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「オルフェウス物語」
オルフェウウスとはギリシャ系の人名で、オルフェス、オイレウスなどとも表記される。
父の名前はエウヘニオスと申し、クレタ島で生まれたとされる。母はリクラティスといい父はスパルタ人で奴隷だったという。オルフェウスの父の名は不明でリクラティスは語ることがなかった。このため彼の幼少期についてはほとんどわかっていない。彼は少年期より音楽の才能に優れており青年期には詩人として名を馳せたらしい。その後クレテ島で暮らしていたある日母を失い彼は放浪生活を送るようになる。そんな折にトラキアの王子キュクロープスに出会い婿に迎えられる。しかし彼の正体を見破ったゼウスによってキュクロープスは石に変えられてしまうために二人は逃げざるを得なくなり逃亡生活に入る。その間オルフェウウスの子らは次々と殺されていき最後に残ったペルセポネーだけ連れて逃げたという。そして彼らはデルポイへ赴き巫女ヘルメースと出会い彼女の助力を得て冥府へ行くことになるのだがそれはまた別のお話