※襲われます。苦手な人はご注意を!
不破→fw 明那→ak
〈明那視点〉
ak「もー…ふわっちくっつきすぎやって」
fw「もう帰るん?夜までおってもいいし、全然泊まってってもいいのに」
ak「えー….?笑」
あれから数日後、ふわっちとの謎の関係は続き、今日もふわっちの家に来ていた。
幸せだなあって思うし、昔とは違って体を重ね合わせても綺麗になってるって思える。
でもそれじゃあ、この関係の名前ってなんなんだろう。
ak「じゃあ今日は夜までおろうかな」
fw「やった笑」
グイッ..ドサッ
fw「もう1回してもいい? 」
ak「…….うん」
1つだけいうとしたら、セフレにはなりたくないなあ。
ガチャッ
ak「じゃ、帰るね、ほな!」
fw「ほんまにとまらんでいいん?暗いし、送ってこか?」
ak「大丈夫大丈夫、心配しすぎ笑」
fw「…..なんかあったらすぐ言ってな?」
ふわっちは心配そうに俺の手を握る。
心配症だなあ。まったく。
ak「ふわっちは優しすぎんだよ…(ボソ 」
俺はふわっちの目を見て笑う。
ak「うん、ありがとう」
俺がそう言って安心したのか、ほっとした顔をして俺の事を見送ってくれた。
相変わらず、好きやなあそういうとこ。
ak「…….うわ」
帰り道、スマホを見ると何件かメールが送られてきていた。関係を切ったにもかかわらず『しようよ』としつこい人がいるのだ。
ak「もうやめたって言ってんじゃん…」
ほんまにしつこいなあ。
もうブロックした方が楽なんじゃ?
ak「……..」
画面をスワイプし、ブロックのボタンを。
押そうとした時だった。
グッッ
ak「ッん゙?!?!」
え、な、なんだこれ、苦しー…..
意識が薄くなる中、うっすらと人の顔が見える。
あー….見た事ある人や。
やらかした。
ak「…….ん?」
「あ、起きたの明那くん」
ak「….ッは、何して….?!」
周りを見渡す。公園の森の影に連れてこられたんや。つか、服全部脱がされてるし、なんかおじさんも脱いでるし、これ、やばくないか?
「いいね、その顔、そそる」
ak「何言って….どいてくださ….ッ!」
「なんでやめたの?売春」
ak「ッ」
この人、何しようとして….
「知ってるよ、相手ができたからでしょ?」
ak「な、なんで知って…..」
「なんででしょう?でもいいよ、おじさんは相手がいても」
ak「は?」
「そっちの方が、壊しがいがあるからね」
……は?
おじさんが姿勢を崩す。俺の足を持ち上げて広げる。いや、こいつまさか。
ak「ちょ、まッー……」
ズッッップンッ
なんで、こんなことになったんだろう。
涙は出ない。乾ききった喉で声も出ない。
体もぐちゃぐちゃで、また汚れた。
いや違う。きっと、最初から汚れてた。
俺が綺麗になんて、なれるわけなかったんだ。
ak「……痛ぇ… 」
投げられたスマホを裸のまま取り画面を開く。
そして、不破湊。その名前に電話をかけた。
お願い、ふわっち。出て。
ツーッツーッ …..今は電話に出ることが出来ません
ak「…..ッ、ふわっちッ…….」
なんかあったらすぐ言ってって言ったのはふわっちなのに。
俺は何度この名前を呼べばいいん?
俺はあの時、どうすれば良かったん?
考えても答えは出ない。
それから俺は、ふわっちの家に行かなくなった。
続く
モブおじがでしゃばるなって言いたい。
コメント
4件
神です、フォロー失礼します
すきです😭