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?「私がどうかしたのかい? 」
あ、急に出てきたから武田さん吃驚してる。
いや、びしょ濡れだからか?
ほんと事務所内に水滴が落ちるからやめてほしい。
殴りたい。
敦「あ、太宰さん!」
な「太宰さん。
実は、護衛の依頼が来て、私が宮城に護衛に行く事になったのですが、私が準備をしている間、太宰さんの部屋に、依頼者の武田さんをお邪魔させて貰ってもいいですか? 」
太「嗚呼!いいとも! 」
太「それしても宮城かい?寂しくなるね」
な「ええ」
な「あ、武田さん!太宰さんになにかされたら言ってくださいね!もし不安でしたら、敦くんの部屋でも、国木田さんの部屋でも、賢治くんの部屋でもいいんですからね!」
太「一寸、ななちゃん?!酷くない?!」
な「いいえ。」
な「其れでは、準備してくるので失礼します。」
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武田side
あ、名前聞いてなかった、
でも、15歳って言ってたなぁ
僕よりも大分年下なのに、僕よりも大分、立派だなぁ
あの人なら、屹度、彼等を守ってくれる。
根拠なんかないけど、信じないよりはずっといい。
武「あ、すみません。有難う御座います!」
太「いいんだよ!さ!部屋に行こう!」
国「待て、太宰。
お前にはまだ仕事が残ってるぞ。」
国「武田さん。太宰の部屋じゃなくて、敦の部屋に行った方がいいですよ。」
敦「え、ぼぼ、僕ですか?!」
国「嗚呼、宜しく頼む。」
敦「え、あ、はい… 」
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太「敦くん!!!助けてぇー!!!」
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ななside
な「あ、武田さん!おはよう御座います。今日は運転宜しくお願いします!」
武「はい!」
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な「武田さん凄いですね!宮城からヨコハマまで車で来たんですか?!7時間も掛かるのに!」
武「はい!」
な「あ、そういえば私はどこに住めばいいんでしょうか、?」
武「それなら烏野高校の寮があります!
後、終わるのが1番遅い男子バレー部のマネージャーをしてほしいんです。」
な「男子バレー部…?」
男子バレー部ってなに?!
部ってなに?!
よくわかんないけど…
な「分かりました…」
そういえば私、初めての学校だなぁ
でも、どうせ、孤児院みたいな感じだ。
学校なんて、屹度、いや、絶対にあの孤児院みたく酷い所だ。
武「あ、名前教えて欲しいです!後、15歳なんですか?」
な「私の名前は一宮ななです。15歳です。」
武「そうなんですか!凄いですね!
僕よりも年下なのにとても立派です!」
私が…立派?
そんな訳ない
だって私は私の後に入社した、敦くんとか賢治くんとか、国木田さん、太宰さんより強くない。
私は、絶対唯の足手まといだ。
な「そんなことないです。」
武「何故ですか?」
な「だって私は、あなたが思うより立派なんかじゃない!私より立派な人は沢山いるし、私は探偵社の中で最も弱い!絶対に…!
だから私は立派なんかじゃない…武田さんの方が立派だ…」
武「僕はそうは思いません。
僕は君のことを立派だと思いますし、僕の周りの人達も君のことを必ず立派だと言うでしょう。
それに、もし君が探偵社の中で1番弱かったとして、この護衛の依頼を1番弱い君1人に任せるでしょうか?
僕なら、もう1人着いてこさせると思います。
少なくとも、探偵社の人達は君のことを、強いと思っている。
そして、君のことを信頼してくれている。
自分の力はこのくらいと思ってはいけません。
もっと自分に自信を持っていい。」
温かい。
学校の先生って孤児院の人達みたいに、冷たい人ばっかりだと思ってた…
でも、この人は温かい。
そういえばそうだ。
自分の教え子達の為に、態々、車で宮城からヨコハマまで、7時間も運転して来たのだ。
学校には孤児院の人達みたいに冷たい人が沢山いるかもしれないけど、少なくとも
この人は、温かくて、優しい。
学校が少し楽しみだ……。
そんな事を思っていたら、
私の手に、一滴の水が落ちた。
これは涙だ。
私は今泣いているんだ。
武「え?!あ、ご、ごめんなさい?!!
だだ、だ、大丈夫です、か?!」
な「はぃ…有難う御座います…
少しだけ、自分に自信を持てました。」
早く学校に行きたい。
私は、そのまま眠りに落ちた。
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ななです!作者です!
烏野高校に寮は無いと思うんですが、あるという事にさせてください!!
ごめんなさい!