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ーー
どうも、陽貴です。
只今兄ちゃんは部屋の掃除中なので、俺視点でお送りいたします。
「文明の利器ってすげー、」
髙野さんが真顔で言う。
今頃?って綾華さんが突っ込んでいるのがとても面白い。
「笑、お茶入れてくるんで文明の利器で涼んでてください。 」
「うわ~、ごめん。有り難く頂きます!」
「ありがとう!」
「陽貴神ほんとにありがと!!」
「いえいえ、お客様に出さない訳にはいきませんからね笑」
戸棚からコップを4つ出して、氷を2・3個入れた後麦茶を注いだ。
カラカラと氷の鳴る音が心地良い。
「お待たせしました!どうぞ〜」
「ありがと〜!!」
「ありがとう〜」
「ありがとう!」
みんなで麦茶を口に入れると、火照っていた体に冷たさが広がる。
「そういえば、陽貴も今日は半日だったん?」
「はい。午後は先生たち研修行くらしくて、早帰りでした。」
「何年生なの?」
「中学1年です。」
「の割にしっかりしてるんよなぁ‥。」
「髙野よりしっかりしてるもんね?」
「…フイッ」
「おい目線逸らすなや」
「ふはっ笑」
「面白いですよね、この2人の絡み。」
2人がわちゃわちゃやってる横で若井さんに話しかけた。
兄ちゃんが出会って1日で友達って言うの、珍しいから。
どんな人なのか気になる。
「うん、めっちゃ面白い。」
「…ねぇ」
「はい…??」
「俺も陽貴って呼んでも良い、?」
「、!! 全然良いですよ笑、気軽に呼んでください!」
びっくりした、何言われるかバックバクだったんだけど‥!
「ありがとう笑、俺のことも好きなように呼んで。」
「んー、…滉斗くんって、呼んでもいいですか?」
「おっ、名前呼び?良いよ良いよ!」
「ありがとうございます!ニコッ」
「ついでに敬語も外して?」
「えっ、でも、失礼じゃ…」
「いいのいいの、俺との会話は敬語外そう!」
笑顔でかけられる圧に逆らうことはできなかった。
「……わかりました」
「じゃなくて?」
「‥わかった」
「それで良し!笑」
「、笑」
タメ口なれないなぁ…
「‥なんか2人が仲良くなっとる!!!」
「わ、ほんとや。」
「陽貴は俺のことずっと髙野さんって呼ぶよな」
「私名前呼びだもんね〜」
「ずる」
「いひ笑 いいやろ。」
少し離れてみていた2人でした。