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lt「 ……… 」


先生「 ~~~~~~ ここ、テスト出るから覚えておけよ !! 」


「 … ぁぇ !? 」


ぽけ ー ととある人を眺めていたせいで、授業への集中が途切れていた時、

“テスト”というワードに目覚める。


…やばい、何も聞いてなかったじゃん


mm「ふふっ 、笑」

「は !? 」


私がガバっと体を起こす様子に、

mmが呑気に笑っている。


「え、何がおかしいんだよッッ !!」

mm「いやいや、今upさんの方見てましたよね ~ ?? 」

「っ…まぁ、見てた、けど ? 」

mm「も ~ そういうところが“恋”なんですって !! 」


「はぁ !? 」


先生「ん、ltさんどうしました ? 」

「あ、なんでもないです…()」

先生「そう ? 授業集中してくださいね ー 」


mm「相変わらず自覚ないですよね、笑」

「はぁぁぁ、なんなんだよ…」


注意されてからもまだ呑気に笑っているmmを無視し、

授業に集中する。


けど思うままに集中できなくて、途中で脱線してしまう。


…やっぱり私ltのことが好きなのかな ?

これが恋… ?


「わかんないや、」


ぽつりと呟いた丁度その時、upが後ろを振り向いた。


そのとき私の目と、upの目が

パチリと合ってしまった。


「ぁ……」

up「ぁ、lt…」


お互い目は合ったものの、すぐに目を反らしてしまい、

それっきりupは後ろを向かない。


うぅ…ずっと見てるの気付かれた説…。



嫌われる ?


嫌われたかな ?


それは、嫌…だな









…って嫌 ?


私はupの事嫌ってるんだよ ?

別に嫌いな人から嫌われるなんて嫌なわけ、







─────“恋”。



それ以外今の自分にぴったり当てはまる言葉は無いだろう。



私upに恋してる ?

私upのことが好き ?






なんで ?







“嫌いだったはずなのに”


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