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7 - 僕のライバー観察日記

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2023年03月27日

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“注意事項”

・自己満足

・大体1話完結です

・二次創作

・ご本人様とは関係ないです




これらが大丈夫な方はどうぞ!!!



「僕のライバー観察日記。」


僕は、ずっとライバーを見ている。

僕は、同じ時を、同じ歳をずっと、ずっと繰り返している。

見ている風景も変わりがない。

ただ僕に変化があるのは、周りの時間だけだ。

自分はずっと学生で。ずっと”16歳”で。

だけど周りは成長していく。

でも、ある日僕は周りとの差を感じなくていい日が来た。



「にじさんじライバー募集中!!」



なんの変哲のないチラシだ。

変哲のないチラシだから、こそだったのかもしれない。

僕は早速、応募をする事にした。

この何も無い、果ての無い自分の人生に色付けるために。

それと同時に、日記を付ける事にした。

応募する時、僕は機械に弱いせいでギリギリだったが、何とか応募をすることが出来た。

後は合格発表を待つだけだ。




________そして。「ドキドキの合格発表」



この時を待っていた。

ドキドキと心を高鳴らせながら通知メールを開く。

そこには

『”剣持刀也 さん “ にじさんじ 所属 Vライバー 』


認定


僕は、この文字を見た時、嬉しさに包まれて、親にも、お兄ちゃんにも報告をした。

2週間後、初配信がある。

とても楽しみだ。



記念すべき「初めての配信」



同接人数が100人も超えている。

今日の配信から、”剣持刀也”として。

1人のライバーとして。

人1人の日常が色付くような配信をするんだ。

初めて多くの人に見られて、自分の学級よりも多い色んな人達を見ていく____

初めての事だらけで、僕はとても緊張はしたが、楽しいものだった。

2期生という同期を持ち、僕の生活をも色付けていくんだ。




ついに、今日は4度目の「僕の誕生日」



4年目の誕生日にして、16歳になった記念として逆凸をしてみた。

永遠の高校生だから、誕生日になっても歳は変わらないし、ライバーになる前も歳は変わらなかった。

ただ前とひとつ変わったことがある。

それはたくさんの人に祝われ、そして暖かく、世界が色付いているように見える。

たくさんの個性豊かなライバー達と一緒に過ごしてきたこの4年間は決して無駄なものではない。

今日はそれらを再確認できた。

少なからずともとても有意義な時間だった。






「さ、今日はどんな事を日記に記しときましょうか?」




僕はペンを持ち、随分とボロボロになった日記を開く。


最初期の最初の数週間と特別なイベント以外は日記は書かなくなって、まだ1冊だが、最近また書き始めている。


「そうだ、今日はこれについて書き記しときましょう。」


僕は、今日のことを思い出しながら”1人のライバー”としての僕を観察し、日記に書いていった。

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