TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

るぅと「沢山買えましたね!!」

ななもり「そうだね!」

ころん「莉犬くん起きたかな、? 」

るぅと「…、、」

るぅと「もし、もし起きなかったら…」

るぅと「悪いのは…、、」

るぅと「僕、、ですよね、」

頭の中でそれだけがずっと渦を巻いている。

心のどこかでは、自分は悪くないって言ってるのに心のどっかで自分が悪いって思ってる。

それがちょっと気持ち悪くて、この気持ちをどうにかしようとするだけで頭がいっぱいいっぱいになってしまう。


ころん「ッ…」

ななもり「本当にそうかなぁ、」

るぅと「へ、?」

ななもり「ふふ笑、だってさ、」

ななもり「莉犬くんが危ないのは確かだよ」

ななもり「でも、るぅとくんは悪くない」

ななもり「少なくとも、莉犬くんを」

ななもり「守ってくれたのはるぅとくんだよ」

ななもり「もし、るぅとくんが居なかったら」

ななもり「莉犬くんもっとやばかったんだ」

ころん「そうだよ」

ころん「るぅとくんは悪くない」

ころん「莉犬くんを守ってくれたんだもん」

るぅと「でも、傷つけたのだって僕です…」

ころん「本当にそう思うの?」

ころん「るぅとくんにはお化けが居たんだよ」

ころん「それに、るぅとくんはそんなこと」

ころん「絶対しないでしょ?笑」

るぅと「それはッ…そうですけど… 」

ななもり「悪いと思ってるなら謝ればいい」

ななもり「そうでしょう?」

るぅと「でもッ…謝っても過去は変わらッ…」

ななもり「変わらないからなに?」

ななもり「謝らなくていいの?」

ころん「なーくッ…!」

るぅと「違いますよッ…違いますけどッ…」


さっきまでは、味方だったなー君が急に敵になって言った。

僕に幻滅したのだろうか…。


ころん「るぅとくんは悪くないッ…!」

ころん「謝らなくていいのッ…!」


僕のために反抗してくれるころちゃん。

でも、そんなことしなくていいんだよ。

悪いのは僕一人なんだから。


るぅと「でもッ…」

ななもり「そうだよ、謝らなきゃ」

ころん「なー君?なんか変だよ、?」

ななもり「変じゃないよ」

ころん「いやッ…変だよッ…!!」

ななもり「どこも変じゃない」

ななもり「謝りたいなら謝ればいい」

ななもり「後悔するのは俺じゃない」

ななもり「るぅとくん。君だよね?」

ころん「でもッ…!!」

ななもり「後悔しない選択をしなさい」

ななもり「もちろん、」

ななもり「許されるかは分からないけどね」

るぅと「…ッ…ポロポロ」

ころん「許してくれるッそうに決まってるッ…」

ななもり「もちろんね、るぅとくんが」

ななもり「悪いなんて言わないよ笑」

るぅと「ふぇ、?」

ななもり「ふふ、笑」

ななもり「怖いこと言ってごめんね笑」

ななもり「(⸝⸝⸝ ´˘`)ノ゙」

ななもり「るぅとくんが謝りたいなら、」

ななもり「謝りなね」

ななもり「そういうことだよ」

ころん「良かったぁ…笑」

ななもり「ごめんごめん笑」


幻滅…してなかったみたい。

いつもの優しいなーくんだ。


るぅと「許してくれますかね…ポロポロ」

ころん「大丈夫、大丈夫!!」

ころん「るぅとくんなら大丈夫!!」

ななもり「そうだよ!元気だして?」

るぅと「はいっ!」

ななもり「着くまで楽しい話しようね」

ころん「お!いいね〜!」

るぅと「怖い話しましょうか?」


自分の怖い気持ちを紛らわそうと、いっぱいいっぱいだ。


ころん「すぅー大丈夫ですよぉ…?」

るぅと「全然話しますよ?ニコニコ」

ころん「あっははぁ、」

ころん「めっちゃちょー大丈夫ぅー」

るぅと「遠慮しないでくださいよぉ笑」

ななもり「あはは、仲良しだなぁ笑」

ころん「仲良しかな!?これ!?」

るぅと「仲良しですよねぇころちゃん?ニコニコ」

ころん「あはっ、あははははぁー!!」

ななもり「元気だぁ!!✨」

ころん「元気じゃねぇぇぇよぉぉぉ!!!」




さとみ「なんか、めっちゃ声したなw」

ジェル「やなw」

莉犬「…ブルブル」

さとみ「どした?怖いか?」

さとみ「大丈夫だ、もう何もいない」

ジェル「そうやで!なんかいても守るで!!」

さとみ「そうだそうだ〜」

さとみ「居ないでくれていいんだけどw」

ジェル「それはそうやw」

