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更新遅くなりました。すみません。
行事があったんです。それでは、本編どうぞ。
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望花side
遥花「杏耶兄さん、広斗兄さん、呼んできましたよ。」
広斗「あぁ。ありがとな。」
何の話をするんだろう。
杏耶「今から話すのはお前のこれからについてだ。」
望花「これから、、、、、」
そっか、私、お母さんも亡くしてどこにいればいいか分かってないんだ。
杏耶「ここを出ていってもいい、ここに残ってもいい、沖縄を離れてもいい。お前は、、、どうしたい?。」
望花「私は、、、、、、、。」
ここに居たら迷惑だし、いつ、あいつらが来るかわかんない。だったら、、、、、
広斗「ちなみに、俺らは、さっき襲ってきた奴らがまた、襲ってこようがなんにも迷惑だと思わねぇからな。」
望花「え、、、、、。」
そう言って笑ってくれる広斗さん。何で?。襲ってくるし、怪我を負わせるかもしれないし、家とかを破壊するかもしれない、、、、なのにここに居てもいいの。
甘えてもいいのかな、、、、、、、、、、。
望花「、、、ここに、、、、いたい、、、、です。」
そう言ったら、杏耶さんが抱きしめてくれた。
杏耶「よく頑張った。」
そう言ってくれた。嬉しくて抱きしめ返したら杏耶さんの肩がビクッっと動いた。
広斗「ハハハッ。お前、照れてんじゃねぇよ〜。」
杏耶「は?///。照れてなんかねぇ///。」
遥花「え〜。顔真っ赤ですよ〜。」
杏耶「お前ら、俺をからかうんじゃねぇ!!///。」
なんのこと話してるんだろう。
望花「ねぇ、何話してるの?。」
そう聞いたら、
遥花「えっとですね〜〜〜〜〜〜。」
遥花さんがニヤニヤしながら説明しようとして、そこを
杏耶「お前は知らねぇでいいんだよ///。」
焦った感じで、会話にわりこんできた。一体何だったんだろう。しりたかったなぁ。
ウィ~ウ、ウィ~ウ、ウィ~ウ、ウィ~ウ、ウィ~ウ、ウィ~ウ
そんな事を考えてきたら、機械みたいな、サイレンが聞こえた。
望花「な、何。」
これなんか前も聞いたようなサイレン、、、、。
遥花「不合者が出現のサイレンです。」
遥花さんが教えてくれた。だからか、お母さんが不合者になった時になってた音。
杏耶「クソが、、、おい、今日は誰だ。」
隊員「5丁目の輝樹〈てるき〉だ。」
今回は、輝樹っていう人なんだ。
杏耶「は。アイツが、、、、、、、、。」
そう言ったと同時に顔を曇らせた杏耶さん、何かつながりがあったのかな。
広斗「…今回は俺が行こう。」
杏耶「いや、いい。俺が行く。」
広斗「辛くねぇか?。」
杏耶「辛ぇよ。だが、同級生の最後くらい送ってやりてぇ。」
杏耶さんの同級生の人なんだ。
広斗「そうか。行って来い。」
そう言ったら、杏耶さんの背中をバシッと叩いた。痛そう、、、、。
杏耶「ぃ゙、、、、あぁ。言ってくる。」
あれ絶対痛かったやつだ。杏耶さんは、そう言って窓から飛び降りた。
、、、、、、、、、、飛び降りた!!。え、何でここ二階だよ!!。死んじゃうよ!!。
そう思いながらも窓の外を見ると炎の板(?)にのって空を飛んでいる杏耶さんを見つけた。
望花「え。あの、広斗さん、杏耶さん窓から飛んでっちゃったよ。」
広斗「あぁ。毎回、玄関から出ろとは、言ってるんだがなぁ。時間短縮らしいぞ。」
だとしても、急に窓から飛び降りるのは辞めてほしい。心臓に悪い、、、、、、、、。
まぁいいとして。←(いいんだ主dy)
見に行ってみようかな、杏耶さんの弔いを、、、、、。
望花「広斗さん、杏耶さんの弔い見に行ってもいいですか?。」
広斗「ん。あぁ、そっか杏の弔い見たことねぇんだったな。」
遥花「杏耶兄さんの弔いはきれいなんですよ。能力の応用で花火をつくったりして、炎を自分のものにしたみたいに巧みに操って、それで『火炎の王』っていう異名を持ったんですから。」
王様、、、、、かっこいい。私もそんな異名がほしい。
遥花「一緒に行きましょう。」
望花「うん。行く!!。」
ドーン、ドーン、ドーン、パラパラ、パラパラ、パラパラ
望花「うわ〜。きれ〜い。」
青空に咲く花火もとてもきれいに輝いていた。
遥花「本当にそうですよね。」
望花「そう言えば、杏耶さんたちの能力はなんだろう?。」
気になって聞いてみると遥花さんが答えてくれた。
遥花「私には、能力はないですけど、杏耶兄さんは、発火操作。そして広斗兄さんは刀作成。なんですよ。」
望花「そうなんだ。強そうな能力だね。」
遥花「はい。けど、そう上手くいくものではないみたいなんですよ。広斗兄さんは自分で出した刀で指を切ったり、杏耶兄さんは炎で火傷したり色々大変だったらしいです。」
まぁ、そうだよね。私だって操作に慣れてないときはおかしなことになったからね。神経を切ったり体内出血がいろんな箇所で起きたり、なれるの大変だったなぁ、、、、。
いろいろなこと話していたら、花火の音が聞こえなくなった。
遥花「終わったようですね。」
望花「うん。」
そろそろ中入ろうかな。
そう言って歩み始めたとき
遥花「望花さん、杏耶さんに会わなくていいんですか?。」
望花「うん。大丈夫。」
本当は、会いたいけど、街の人に嫌われるかもしれない。それなら、いかなくていい、、、、、、、。
遥花「それなら、中で待ってましょうか。」
しばらくして、杏耶さんが帰ってきた。
杏耶「ただいま。」
望花「お。杏耶さん、帰ってきた。」
杏耶「………はぁ。」
望花「どうしたの?。そんなため息ついてると幸せ逃げるよ?。」
杏耶「遥花、何してんだ?。」
フル無視された。
遥花「ん、あぁ、これは折り紙ですよ。すごいですよ、難しいのにはりねずみをあの短時間でつくったんですから。」
これ難しいかな?。案外簡単にできたけど。
杏耶「すげぇな。まぁ、楽しいようで何よりだ。」
そしたら、杏耶さんが頭を撫でてくれた。なんかそっとゆっくりと包むように温かい手で優しく撫でてくれた。
杏耶「なぁ、望花、明日俺と一緒に見回りにいくぞ。」
望花「え。急に、何で?。」
杏耶「二人で話したいことがある。」
え、え、ま、待ってこれ、ぞくにゆう告白ってやつじゃないの!!。待って待ってそうゆうの無理無理無理。
杏耶「言っとくが、告白なんかじゃねぇぞ。」
え、心読んだ?。しかも、告白じゃないの?。
杏耶「結局どうすんだ、行くか、いかないか。どっちだ。」
望花「…………行く。行ってみる。」