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ㅤㅤㅤ ㅤ ㅤ zm×sha
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ㅤ 違う
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ㅤ 学パロ 不穏気味
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ㅤ zm『』
ㅤ sha「」
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ㅤsha視点
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ㅤ〜♩
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ㅤ鼻歌を歌いながら登校。
ㅤ最近、俺は気分がいい
ㅤどんなことがあっても暗くなったりしない
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ㅤ学校に着くと時間を確認する
ㅤ朝礼が始まる30分前、この時間帯は
ㅤまだ誰も教室に居ない
ㅤ今日は一限英語か〜…
ㅤめんどいと思いながらも教科書を取りに
ㅤロッカーへ向かう
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ㅤふと、彼の席が目に入る。
ㅤ俺は1番前の席やから羨ましいなあ……この席
ㅤ彼の席はロッカーの隣 しかも後ろ寄り。
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ㅤ辺りを見渡し椅子に座る。彼の椅子。
ㅤんふふふ、とニヤけそうにもなる
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ㅤ慌てて満足してここから離れた自席に着く
ㅤ廊下からクラスの人たちの声がしたからだ。
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ㅤ教室に彼らが入ってきて
ㅤおはよーと声をかけられおはよと返す
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ㅤ暫くしてゾムの姿が目に入る
ㅤチャイムのなる数分前
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ㅤギリギリセーフ!とスライディングをする彼
ㅤ朝から元気やな…とか思っているうちに
ㅤ彼 から よ と挨拶をされる
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ㅤ「間に合ってよかったな」
ㅤ『こうみえてまだ起きて10分』
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ㅤ謎にドヤってるゾムにドヤんなとツッコむ
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ㅤチャイムが鳴りまわりは席に着く
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ㅤ『…そういや放課後空いとる?』
ㅤ「あいとるけど?」
ㅤ『おけ!屋上来て欲しい』
ㅤ「わかった」
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ㅤわけもわからず返事をしてしまった
ㅤ今は昼休み、もぐもぐ、と昼飯。
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ㅤ呼び出し…?しかも屋上…?
ㅤ恋をしてから夢見がちな俺はもしかして…と
ㅤ勘づく
ㅤ
ㅤ前の授業に怪我をした。少しヒリヒリする
ㅤ俺がゾムのことを考えてぼーっとしてたから、
ㅤ今もその時も痛みを感じなかった、それもまた
ㅤゾムのことを考えてしまっているからだ
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ㅤこのように最近は何かあっても
ㅤ気にしなくなっている
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ㅤ昼からは頑張るぞーと思っていたけど
ㅤ集中することは無かった
ㅤ
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ㅤ放課後。俺は屋上へと繋がる階段を上る
ㅤ少し重たいドアを開けると夕日が差し込み
ㅤ思わず目を瞑る
ㅤ目を開けると目の前にはゾムがいた
ㅤ彼との距離、わずか数十cm
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ㅤ「…話ってなに? 」
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ㅤしばらく沈黙が続いた後、彼は
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ㅤ『…俺のこと好きなん?』
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ㅤと言った。内心え、え、と動揺してしまう
ㅤ彼からの視線を感じる。こちらを見られている
ㅤなんて言おう。告白するべき?これ
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ㅤ「お、俺…!」
ㅤ
ㅤ『…気持ちわる』
ㅤ
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ㅤガチャン。
ㅤ彼が去った瞬間、俺は力が抜け
ㅤ地べたに座り込んでしまった
ㅤ
ㅤなんて…言った…?気持ち悪い…?
ㅤ彼の口からそんな言葉が出てくるなんて
ㅤ思っていなかった
ㅤ
ㅤ何が気持ち悪かった、?
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ㅤ俺、嫌われた…?
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤzm視点
ㅤ
ㅤずっとあいつのことが好きだった
ㅤ
ㅤだから同性のことを好きになったことも
ㅤ友達を好きになってしまったことも
ㅤ気持ち悪くて、罪悪感で。
ㅤ
ㅤ陰で聞いてしまった
ㅤ彼が俺のことを好きかもしれない
ㅤと。びっくりしたわ
ㅤ
ㅤで、実際聞いてみたわけ
ㅤだいぶ勇気いったな〜〜〜、
ㅤ
ㅤあの反応、俺の中で確定して
ㅤあのままだと告白されて付き合うことに
ㅤなってたやろ?きっと
ㅤ
ㅤ同性である友達を好きになった、
ㅤそれは俺と同じだった。俺と同じだったことが
ㅤ気持ち悪く思ってしまった
ㅤ
ㅤあいつは、俺なんかと違って、普通で、
ㅤそれがなんか悲しくて
ㅤ
ㅤもちろん嬉しかったんやけど、さ。
ㅤ
ㅤ付き合ったら俺と一緒なのが確定してしまう
ㅤ振ることも一瞬脳裏を過ぎったが
ㅤそれは彼を傷付けてしまう
ㅤ
ㅤそれなら思ったことをそのまま言おうって
ㅤ
ㅤ…俺と同じなんて気持ちわる
ㅤ 終