テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
1話 可愛い親友
「なぁ1年に可愛い子入ったって!」
「え?どの子どの子!」
「あそこ!!」
「えっ、めっちゃ可愛いじゃん!!…ってか隣の奴ブスくね?笑」
「かわいそうだよねー。」
私は「めっちゃ可愛いじゃん!!」の方ではなくて、いつも「“隣の子”ブスくね?笑」と言われる方である。私の親友は自他ともに認めるほど可愛い。おまけに性格も良くて勉強もスポーツも何でもできる女神のような子。そして私はそんな子に嫉妬する最悪のブス。この子といると胸が苦しくなるからなるべくいたくないけど、この子しか私と仲いい子はいない。だから、いつも私に向けられた矢のような冷たい言葉に耐えている。
「……あんなの気にしなくていいよ、幸は可愛いんだから!」
「…そうかな、」こう言いながら私は『可愛かったら「ブス」なんて元々言われない。』とひねくれた考えをしていた。
こんな私を好いてくれる人なんて、居ないんだ_