テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🥷🔫×💡 になります!
地雷の方はback!!
※センシティブ要素ほんの少しアリです
※キャラ崩壊あるかも
※nmmn注意
⚠️※監禁要素があります!!!
※ご本人様とはまっったく関係ございません
💡「」
🥷🔫『』
rikgからの逆転kgri的な感じです。
rikg地雷の方、ご注意ください!!
策略?
┈┈┈┈┈┈
白いくせっ毛の髪。ちょっとPONな頭。世にも珍しい非対称の瞳。末っ子気質で強い。
その全てが欲しいと、心の底から思ったのだ。
だから、こうするしかなかった。
『っ、いなみ!これ外せ!! 』
華奢で細い腕。そこに通された金属の輪。
頭上に固定したそれを外せるのは、俺しかいない。
「どーしよっかなぁ…」
強がっているけれど、瞳の奥に滲む恐怖を俺は見逃さない。
その顔が、どうしようもなく好きだから。
俺がそうさせているってのが、余計に興奮させる。
「もうちょっとだけ、ね?♡」
その間に、外さないで欲しいって言わせてあげるから。
***
カゲツを監禁して5日目。カゲツの様子はほとんど変わらない。
『いなみ、…!。』
俺を見る度に睨みつけて、威嚇のつもりなのかな。 そんなところも可愛いけど。
「カゲツ、なんでもいいけどご飯は食べてよね。俺が困るから。」
その為にいちいち枷を外してあげているのだ。
腕についた手錠の跡。赤くなって可哀想。
はやく堕ちてくれたら、ずうっと外してあげるのに。
***
カゲツを監禁して8日目。段々心を開いてくれてきたように思う。
「おはよう、カゲツ。」
『おはよ。』
おはよう、おやすみ、ただいま、おかえり。
それくらいの挨拶はしてくれるようになったし。
それだけで、俺の1週間の取り組みが全て報われたと言える。
「ほら、ご飯。」
『……。』
「どうしたの?」
俯いたままのカゲツが心配で、つい声を掛けてしまう。
『……ひとりじゃ、たべれん、かも。』
ぽつりと零すカゲツの言葉に、思わず笑みがこぼれる。
「…いいよ、食べさせてあげる。」
まだ暖かいスープをそっとすくって口元に運んであげれば、素直に口を開く。
「おいしい?」
『ん。』
こんなものだけで申し訳ないけれど、ちゃんと食べるようになってくれたことには本当に安心しているのだ。
きっと、この枷を外せる日はそう遠くない。
***
カゲツを監禁して14日目。小柳や星導達も捜索に本腰を入れてきた。もちろん俺も、フリ位はしてる。
俺はお兄ちゃんみたいな存在だったんだもん、誰ひとりとして、俺を疑わない。 カゲツも例外じゃなくね。
『おかえり、伊波。』
「ただいま。」
俺の顔を見て笑いかけてくれる。今や初日の面影はひとつもない。
「カゲツ、外出たい?」
『……。』
少し急すぎたかもしれないな。カゲツは目を少し開いて、俺をじっと見つめている。
『…いらん。』
目を伏せると、キッパリ言い切った。
『伊波がいれば、それでええよ。』
ああ、神様!なんてご褒美をくださったのでしょう。ずっと欲していた、彼の髪も瞳も仕草も、これで全部、全部おれのもの!!
そんな、心が踊る感覚。顔に出ないように必死に取り繕う。
「じゃあ、これ外したげる。」
彼の腕を締める鉄の塊に触れる。
『ええの?』
「うん。カゲツがいい子にしてたからだよ。」
ポケットから鍵を取り出して、穴に差す。
がちゃ、
するりと腕が抜ける。久しぶりに動かした腕は痺れるのか、そのまま座っているベッドに投げ出された。
『ありがとう、伊波。』
彼の笑顔は、どうしようもないくらい晴れやかで。
それを与えるのも奪うのも、これからはずっと俺だけなんだ。
『伊波がバカでよかったよ。』
「は、」
耳元で囁かれた言葉。ぐるっと動く視界。
俺はベッドに押し倒されて、カゲツは俺を見下ろしている。
ガチャン。
状況を未だに読み切れないまま、無情にも響く鉄の音と腕に課された重み。
見上げると、さっきまでカゲツに繋がっていた手錠は、俺の手首を縛っている。
「え、っ?は、か、カゲツ…??」
『伊波って、ほんまに単純よな。』
ぐーっと伸びて、手首を回して、まるで準備運動かのような動きをするのは俺のせい。俺が閉じ込めていたせい。
『僕があんな状態で、何にもしないわけないやん。』
その笑みは、今まで俺が見てきたどんなものより悪に近い。
カゲツは何をするつもりだ?俺を捕まえてどうしたい?まさか警察?
