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耳をすませば悲鳴が聞こえる、そんな戦場で私は育った、
親の顔は知らない、幼少期の記憶も無い、
目の前には人が死んでいて、私の手は血で汚れていた、そんな最悪な記憶。
私は、戦場の血を啜り、物資を盗み、ただその日を生きながらえていた。
そんな時
「ガキ?」
どこかの国の軍人が話しかけてきた
「てめぇ、なんでここんなところにいやがる?」
『…知らない』
「お前、人殺せるか?」
『…たぶん』
「ならこい、軍なら飯には困らん、それに今は戦力不足でなパッと見、武術の適正をありそうだしな」
私は、そんな気まぐれで軍人になった
私は人を殺す才能があった、1ヶ月で軍の中で1番強くなるほどに
「この化け物め!」
初めて参戦した戦争でそう言われた、私を拾ってくれた軍人はその戦争で命を落とした
それから魔女と言われはじめるまで時間はかからなかった
時が経ち、後輩が出来た
「先輩、先輩!これ、面白いので読んでください!」
『ファンタジー小説?』
「はい!無表情、無感情の魔女である先輩でも面白いと思います!」
『ふーん、まぁ時間があったら読んで見るよ』
この謎にいつもハイテンションな後輩のおかげ?せいで私は感情を知った
この後、複数の国を巻き込んだ戦争画起きた。後輩にとっては初めての戦争だった
だからだろうか、あんな失敗をしたのは、私はその戦場で
「先輩っ」
後輩を庇った
「どうして?なんで?」
涙を流しながらそんなことを行ってきた
『なん、、でって』
私に感情を教えてくれた、私に殺す以外の命令以外の生きる意味を教えてくれた
『そう、、したかっ、、た、から』
ああ、最後くらい普通の、人のように、
いいな