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【全体目線 第2話 嫉妬】
次の日、カオリは休みだった。
インフルエンザにかかってしまったらしい。
学校はあまりにも陽気だった。
それは転校生のシエルちゃんが来たからである。
「始めまして シエルと言います」
外国人と聞いているが、その割に日本語がうまく話しやすい少女だったのだ。
「では、〇〇の隣で。」
先生はとある少女の席を指差して言った。
「ありがとうございます」
シエルはクラスの人達とすぐに仲良くなった。
「ねぇねぇシエルちゃん今度遊ぼうよ〜」
「東公園とかいいんじゃない?」
「一緒にお絵かきしようよ〜」
シエルは全ての質問に優しく答えた。
シエルはクラスで誰よりも愛される存在になっていた。
シエルが転校してきて数日後、とある少女はシエルのことを占いたいと思った。
理由はわからないが、気になったのだ。
そして、シエルにカードを引かせることに成功して恋愛運を占った。
そうすると、カードはQueen 12だ。
この占いは数が高ければ高いほど恋愛運が強いということなので、とても強いことになる。
でも、占い結果はシエルに言わなかった。
シエルは恋愛にはあまり興味がなさそうで、誰とも仲良くしたい性格なのだ。
次の日、カオリが学校に来た。
カオリはクラスのグループラインにいないため、シエルの存在を知らなかった。
カオリはシエルを紹介された。
シエルはカオリにも優しかった。
カオリは中休みなどでシエルの席に集まるクラスメイトを見て嫉妬してしまった。
「なんでシエルばっか… 転校生って私みたいな人でなければ友達なんて出来ないんじゃないの?…」
そんなことを思って学校に通うカオリは段々、シエルにきつく当たるようになり、とある少女に頼んだ占いなんて忘れてしまった。