「俺の事、警察に出そうってこと?」
なら、今までのは全て演技?
完全に騙されてしまったことに、ギリ、と奥歯がなった。
『?なんでや。そんなことせんけど。』
「っじゃあなんで、!」
なんでこんなこと。
『…僕が、伊波のこと好きだから。』
「え…?」
『伊波が僕のこと監禁した時、チャンスやって思ったんよ。これなら、位置を変えればいいだけやろ?』
何も、何も耳に入らない。
『ああ、でも伊波が僕のこと好きになってくれてよかったわ。僕、伊波の好みになっとったやろ?』
『伊波、ずっと優しかったよな。ご飯食べる時でも手錠外したらダメやろ。逃げられるで?』
初めから、全部?
俺がカゲツを好きになったのも、こうなるのも、全部、全部。
『ずっと待ってたんよ。従順にしてれば、いつか外してくれるって、わかっとったからな。』
カゲツの、策略だったってこと?
「…やっ、」
視界が真っ暗になるような絶望感。本能から来る叫び。
「やだ、やだ…!!」
手枷を取ろうと、意味のない足掻きを繰り返す。ガシャガシャなる金属の音だけが、現実を教えてくる。
「これっ、はずしてよぉ…!! 」
さっきの拍子で落ちた鍵も、この場の主導権も、カゲツが握っている。
『もうちょっとだけ、な?♡』
いつしか俺が口にしたように、楽しそうな目で囁かれた。
***
監禁されて3日目。何もする気が起きなくて、それでもカゲツの楽しそうな顔にはときめいてしまって。
これも策略…?だなんて考えたら止まらない。
こんなとき、小柳なら、星導なら。
「…ぁ、!」
そうだ。小柳も星導も、カゲツを探してるはずなんだ。俺まで居なくなったってなったら、見つけてもらえる可能性も上がる。
それだけで、胸がすっと軽くなった。
『伊波、体調悪くない?大丈夫?』
「うん、大丈夫。」
『…昨日より元気そうやな。なんかあったん?』
ここから逃げられる希望が見えた、なんて言えるわけが無い。
『ちなみにやけどここ、僕以外誰も来んからな?』
「えっ、」
まるで思考を読まれたような。核心をついた返答に、心臓がはねた。カゲツは、やっぱりとでも言うような顔で、
『僕が結界張っとるからな。誰にも見つからんよ。』
微笑んで言った。
その笑みがあまりに普通だから怖くなって、丸一日以上動かせしていない足を無理やり立たせて、玄関まで走った。
「はっ、は、なんで…!!?」
がちゃがちゃ、だん、っ!
「なんであかないの…っ?! 」
この場所を用意したのは俺なのに。家の構造だってわかるし、何度もここを出入りしたはずなのに。
「だれかっ、!!」
『無駄やって。』
何度も何度も、開かない扉を叩き続ける俺の手をカゲツがそっと握る。
『なんで逃げようとするん?ここ、連れてきたんは伊波やろ?』
「そっ…れは、」
『これ、痛いやろ?』
手首の枷に触れる。
『ライが僕に堕ちてくれたら、すぐ取れるんやけど』
顎を掴まれ、無理くり目を合わせられる。
「せやから、ライがすぐ楽になれるように手伝ってあげるな。」
明るいカゲツの笑顔は、紛れもない、俺が好きになった顔だった。
┈┈┈┈┈┈
前編終わりです。
こういうの大好きです。立場逆転系、と言いますか。ただの私の癖です。すみません。
次はセンシティブ入る予定なので、一応お気をつけを。
ありがとうございました。次回もお楽しみに、
追記
監禁系書くの2回目ってことに今更気づきました。続き書くか微妙かも。
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