ㅤㅤㅤㅤㅤ〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰
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ㅤㅤㅤㅤ ㅤ ㅤ ci×syp
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ㅤ ㅤ 穢れた、
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ㅤ ci『』
ㅤ syp「」
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ㅤ 微r表現あり
ㅤ 不穏? 同棲
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ㅤ 付き合っています
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ㅤ『あー!お金欲しいよお……』
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ㅤ俺は彼が大好きだった
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ㅤsyp視点
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ㅤ『じゃ、行ってくるな〜』
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ㅤいってらっしゃい、と玄関まで見送る
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ㅤ今は朝の8時。彼は仕事へ向かった
ㅤ
ㅤその間俺は何をするのかというと
ㅤ専業主婦……って言うんか……?
ㅤ家で掃除やら洗濯やら、家事をする
ㅤ
ㅤ今日は何からするか……
ㅤもちろん気分で何するか決めるから
ㅤ日によって始めることが違う、
ㅤ気が向かず何もしない日…もあったり…苦笑
ㅤ
ㅤ今日は気が向かずスマホを眺めていた
ㅤ今週の予定を確認すると今日の箇所にマーク。
ㅤ
ㅤ外に行かなければならない、それなら
ㅤ今すぐ終わらせるかぁ…
ㅤそう思いまずは洗面所の方へ向かった
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ3時間近く経ったいま、家事が終わった。
ㅤ
ㅤなんかええ服ないかな〜
ㅤクローゼットを開けると暖色、
ㅤオレンジ色に近い服が目に入った
ㅤ
ㅤこれチーノといろちで買ったんよなぁ…/
ㅤ
ㅤセンスええな俺ら、とか自惚れながら
ㅤクローゼットへしまう。
ㅤ
ㅤ今日はこれでええか、とそこらにあった服、
ㅤかっこいいよりかわいいより…な服を手に取り
ㅤ身支度を整え、外に出た。
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ※mob〈〉
ㅤ
ㅤ駅に着いた頃には正午を過ぎていた。
ㅤ
ㅤ駅前のコンビニ近くにいます…
ㅤそう連絡を送ると見知らぬ男性が近付いてきた
ㅤ〈あ、しょうくんかな?〉
ㅤ
ㅤ急に声をかけられ あ、はい と上手く
ㅤ返せられなかった
ㅤ
ㅤちなみに しょう は俺の偽名。
ㅤ
ㅤそれじゃいこっか、と言われ
ㅤそのまま連れていかれる
ㅤ
ㅤほんまはこんなことしたくないんやけどな
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤci視点
ㅤ
ㅤうお〜〜やっと終わった……
ㅤ
ㅤ現在時刻午後6時。
ㅤ僕は定時だからね〜よっしゃ帰るぞ〜
ㅤ
ㅤショッピに
ㅤ≫今から帰るね
ㅤと連絡をいれ、るんるんで家へ向かった
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ『ただいまぁ』
ㅤ
ㅤいつもなら聞こえてくるはずの大好きな声
ㅤ今日はなかった。
ㅤ
ㅤ洗濯も掃除も、夕食の下ごしらえだって
ㅤされている、なのに
ㅤ
ㅤ様子がおかしいと思った僕は
ㅤすぐに連絡をした
ㅤ
ㅤ≫ショッピ? どこおる?
ㅤㅤ出かけとる?何時に帰ってこれそう?
ㅤ
ㅤ文面だけ見るとちょっとメンヘラ感あるなぁ…
ㅤそれだけ心配ってことよ、うん
ㅤ
ㅤにしたって何処へ出かけたのだろう
ㅤ外出禁止等はない。好きな時に
ㅤ出かけて貰えたらいいと思ってる。
ㅤ
ㅤガチャ。
ㅤ
ㅤその時、廊下からリビングへと繋がる扉が
ㅤ静かに開いた。
ㅤ
ㅤ『え、しょ、』
ㅤ
ㅤそこには涙で顔がぐちゃぐちゃな彼がいた
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤsyp視点
ㅤ
ㅤ最悪……ッッ
ㅤ
ㅤ
ㅤ遡ること30分前、
ㅤ
ㅤ俺はホテルへ連れていかれた
ㅤそう、所謂パパ活だった。
ㅤ
ㅤあの時お金が欲しいと呟いていたチーノ
ㅤ
ㅤまわりに馴染めず上手くいかない俺は
ㅤ家で家事をすることになった
ㅤ
ㅤお金が欲しいと言うのは、俺のせいでもある
ㅤそう思ったのだ
ㅤ
ㅤ
ㅤちなみに今日で4回目、この人とは初めて。
ㅤ
ㅤもちろん条件としてゴム有りだった。
ㅤ相手は爽やかな感じの顔がいい男で
ㅤ普通に上手かった。だから気付かないうちに
ㅤゴムを外されていた、なんて言い訳か。
ㅤ
ㅤ気持ち悪い。今の俺にはそれ以外の感情も
ㅤ何も無かった。ただただ死にたかった。
ㅤ
ㅤ相手は倍のお手当てをくれ渋々帰宅していた
ㅤ
ㅤけどやっぱり気持ち悪くて、吐きそうで、
ㅤ泣きそうで。
ㅤ
ㅤ早くお風呂に入りたくて泣いていることは隠さず
ㅤ家へ帰った。
ㅤ
ㅤ
ㅤ『ショッピ…どしたんや……』
ㅤ
ㅤそう言って優しく抱きしめてくれるチーノ。
ㅤ包み込んでくれる、そんな抱き締め方
ㅤ
ㅤ今の俺は汚い、というかもう穢れている。
ㅤ頼むから、触らないで、
ㅤ
ㅤ嬉しい、でも、触れて欲しくなかった
ㅤ
ㅤチーノのため、って言いたいけど
ㅤ言ったら怒るよな、そりゃそうよな
ㅤ
ㅤ彼のことが好きすぎて、
ㅤあなたのためにしたことだったのに。
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤci視点
ㅤ
ㅤ抱き締めたショッピは冷たかった
ㅤ今の時期まだ寒くは無い。じゃあ何故?
ㅤ
ㅤ何かに怯えていた?怖かった?
ㅤ
ㅤふと視界に入る彼の首元
ㅤ
ㅤこれ、キスマ、?なんで?
ㅤ前につけたけどこれ僕のじゃないって。
ㅤ
ㅤ…となると恐らく。
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤsyp視点
ㅤ
ㅤ『ありがとな、でも頑張らんくてええよ』
ㅤ
ㅤえ、?バレとる…?
ㅤ
ㅤ何故チーノが急に話しかけてきたのか
ㅤ何を思ってその言葉を発したのか
ㅤ俺には何もわからなかった。
ㅤ
ㅤ『ショッピは、一緒にいてくれるだけで
ㅤㅤ嬉しいから、やからお願い、やめて、』
ㅤ
ㅤ泣かれてしまって うん、としか言えなかった
ㅤ
ㅤ財布に入っている汚いお札は
ㅤ彼に渡そうとも思えれなかったし
ㅤ俺自身も使おうと思わなかった。
ㅤ
ㅤチーノは表情を変え穏やかな顔で
ㅤ
ㅤ『一緒に 風呂いこ?』
ㅤ
ㅤと言ってきたから
ㅤ
ㅤ「…うん!」
ㅤ
ㅤと声が上ずってしまった。
ㅤ 終
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