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「懐かしのメロンソーダ」
スタート!!
私は、パク・ユンミ 26歳の独身。
かれこれ最近仕事のせいでストレスが一気に溜まっている。
今日も家へ帰り、脱衣所で暑苦しい女性用のスーツを脱ぎ捨ていったん部屋着に着替えて
疲れ切った体で寝室へ向かい仮眠をとる。また10時に起きて風呂に入ったら大好きな韓ドラを見ていると
はっ!と気が付き時計を見る短い針が12時をさしていた。
手に持っていたコーヒーの入っているカップをリビングにおいて寝る。
朝6時アラームが鳴るが止めてまた二度寝をする。
すっかり目が覚めると7時35分になっていた。
私の家から会社まで車で20分だ 会社には8時までに出勤しないといけない。
でも準備をすると、家から出るのが7時45分になってしまう。
少し考えて準備を急いで始めた。
会社に大急ぎで向かうと会社のオフィスにつくと時刻は8時15分になっていた。
同僚からの視線と上司からの説教を食らった。
今日は会社で失敗ばっかりだった 印刷ミスや休憩室でコーヒーを派手にこぼしてしまうなど
よほど疲れ切っているんだろう。
その日は居酒屋でビールを沢山飲んでいた。
家に帰り昨日と同じ行動をする。
次の日アラームが聞こえなかったのか起きたのが7時55分だったからどうせ間に合わないし昨日の二日酔いのせいで
どうせ仕事はできないだろう。と考え電話をし休みを取る
休みをとれた!と言っても何もすることがない。
それで二日酔いでズキズキする頭をフル回転させて考えついたことは、社会人になるまで
通い続けてお世話になっていた喫茶店だ。
最近はコーヒーしか飲んでおらず、久々に甘いものでも飲みに行こうと思った。
昔のおぼろげな記憶をたどると喫茶店に無事着くことができた
店に入ると昔と全然変わらず、相変わらず優しいマスターがいる
私はマスターに「こんにちは」と声をかけたら。
マスターはびっくりした顔をして『ユンミちゃん!久しぶり全然変わらないね!』と言ってくれた。
マスターに注文を聞かれ昔と同じもので!と頼むとマスターが昔と変わらないメロンソーダを持ってきてくれた。
綺麗な緑色でとても甘そうで美味しそうだった。
飲んでみると予想通り甘くてシュワシュワしていた。
何か心にこびりついているものが取れた気がした
飲み終わってマスターに「おいしかったです。また来ます!」と声を掛けたら
マスターも『またいつでも来てね!』と言った。
店を出ると久しぶりにスッキリした気がして気持ちが軽かった。
「また明日も会社、頑張ろう!」つぶやいて元気よく家へかえった。