続き
前回まで ♡ 5,000 ⤴︎︎ なんですが…😭💕
※ クラスメイト → ク
※ 先生 → 先
地雷様 等 🔙
🤪side
🍣 『 じゃあまろ…またね。 』
🍣 『 今日一緒に帰れなくて、ごめんねほんとに。 』
🤪 『 うん…、 』 ニコッ
家から学校までは徒歩10分くらいと、はやい。
だからすぐに着いちゃって、もう教室の目の前だ。
行きたくない…、やだ。
でも、ないにぃが隣のクラスにいるから早く教室に行かないとなんとなくヤバそうな予感がして…。
ガラガラ
ドアを開けた。
🤪 『 おは… 』
ガチャッ…ガタッ
開けたら、女子達にすぐに閉められちゃって挟まれた。
🤪 『 っ、 』
いたい。
ク 『 あれれ ~ ? 』
ク 『 いふくんいたんだ ~ …ごめ ~ ん、全く気が付かなかった ~ w 』
🤪 『 …大丈夫だよ、ッ 』 ニコッ
ク 『 チッ… 』
ク 『 www…! 』
クラスメイト全員が、まろの方を見てくる。
皆が皆、嘲笑っている。
みんな、てき。
まろのみかた、いない。
先生も、てき。
でもこんなの、前まで家での日常茶飯事だったし。
ていうか、前からずっとこうだし…。
…家族は…てきなのかな、?
大丈夫。
だいじょぉぶ。
ク 『 なぁ、おいw 』
🤪 『 へ…ぁ、なに? 』
ク 『 笑ってねぇで、なんか黒板とか掃除したら ~ w? 』
男子がそういい、まろの頭をチョークの粉でいっぱいにした。
🤪 『 …ひ…ッ、 』 ビクッ
ク 『 おもしれぇw、お前の頭真っ白やんw 』
ク 『 あw、中身も真っ白だけどね? 』
🤪 『 ~ ッッ、 』
まろの頭が真っ白なのは分かってるし。
それよりも、せっかく…ないにぃが朝から丁寧にまろの頭を洗ってくれたのに。
綺麗にしてくれたのに…っ、
ク 『 あ ~ 、でもこれじゃあ授業受けられなさそうでちゅもんね ~ ww 』
ク 『 汚れ落としてあげまちゅね ~ ?ww 』
ばしゃんッ…という音がクラス中に響き渡った。
冬だというのにも関わらず、頭から氷水をかけてきた。
🤪 『 …っ、 』 ブルッ
とても寒かった。
ク 『 これも、全部よろしくなw! 』
30人くらいが見ている教室で。
誰も助けてくれる人なんて、いなかった。
🤪 『 はい…、 』
雑巾を持って、床を拭いた。
まだ氷が解けてなくて、とても冷たかった。
🤪 『 ~ ッ… 』
でも、火傷は治るかもしてないな…、とは思った。
ク 『 おいおい、おっせぇなぁw 』 ドカッ
🤪 『 …すみませ、ッ 』
早く、はやくしなきゃ。
ク 『 お前、蹴りやす ~ w 』
ク 『 ちょっと一発殴らせろよ 』
🤪 『 へ…ッ、 』
思いもしなかった言葉にびっくりする。
そう考える時間すらなくて。
ク 『 おりゃッぁあっ!! 』 バンッッ
🤪 『 ぅ”…ぃ” ~ ッ… 』 ポロッ
ク 『 うわっ…コイツ泣いてんぞ ~ w 』
ク 『 根性無さすぎだろ…w 』
朝ないにぃがくれた卵焼き、吐いちゃいそうだよ…っ
🤪 『 げほッ”…ごほ”ッッ…はぁッ…はぁ”っ 』
大丈夫。
大丈夫だから。
ク 『 wwww 』
🤪 『 …、ッッ 』
まだ、髪から落ちる水滴を無視して。
掃除をした。
手の指先はもう真っ赤で、何も感じなかった。
先 『 じゃあこの問題は ーー 、 』
🤪 『 …ッッ”、 』 ブルブルッ
授業中。
寒すぎて、震えも中々止まってくれなくて。
授業の内容が全然頭に入らなかった。
先 『 いふ!! 』
🤪 『 …ひ”ッ…は、はいっ…! 』
突然先生に呼ばれる。
先 『 早くこの問題の答えと解説をしろ。 』
先 『 お前くらいの頭なら、解けるよな? 』
文章の計算問題だった。
…あれ?
この問題…、小学校5年生では習わないやつ?
🤪 『 6年生の問題、ですか…? 』
先 『 当たり前だ、さっさと解け。 』
🤪 『 …っ、ぁ…はい、ッ 』
なんで…。
まろ、5年生なのに?
