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こんにちは!圖阿です!
前回の続きからです!
どうぞ!
・・・
🦁side
ないふ勘違い事件の後、俺たち6人は座って話をするために喫茶店に入った。
🦁「買い物の邪魔して悪かったな」
俺がそう、謝ると、3人は特に気にしていないと言ってくれた。
💎「イフくんが突然現れたのにはビックリしたけど、もう、買い物もすませて帰るところだったし♪」
🐤「そうそう♪アニキが気にすることないよ」
喫茶店に来る道中でお互いのことを少し話、それぞれの呼び方が変わった。
🐤「にしても、一番驚いたのは初兎ちゃんがらびまるのことを話したことだな…」
🦁「…?と言うと?」
🐤「ほら…?らびまるって喋るうさぎだから、他の人には話さないようにしてきたんだよ」
🐤「特に初兎ちゃんは…」
🐤「ほんと…よく話してもらえたね…?」
🦁「……いや、話してもらったっていうか、なんというか…?」
あれは話してもらった判定なんだろうか?
初兎が口を滑らせた感があったけどなぁ…?」
🐇「あーー………えっと、何となく悠佑さんは信用できたと言うか、なんというか…?」
🐤「……??何でそんなに歯切れがわるいのさ?」
りうらが初兎を問い詰めていると、初兎はだんだん困り始めた。
一人で森に入ったことでも叱られてたのに、口を滑らせてしまったことを言ったら、さらに怒られてしまうだろう。
初兎自身、そう思っているのか、ずっとだんまりだ。
助けてやるか。
なぜ、自分でもそう思ったのかはわからないが、初兎に助け舟を出すため、俺は別の話題を持ちかけた。
🦁「……なぁ、ずっと思っとったんやけど、3人はこの国の人間やないんよな?」
💎「そうだよ!」
🦁「ほんなら、どっから来たん?」
🐤「…………えー……どこだっけ?」
🦁「初兎はわかるか?」
🐇「えっと……確か、山があった気がする?」
🍣「いや、何で疑問形なんだよ…?」
🐇「しゃあないやん。なんてたって、ウチらが故郷を離れたんは、10年以上前なんやもん」
🍣🤪🦁「10年ッッッ!!!!????」
🤪「お前ら、10年以上も旅をしながら生活しとるんか!?」
💎「そうだよ♪((フフン」
ほとけが誇らしげに言っているが、たった3人だけで旅をし続けてきたなんて。
…………ええな…
🐤「……?アニキも旅したいの?」
🦁「へ?俺なんか言ったか?」
🐤「うん。『ええな』って、言ってたけど」
🦁「………心の声が漏れてたんやな…」
💎「アニキは旅しないの?」
🦁「あー…………」
俺がバツの悪い顔をしたからか、ほとけはまろとないこの方を向いた。
2人も、俺と同じようにバツの悪い顔をしている。
🐤💎🐇「……???」
そんな俺達を見て、3人は不思議に思い、互いに顔を見合わせていた。
こればっかりはどうしようもないことだ。
しばらくの沈黙が流れた時、突然大きな爆発音がした。
俺たち全員がわけもわからず、音のした方を見ると、そこには、銃やナイフを持った数人の男がいた。
強盗「店員と客…!全員その場で両手を挙げろッッ!!」
1人の男が拳銃を突き出して、叫んだ。
🍣「アニキ、まろ……あいつら、最近騒ぎを起こしてる、連続強盗集団だ((コソッ」
🦁「丁度ええ。どうにかして、あいつら全員取っ捕まえるぞ((コソッ」
🍣🤪「了解((コソッ」
俺たちは、指示に従うふりをしながら、捕まえる機会をうかがうことにした。
強盗「お前らは人質だ!妙な真似したら、容赦なく殺すッ!」
そう言った後、威嚇と言わんばかりに、天井に一発撃ち込んだ。
🐤🐇「…ひぃッ…!」
💎「…………((ギュッ」
怯えるりうらと初兎をほとけが抱き寄せ、安心させるように寄り添っていた。
早く助けてやらんとな。
ないこに目線を送ると、その意味をくみ取ったないこは即座に行動に移した。
🍣「………ねぇ、まろ?何かあったの?」
🤪「……ッ…だ、だいじょうぶやでないこ…!」
強盗「おい!そこのお前らッ!なんの真似だ!」
🤪「ひぃッ…!ご、ごめんなさいッ!」
🤪「兄は、目と耳が障害で…ッ!この状況をよくわかっていないだけなんですッ!!」
🍣「………?まろ?」
🤪「ないこッ…!大丈夫やからッ!」
そう言って、ないこの手を握るまろ。
強盗「チッ……次、妙な動きをしたら、即殺すからな」
🤪「は、はいッ…!」
強盗はまんまと騙されたようだ。
その後、ないこが障害者だと思った強盗たちは、ないこに油断し、ないこが銃とナイフを奪った。
それに動揺した一瞬を突き、俺とまろで残りの奴らを片付けた。
🍣「ふー…いや~うまくいった♪」
🤪「ほんま、あのアホさ加減はどうにかしてもらいたいがな」
🍣「アホってなんだよッ!?名演技だっただろ!?」
🤪「どこがやねんw」
💎「……イ、イフくんたち凄い…!!」
🐤「うん。……銃やナイフにものともしないなんて…ッ!」
りうらたちがが感心しながら、ないこたちに駆け寄ろうとした瞬間
拘束した強盗の1人が、銃を隠し持っていた。
そして、その銃口は初兎に向いていた。
銃声が鳴るよりも早く、俺は動いていた。
🦁「初兎ッッ!!!」
バンッ…!!
初兎を庇うようにしたため、初兎に球は当たらなかったが、俺は、肩を撃たれてしまった。
🦁「……ッ…つ…ッッ!!」
🤪🍣「アニキッッ!!」
ないこは、撃った強盗から銃を奪い取り、まろが俺に駆け寄ってきた。
🤪「アニキッ!!しっかりせぇッ!!」
傷口を押さえながら、まろは俺に声をかけた。
🦁「大袈裟やなッ…!…ちょっと肩をかすめた程度や…笑」
🦁「……初兎………お前は大丈夫か?」
🐇「………ッ…ウ、ウチはなんともない…ッ!!」
🦁「……そっか♪……良かったは」
俺は、そう言って、遠くから駆けつける城の馬車を眺めた。
こりゃぁ、親父になんか言われてまうかもな。
続く
・・・
ふふふ♪
次はようやく、🦁🐇を進展させられるぜッッ!!!
見てくださりありがとうございましたッッ!!!