「今日もか…」
230「アレ、するか」
カチャ
ヂュ(切る)
230「ふぅ……」
毎晩これを繰り返す。
俺がしてるのは、そう。リストカットだ。
これをすると気分も落ち着くし、吐き気もなくなってHappyになれる。
これと薬を合わせると凄く気持ちがいい。
ふわふわして頭の中心が熱くて火傷しそうになる。
お腹をさすられている気分になっちゃったり。
230「……こんなに傷があったらもっと傷つけてもいいよね。気づかれない気づかれない。」
実は事務所から自傷行為を禁止されている。
……禁止されているにも関わらず、俺は毎晩傷つける。
事務所仲間「はぁ…スボン、まさかまた傷つけた?」
230「ん?つけてないぞ?」(動揺
事務所仲間「嘘でしょ?ここの傷、まだちょっと血出てるよ」
事務所仲間「朝方したでしょ? 」
230「んー!したけど!これくらいいいだろ!」
事務所仲間「これ以外にもあるよね」
事務所仲間「ちょっとトイレ来て」
あー…バレちゃったよ…
こんな傷あるんだから気づかれないと思ったのに…
〜トイレ〜
事務所仲間「ちょっとズボン脱がせるね」
230「…うん…」
ガバッ
事務所仲間「はぁ…太腿、酷くなってるよ?」
事務所仲間「前までここまでだったのに…」
230「うん…」
事務所仲間「……ねぇ、事務所からの言うことは聞きなよ」
230「ん…」
230「ごめんッなさい……」
230「ごめんッなッ(泣)」
事務所仲間「はぁ。なんでスボンが泣くかな…」
230「ん……(泣)」
ガチャ
ダッ(逃亡)
事務所仲間「あ!待って!」
俺はこの時、もう死のうと思ったんだ。
だから屋上に走った。
飛び降りる為に。
230「はぁ、はぁ、」
〜屋上〜
230「ん…(泣)」
事務所仲間「ねぇ!スボン!」
事務所仲間「待って!」
ダッ
〜8ヶ月後〜
死ねなかった。
また未遂だ。
いつもいつもいつもいつもいつも。
死ねない。
リスカをしてしまうならいっそ…
230「おぇ…ゴポッゲボッ」
俺はあれから吐けるようになった。
前までは吐く勇気がなかったのかもしれない。
やり方は2つ。
指を喉奥に突っ込む。
ゴポって音がしたらあとはスムーズに吐くだけ。
これだけで吐けることを知った。
おかげでスッキリする。
少し状態は軽くなった。のかな…
230「あれ?なんでだろう…」
吐けなくなった。
また気持ち悪いのが続くのだ。
また切る羽目になった
ヂュヂュ(切る)
230「ぁ゙…ふぅ…」
久しぶりの自傷に少し戸惑ったことがあった。
血が止まらない
なんで?いつもならすぐ止まるはずだった。
久しぶりすぎて思い出せない。どうやって止血してたっけ?
とにかくタオルを当ててみた
タオルはすぐに血で真っ赤になった
少しクラクラしてきた。
出血が多すぎる
俺はそのまま気を失った。
230「………ん?」
アレ、俺、どうしたんだっけ…
切ったあと、、、あぁそうだ。出血が酷かったんだっけ?
重い腰をあげ立ち上がった。
そこには血の海が…
230「あぁもう。掃除大変だな」
雑巾を濡らし、少しずつ拭いていった。
案外、血はすぐ取れた。しかし、血の跡が少し残っている。
大家にバレたら大変だ。
そう思った。
ピンポーン
俺が血の跡を拭いていたらインターホンが鳴った。
230「はぁ。誰だ?」
ガチャッと扉を開けた。
124「ヒョン…お久しぶりです」
230「あ、あぁ…ナムギュ」
ナムギュだった。俺はびっくりした。
なぜならナムギュには俺の住所を言ったことがなかったからだ。
230「なんでここがわかったんだ?」
124「ヒョンの事務所の人に言って聞いてきたんですよ。」
怖い。そう思った。
こいつは俺の事が確か嫌いだったはず
なんでだ?
230「まぁとりあえずあがれよ」
俺はナムギュを家に入れた。外は雨だったからナムギュはびしょ濡れだった。だからタオルを渡した。
124「ありがとうございます。」
お礼を言ったあと、会話はあまりしなかった。
血の跡のことも…あまり話さなかった。
ナムギュはきっと察してくれたんだろう。
俺が自傷をめっちゃしてること。
その時、ナムギュが口を開いた。
124「ヒョン」
230「なんだ?」
124「あのゲームのあと、どうしました?」
230「ゲーム?」
俺は記憶障害を持っていた。
そのゲームのショックで突然発症したのだ。
124「あぁ、ヒョンは記憶障害でしたね。 」
124「俺たち、殺し合いのゲームしてたんすよ。」
意味がわからない。え?殺し合い?何を言ってるのかさっぱりわからなかった。
124「もうこんな話ししてても無駄ですね」
124「バイバイ。ヒョン」
俺は突然全身に電流が流れるような…体が熱くなった。
痛かった。
腹に包丁を刺された。
突然の出来事でびっくりした。
俺は悟った。
(あぁ、俺はもう死ぬんだな。)
その後、俺は目を閉じた。
コメント
2件
新しい扉が開いた気がする