🤪 『 えっと…この文章では ーー 』
🤪 『 だから ーーーー になります…、 』
先 『 まぁ、いふはできて当然だな。 』
当然…なんだ、
🤪 『 …ッッ、 』 ブルッ
鉛筆を持つのさえ、難しい…。
ク 『 www 』 ボソッ
くすくすと、笑い声が聞こえるなぁ…。
また、悪口でも言われてるのかなぁ?
🤪 『 っ…、 』
なんて、言われてるんだろう…?
早く、帰りたいなぁ…。
もう、こんなところ飽き飽きだよ、
今日はないにぃとも一緒に帰れないし。
ほんとに、最悪だな。
嫌がらせは、朝のことだけでは無かった。
🤪 『 へ…ッ、!? 』
読書をする本が破られて捨てられてあったり。
ク 『 お前、もっと食えよ ~ っ!w 』
🤪 『 んぐ”ッ…ぅ”ッ… 』 ゴクッ
給食を無理矢理口の中に入れられたり。
🤪 『 ひ”っ…ぅ”ッ…おぇ”っ… 』 ポロッ
おかけでお昼休みは全部トイレで引きこもり。
給食の、ほぼ大半を吐き出した。
先 『 はい、じゃあさようなら。 』 ニコッ
全員 『 さようなら ~ !! 』
やっと、帰る時間にまでなった。
🍣 『 まろぉぉぉ!!! 』 ( クソデカボイス
ク 『 きゃッ…ないこくん…っ! 』
女子全員が、ないにぃのところに駆け寄る。
まろとは違って、ないにぃは皆から好かれる人気者。
でも、まろはそんなの気にしない。
🤪 『 ないこ、…なに、? 』
ないにぃのところに駆け寄って、話を聞くの。
🍣 『 いや ~ …今日休み時間行けんくてごめんね、? 』
🍣 『 ガチで悪気はないのっ! 』
🍣 『 最低だよね…っ、 』
そんなこと、思ったこともないよ?
ないにぃに関しては。
🤪 『 ん ~ ん、別にまろッ、大丈夫だったよ? 』
大丈夫じゃない。
🤪 『 ないこ、今から友達と塾の体験でしょ? 』
助けて欲しい。
🤪 『 行ってきた方が、いいんじゃない? 』 ニコッ
くるしいよ、
🍣 『 …そ、そうだね。 』
🍣 『 じゃあね、! 』 ニコッ
ないにぃに笑顔で手を振る。
もちろん、ないにぃも見えるところまで手を振ってくれた。
🤪 『 …ふぅ、ッッ 』
帰ろう、と下駄箱に向かう。
🤪 『 …っ、ぇッ!?? 』
靴はあった、が画鋲だらけだった。
ク 『 あれ? 』
ク 『 どうしたんだよ、早く履けよ ~ 』 ググッ
無理矢理履かされる。
🤪 『 ひ”っ…ちょ”ッ…ゃ”ッ 』 グサッ
🤪 『 ~ ッッ、 』 ポロッ
痛みが全身を襲った。
ク 『 ははっww、じゃあな ~ w 』
早く、帰んなきゃ…。
血で汚れるのは選択が大変になっちゃうから、脱いで帰ろう。
🤪 『 …はぁ”ッ…ふ”っ…ぅ、 』 ポロッ
痛みをこらえながら帰る、というのはしんどい以上にキツかった。
いつもなら、徒歩10分足らずで帰れるのに、もう20分くらい歩いている気がする。
ようやく見えた家に、嬉しく思う。
🤪 『 ひ”ッ…はぁ…っ 』 ブルッ
まだ、寒い。
ずっと、痛い。
🤪 『 …っ、ぁれ、ッ? 』
鍵…閉まってる、?
ピンポーン
…誰かいるかな、?
🤪 『 …っ、 』 ポロッ
お願い、誰でもいいから開けてください。
…ガチャッ
🐤 『 …え、? 』
🤪 『 …っ、ぁ…りうにぃ、ッ…ごめっ… 』 ポロッ
りうにぃ、まろのこと嫌いだから早く中に入ってあげよう。
🐤 『 ちょ…ッ、ないくんは? 』
🤪 『 …お友達と、ッ…塾の体験行くんだってぇ”ッ。 』 ポロッ
もう、限界だよ。
立ってることさえ、始めから限界だったよ。
🐤 『 …あそ、 』
🤪 『 …っ、 』 フラッ
🤪 『 ひぁ”ッ…、 』 ポロッ
体がふらふらする。
りうにぃの前は、だめ。
🤪 『 …ぅ”…ッ、 』
倒れちゃ…ダメなのに、体が言うことを聞いてくれなくて。
…ダメだ、意識まで飛びそう…。
こんな、おにいちゃんでごめんなさい。
りうにぃ、ほんとうにごめんなさい。
続く
コメント
17件
早く続き下さい
ちょッあの〜、一緒に虐めてるクラスメイトをシバキt…えーと、殴り56しに行きませんか…((
待って、感動しましたよ、、😿 もういじめてるやつ全員シバキ倒したいですね笑笑 続きも楽しみにしてます!!🎶