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短編小説
推しカプ
注意
テニ腐リです
一氏ユウジ×白石蔵ノ介要素あります
Rはないです
白石視点です
地雷は回れ右
口調?なにそれ美味しいよ
短い
白石→「」一氏→『』他→[]
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
『浮気かぁ!!死なすど!』
元気な声が今日もテニスコートに響き渡る
それを言っているのは俺の好きな人で
でもユウジは俺のことが好きやないから。
ユウジには他に好きな人がいるから
俺が敵わないんや
ユウジはずっと小春が好きなんやから
俺なんて敵うわけない
「試合ちゃんとしろや〜!!!」
[はーい]
嫉妬心なんて抱いても
ユウジは振り向いてくれるわけあらへんから
ユウジにとっての俺は、なんなんやろ
小春といるといつも楽しそうで
俺といる時はほぼ無表情
きっと小春のこと考えてるんやろな
俺がないても笑っても怒っても、ユウジの視線はいつも小春にある。俺が、俺が絶対敵わない相手
「はぁ… 、 」
『白石、何ため息ついとるん?』
「あ… ッ …なんでもない」
『おん』
ため息なんてついても気づいてくれへんのや思うてたけど
意外にユウジってみんなの事見とるんよな
でもなんでもない言うたから小春の方に行った。
俺と小春とでは態度も変わる。
声色も、表情も、雰囲気も。
あの声で話しかけてくれたら、相当嬉しいんやろうな
こんな片想い、いつか崩れるのに。
無駄やってわかっとる。
聖書。と呼ばれる俺がこんな無駄なこと。
していい訳ないやろ。
なのに、恋は、恋心は、いつも酷く優しくて
お世辞にも嬉しいなんて言えない。
恋なんて、無くなってしまえばええのに
「… 疲れた… 、 」(椅子立
『白石、ちょっと休憩しいや?』
「今しようとしてるんや」
『はは… ッ笑笑 せやな、ぁ』
部室に入って休憩をする。
ぁあ、最悪や。迷惑かけてもうたんかな。
部長として無駄しかない。
テニス、弱いよな
縛られてるんや、
「ぁ、あ … ぁぁぁああ゛あ ゛…… ッ !」
神はなんで人に嫉妬心を与えたんやろなぁ。
人一倍練習をしても
人一倍頑張っても
俺は才能なんて最初からなかったから。
個性のある皆に嫉妬しても
ユウジに愛されてる小春に嫉妬しても
才能も、好きな人も手に入るわけない
皆も、ユウジも、酷く優しくしてくれる。
その優しさが時に鋭くなって
俺を突き刺す。
突き放して。嫌いって言うように。
皆、そんなことするようなやつやないのになぁ
ほんまに無駄の多い部長やったわ
無駄のないテニスなんてない
俺は、無駄のないテニスなんてできない
俺は、ユウジにとってのなんやろう
ユウジは俺にとって。
大切な部員で、大切な仲間で
そして何より
好きな人やったんやから。
──終──
短いって?
文句言うな