TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

🦖×⚡

一覧ページ

「🦖×⚡」のメインビジュアル

🦖×⚡

1 - 愛おしい君は時々小悪魔

♥

122

2024年12月07日

シェアするシェアする
報告する

汗が滴る。

今、この部屋には、2人だけ。

いつも、俺からの誘いは苦い顔をしてくるくせに、誘い上手だからコロッと承諾してしまった。ずるい…。

「どうしたん?」

そんなことを考えていたら、不安そうな顔をしながら、俺の顔を覗いてきた。

そんな表情が愛おしくて、⚡の顔を引き寄せて、そっとキスをした。

驚いた表情が可愛らしい。そっと触れると、体をビクつかせて、もっと欲しいとおねだりする。少し意地悪したくて、わざと唇以外の箇所に落とす。

「口にしてや」

限界が来たのか、お願いしてきた⚡は、いつになく色っぽい。潤んだ瞳と赤らんだ頬。妖艶に揺れるその瞳に吸い込まれそうで、お酒を飲んでいないのに、その香りにくらくらする。

意地悪しすぎたか…。そう思いながら、最初は当てるだけのキスを。だんだん舌を絡めると、吐息と共に、甘い声が漏れる。

とろんとした瞳と、若干苦しそうな顔。自分からキスをするときは、涼しい顔をしているくせに、俺からのキスを一生懸命受け止めようとしているところがたまらなく愛おしい。

負担を少しでも減らしたくて、なるべくゆっくり、がっつきそうになる心を抑えながら触れる。

「我慢してるん?好きにしてええんよ。」

とろけた顔で甘い誘惑をしてくるから、そっと忠告する。

「そんな事言って…。抱きつぶしちゃうよ…?♡」

「今日は好きに抱いてよ。我慢せんでさ。」

忠告したにも関わらず、更に煽ってくる⚡が、小悪魔みたいな笑顔で笑いかけてきた。

三度目の承諾を得て、今夜は俺の思うままに抱き潰してしまおう。そう固く誓った。

この作品はいかがでしたか?

122

コメント

1

ユーザー

最高過ぎませんっ???

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