瑠花)ん〜(結構時間経つな…めんどくせぇなぁ…)
前回から結構時間が経った
瑠花)(お父さんとお母さん逃げれたかなぁ…)
逃がすだけ逃がした後、私は未だに逃亡生活中
まぁ、ししたからね!
ち、な、み、に
今蘇枋さん達は「たかが子供一人に全勢力を上げて国内を駆け巡っている」と、言うのを自分の国に垂れ流しにしている
いやぁ面白い面白い♪
瑠花)(手のひらでコロコロされているのにも気づかずよォ動くわ笑)
兵士)!!瑠花を見つけたぞ!直ぐに捕まえろ!
瑠花)おっと……(逃げますかね〜♪)
ピョンッガサガサッ……タッタッタッ
兵士)逃げたぞ!
瑠花)(あの時蘇枋さんが……数ヶ月は逃亡生活してもらわなきゃ……って言ってたし、あともうちょっとかな…)
数ヶ月後
蘇枋さん達とこっそり連絡を取り合い今日、警察国家のメスが入る、と連絡が来た
私は喜んで今日、大人しく平日に捕まった
そして、やる事は?
瑠花)だって〜この国がやってる事ってやばいことじゃないですか〜
そう、時間稼ぎ
時間を稼げば稼ぐほど兵士は他国からのメスを怖がり「嘘を真実」にしようと力を込める
兵士)〜〜〜ッ!
瑠花)あ、それよりも!これ巷で噂になってるんですけど……あの○○国に目をつけられてメスが入るらしいじゃないですか〜、一体何したんですか?人殺しすぎました?それとも……嘘がバレちゃいました?笑
含みのある笑みを浮かべると兵士さんは悔しそうな顔をしながら目の前にある机を
と、激しく叩いた
瑠花)私から捻り出そうとしても無駄ですよ〜?殴ります?拷問します?最悪殺しちゃっても構いませんよ〜?笑そうなったらさらにメスが入っちゃいますよ?それと……核までグッサリ刺さって深ぁくまでこの国の本性を切り裂かれちゃうぐらいに……ねぇ?笑
冷たく睨み付け不敵な笑みを浮かべると取調室に居た兵士達は全員怖気付いた
瑠花)あ、そーだ!なんも身体検査とかなかったけどさぁ…こんな取り調べしておいて……私が他国に情報漏らしてる…つまり、内通してるって疑わない訳?笑
因みに、他国に内通してるのは本当、私のポケットにはマイクや小型カメラが内蔵されている
瑠花)私が誰とも繋がってない…って勘違いしてると思うけと……それは本当かなぁ〜?君達が夜な夜な地面を這い蹲ってまで探していたのに…
そして、なぜこれを話したのか……それは
他国の兵士)手を上げろ!
他国の兵士……つまり、桜さん達の国の兵士が取調室に入って来たのだ
瑠花)んふっ♪
他国の兵士)頭の後ろに手を回せ!地面に膝を着け!
決定的な証拠を前にこの国の兵士はなんにも出来ないだろう
他国の兵士)お嬢ちゃん大丈夫?怖かったね…こんな怖い事させてごめんね…
兵士のお姉さんは私を優しく抱き締めその後私はお姉さんの国……つまり、桜さんが居る国に送られた
桜サイド
瑠花が無事に保護されあの国が内側から滅ぶ迄にはそう時間はかからない……そう仲間に伝えられた
瑠花は保護された後、俺の国に来た
初め見たよりも汚れていたから直ぐに風呂に入れさせた
その後は同僚の人が「瑠花ちゃんの服買ったんだ〜見てみて〜」とか言ってたからその服を着せるのだろう
瑠花)あ、あのぉ…お風呂やらなんやら……ありがとうございます
桜)!!あ、あぁ…
瑠花)えと……あの国はどうなりますか?
桜)あ〜…お前の国は……そうだな、戦争を吹っかけるとかはまだ長い話だが…政治とかが色々変わるし王も変わるな、ありゃ
瑠花)そ、そっか…(自然が凄い綺麗だったし……あんま、戦争ってのは辞めて欲しいな…)
桜)そうだ、お前の立ち位置は「保護」って形だからあんま好き勝手はさせてやれねーけど多少は融通が効くと思うしそこんとこは俺に言ってくれ
瑠花)ほんと?
桜)まぁ、凄い効くって訳じゃねぇから
瑠花)ほんと?
桜)人間不信かよ……
瑠花)って違う!お父さんとお母さん!
桜)あ〜、居る居る
桜さんと話しながら少し居るとどっからともなく腑抜けた声で私の名前を呼ばれた
父、母)瑠〜花〜
瑠花)あぁ…この腑抜けた声と間抜けな声は正真正銘、我が父と母だ
桜)保護した後お前の親父とおふくろな、部屋でずーっと泣いてたんだぜ
瑠花)ヤダカオス…
私と桜さんで二人のことをバカにしてたら真横から母親が吹っ飛んで来た
瑠花)ぐぇ”ッ……
母)生きてる〜!!!生きてる!すっご!我が娘すっご!
瑠花)うるせ……
桜)(本当にうるせ〜……)
父)よく生きてたなぁ…桜くん助かったよ!
桜)別に、俺もあの国嫌いだったし
瑠花の親父さんは「いやぁ、これなら桜くんがお婿に来て貰ってもいいなぁ!」なんてふざけた……と、言うか…なんつーか…変わった事ったらいーのか?まぁ、んな事を言ってきた
桜)(あの国……ほんと変わってたよなぁ…)
瑠花)桜さん桜さん、お部屋とかって両親と一緒とかって出来ます?
桜)??別に構わねぇよ
瑠花の顔は両親が生きてて良かった……みたいな安堵の顔と嬉しい顔でいっぱいだった
瑠花)じゃあ一緒にいる〜!
瑠花は母親に抱きついてしっぽを激しく振って喜んでる
瑠花)ねーねー!母さん父さん!
二人)ん〜?
瑠花)私ね私ね!あの山で逃げてる時にね!色んな果物あったよ!
俺達の前ではだいぶ「綺麗な人」を演じていたのだろうか……目の前のコイツは親が居て嬉しいの1点だろう…
桜)(ま、いいか…)んじゃ、俺行くから
瑠花)!!桜さん待って〜!お礼!
俺が行こうとしたら瑠花は俺の手を掴んで「お礼!」と言って俺の手を引っ張ってこの国でいちばん有名な噴水に連れて行かれた
コメント
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初コメ失礼します!! 1話からここまで全部見ました!! もう主様のストーリー最高すぎて…泣 瑠花ちゃんなんかもう設定から神だし、ウィンブレのキャラの特徴しっかし活かしててほんとに感動しました…泣 なんでみんなこの作品見ないの??この神作品見ようよ!!泣