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こんにちは!圖阿です!
前回の続きからです!
どうぞ!
・・・
🤪side
🐤「!…こんなところでないくんたちと話してる場合じゃなかった!」
🐤「ほら、早く行くよ!きっと退屈して待ってるはずだから!」
先ほどまで、俺たちと話していたりうらはほとけの手を引っ張って街の方に走っていった。
買い物するのに、そんなに走る必要があるんだろうか?
しかも、退屈して待ってる?
そう言えば、
『今日は早めに終わらせて、3人で久しぶりに買い物しに行くって約束してたでしょ!』
……3人って言ってたな。
………え?
まさか男?
それはあかんッ!!
ほとけとどんな関係かは知らんけど、好きな奴が他の男と一緒に買い物なんて絶対にいややッッ!!
俺は、すぐにほとけたちの後を追って走り出した。
🍣「!?ま、まろ!!どこ行くのさ!?」
🤪「俺はほとけたちのとこに行くんやッ!!」
ないこが突然走り出した俺の腕をつかんで引き留めた。
ほとけの一大事って時に何すんやこいつッッ!?
🦁「なんでほとけとりうらの後を追うん?」
🦁「あいつらはこれから買い物なんやから、邪魔するのはあかんで…?」
🍣「そうだよまろ!てか、もしそんなことしてまろがほとけっちのやばいストーカーだと思われたら、兄弟の俺までりうらに変な目で見られるじゃんッッ!!」
🤪「…………ないこ、お前………」
🍣「はぁ〜……ようやくわかった?」
🤪「何、俺の許可なしにほとけのことあだ名で呼んでんのやッッッ!!!???」
🍣「はぁ!?何切れてんの急にッ?てか、そこ?」
🤪「そこ?ってなんやそこってッ!!??」
俺にとっては大事なことなんやぞ!?
🤪「チッ…!こんなことしてる場合やないんや!」
🤪「言っとくけど、お前にとっても一大事なんやからなッ!?」
🍣「はぁ??なにが一大事なんだよ?」
🤪「よく考えてみろ!」
俺がりうらがここに来た時、3人と言っていたこと、またそれが男かもしれないことを話した。
すると、案の定ないこは先ほどの俺と同様勢いよく走り出した。
🍣「りうらがどこの馬の骨ともわからないやつとデートとか絶対いやなんだけどッ!」
🤪「俺やってほとけが知らん男とデートなんて許せるかぁッッ!!」
🦁「……はぁ……お前ら…。まだ男と決まったわけじゃないやろ?」
🦁「しかも、デートって。……オホなんか?」
🦁「たとえ、3人目が男だったとしても、ただの友達かもしれんやよ?」
🍣🤪「『友達かも』だろッッ!!??」
🦁「お前ら、こういう時は息ぴったりやな」
俺とないこを呆れながら見るアニキのことは置いて、俺たちはほとけとりうらの行った方に走っていった。
しばらく走ると、街の中でほとけとりうらを見つけた。
人混みで分かりづらいが、確実にもう1人人がいて、2人と楽しげに話しているのが見えた。
🍣「ねぇ!あれ、男?女?男だったら俺無理なんだけどッ?」
🤪「俺やって無理だわ!くそッ…ここからじゃあんま見えん…!」
俺たちがなんとかそのもう一人を見ようと奮闘していると、ほとけが人混みに押されて倒れかけた。
そして、横にいたもう一人がほとけの腰を支えた。
その光景をみた瞬間、俺は人混みなんて無視して、ほとけのもとまで行った。
🤪「ほとけッッ!!」
💎「えッ!?イフくんッ!?」
💎「なんでここにいるの!?」
そう言うほとけをお構い無しに、俺がもう一人を睨むと、そこにいたのは白髪の小柄な女性だった。
🤪「……お、おんな…??」
拍子抜けしてしまい、俺が脱力すると、後ろからないこと俺たちのことを追ってきたのかアニキがいた。
🍣「………あれ?女の人?」
🦁「………はぁ…だから言ったやろ?」
🐤「なんで、ないくんたちがここにいるの?」
💎「それに、なんでさっきから初兎ちゃんのこと見て驚いてるのさ?」
🐇「……??💦」
………スゥーーッ…さて、どうしたものか…?
絶対に男だと思っていたから、何でここにいるのかの言い訳を何も考えていなかった。
ないこの方を見れば、同じだったようでどうしようかと焦っている。
そんな俺たちが焦っているなか、突然アニキが思ってもいなかったことを言った。
🦁「……なぁ…?あんた、初兎って言ったよな?」
🐇「………へ?」
🦁「やっぱりそうや!昨日あんたと森で会った悠佑や♪!覚えとるか?」
🐇「………ぇ、……あ!き、昨日の人!…!!」
どうやらこの女性こそが、アニキが言っていた、花売り娘の初兎のようだ。
🦁side
💎「ちょっと、初兎ちゃん…!いつ、知り合ったの?」
🐇「ぁ、えっと……昨日森で会ったんよ💦」
🐤「一人で森に行ったの!?危ないから一緒に行く約束だったじゃん!」
🐇「…で、でも…らびまるもおったから大丈夫やよ…?」
🐤「けどッ
りうらが初兎ち怒っているのを見ながら、俺はほとけに話しかけた。
🦁「なぁ、りうらとほとけは初兎の知り合いなん?」
💎「うん♪僕たちは三姉妹なんだぁ」
💎「一番上が初兎ちゃん、真ん中が僕そして、末っ子のりうちゃん」
💎「歳で言ったら、そんなに変わらないんだけどね♪」
🦁「へぇー………そうやったんや」
🍣「な~んだ。3人目はお姉さんのことだったんだ」
💎「そうだよ♪そう言えば、さっきも聞いたけど、どうして3人がここにいるの?」
ほとけがそう聞くと、ないことまろは気まずそうに、目を泳がせた。
言い訳考えてなかったんやな。
俺がそう呆れながら見ると、ないことまろは俺に助けを求めるような目をしてきたので、そんなこと無視して言った。
🦁「こいつら、お前らが一緒に買い物する3人目の人が男じゃないかって思って追っかけてきたんよ」
俺がそう言うとないことまろはあからさまに顔を青くして、動揺しだした。
💎「…………え?マジで?」
ほとけがまろの方を向くと、まろは観念したように小さく頷いた。
……笑。まるで、お母さんに怒られる子供みたいやな。
続く。
・・・
次回は絶対に🦁🐇を進展させたいッッ!!
見てくださりありがとうございました!