ななもり「帰ったよぉー」

莉犬「ヒッ…ブルブル 」

どうすればいいんだろうか。

るぅとくんだ。るぅとくんが居る。

俺を守ってくれたるぅとくん。

そして。

俺を傷つけたるぅとくん…。

さとみ「さっきからこれでさ…」

ななもり「あ、ほんと、」

看護師「大丈夫、大丈夫ですよぉ、」

ころん「入っていい?」

ななもり「あー、もうちょい待って!」

ころん「あ、了解!」

莉犬「はぁッ、ふぅッ…」

医者「トントンするよ〜。トントン」

莉犬「ひゅーッ…はぁッ…ブルブル」

医者「一旦やばいか、…」

医者「抗不安剤くれる?」

看護師「はい…!」

医者「ありがとう」

医者「どうしようかなぁ、」

看護師「もう少し待ちますか、?」

医者「一旦るぅとくん入れてみましょう」

さとみ「あ、はい!」

ななもり「るぅとくんどうぞ〜」

るぅと「は、はいッ…!」

ころん「大丈夫だよ…」

莉犬「いるッいるよッ…逃げなきゃッ…」

莉犬「逃げるのッ…バタバタバタ」

医者「莉犬くん?あれはるぅとくんだよ」

莉犬「違うッ…違うよッ…!」

医者「ううん、違くないよ」

医者「よく見て、ほら、」

莉犬「やだッ…見ないのッ…ポロポロ」

莉犬「るぅちゃんにダメって言われたのッ 」

るぅとくんが言ってくれたことは守らなきゃいけない。

俺は弱いから。頼りないから。

迷惑かけないようにするには、そうするしかないんだ。

るぅと「( °-° )…!!」

るぅと「莉犬…ポロポロ」

るぅと「莉犬?僕はるぅとだよ?」

莉犬「違うッ違うよッ…!!」


目の前にいるやつは本当にるぅとくんなのか。

あの、、化け物じゃないのだろうか。


医者「難しいか…」

るぅと「莉犬ッ…!!!」

るぅと「僕はるぅとだよ!!!」

るぅと「もう誰もいないから!!」

るぅと「目を開けて!!」

莉犬「やだっ…!!見ないッ…!!」

るぅと「こっち見てッ…!!!!」

ななもり「る、るぅとく…」

莉犬「…ブルブル」

医者「…ッ」

るぅと「莉犬」

莉犬「るぅちゃッ…?」

莉犬「るぅとくんなの…?ブルブル」


少しずつ、大丈夫、大丈夫、って心が静まっていく。

でも、やっぱりなんとなく怖いんだ。


るぅと「そうだよ!!莉犬!!」

莉犬「ほんと、?ホントのホント、?」

るぅと「そう!!本当だよ!!」

莉犬「良かったぁ…良かったよぉ…ポロポロ」

医者「静まった、?」

莉犬「生きてたッ…生きてたよぉッ…ポロポロ」

莉犬「るぅちゃごめんッごめんッ」

莉犬「ごめんなさいッごめんなさいッ…」

るぅと「僕もッ…ごめんなさい…ポロポロ」

るぅと「首絞めちゃった…ポロポロ」

莉犬「大丈夫、大丈夫だから…ポロポロ」


俺の手をぎゅっと握り返しながら、あたたかい笑顔を見せる


莉犬「げほっ、こほっこほっ、」

医者「よしよし、大丈夫だよ」

医者「良かったね、るぅとくん」

医者「気持ち伝わったね」

るぅと「はいッ…ポロポロ」

医者「身体震えてるねぇ…」

医者「莉犬くんまだ怖いかな?」

莉犬「ちょっとだけッ…ポロポロ」

医者「怖いね、怖いね、」

医者「ちょっとお薬飲もうね」

莉犬「こくっ、ポロポロ」

医者「よし、よく飲んだね」

医者「疲れちゃったから寝ようか」


医者は優しく背中をさすり、ぴったりと寄り添う。


医者「はい、ねんねこねんねこ…」

莉犬「(⸝⸝- -⸝⸝)スースー」

ころん「もう、大丈夫なの?」

医者「えぇ、多分、大丈夫ですよ」

ころん「良かったぁぁぁ…!!ポロポロ」

るぅと「何泣いてるんですかぁ笑ポロポロ」

ころん「るぅとくんだってぇポロポロ」

るぅと「僕はいいんですぅ笑ポロポロ」

ななもり「ふふ、仲良しだね〜」

ジェル「やなぁ、」

さとみ「ふわふわだなぁ、笑」


この作品はいかがでしたか?

176

コメント

4

ユーザー

いちごマイクラ始まりましたね! 私自身、たくさんの絡みが見れて凄く幸せな気持ちになります….⋆𝜗𝜚 みなさんもぜひ見て見てくださいね!

ユーザー

なんと!! フォローワーさんが156名になりました!! 本当にありがとうございます! ここまで私が頑張ってこれたのは、読者である皆さんのおかげです。 本当にありがとうございます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