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これは僕の一夏の思い出
高校3年生の夏、
僕は
甘くて、長い、
恋をした
start…。
僕が恋したのは、2つ下の1年の若井くん。
僕はトランスジェンダーでは無いけど、フェミニンな女性らしいものが好き。
髪の毛は少し長く、ヘアアレンジができる長さだ。
でも、やっぱり認められない事がほとんどで、学校では虐められる。
友達もほとんどいなくて
話しかけてもらえたと思ったらパシリにされる
若井くんと初めて出会った日もそうだった。
数ヶ月前
#「おいオカマ!ジュース買ってこいよーw」
r「っ、嫌ですっ」
#「お前そんな口聞けんのかよ」
ボコッ
r「やめてっグズッ」
#「泣いてんじゃねーよ」
r「嫌っ」
ガシッ
#「なんだお前」
h「いや、この人嫌がってるじゃ無いですか」
#「コイツが?w」
グイッ (髪掴)
r「っっ」
パシッ(#の手離)
ギュッ(r抱)
h「さっさと失せろ」
r「グスッ」
#「お、お前!覚えとけよ!」
タッタッタ
h「大丈夫でした?」
r「うん…。」
「本当にありがとう」
「いつも怖いのに、嫌だって、助けてって言いたいのに言えなくて…。」
「年上なのに情けないよね」
h「そんな事ないです!自分の好きを大切にできる人、僕はすごいと思いますよ?」
「それに先輩、かわいいですし…///」
r「へっ///ありがとう。」
2個も上の人なんて怖いはずなのに若井くんは僕のことを助けてくれた
誰にも言えなかった気持ちを
初めて口に出せた
誰にも認められなかった
親からも
友達も全部
僕の「好き」を大切にしてると、
辛かったし、逃げたかった
全部全部踏み躙られて
批判されて
僕には愛想笑いと、気づいてもらえないくらいの声の大きさの「嫌だ」しか無かった
でも若井くんがきっかけで、
大森くんと言う音楽が大好きな素敵な友達も出来た
今では3人でよく過ごしていて、
僕は初めて学校が「楽しい」と思えたの
僕の人生を変えてくれたと言っても過言ではない若井くんに「恋をしている」
僕が「好き」気づいたのはほんの少し前の話、
大森くんは勘付いてたみたい
僕には今日、大イベントがある。
若井くんに誘われた花火大会
正直すごく嬉しいし、浴衣着たいなぁとか、ヘアアレンジしたいなぁとか考えるけど
僕の「好き」を認めてくれたけどいざ着ようと思うと少し怖い
もちろん僕1人で着れるはずがなく大森くんに頼んでいるんだけど…
ピンポーン
そうこう悩んでいるとまさかの大森くんが到着。
m「りょうちゃんー入るねー」
といって、自分の家のように入っていった(初めて来てます)
ガチャッ
自分の部屋の扉が開く
m「ちーすっ」
r「やっほー」
r「今日はありがとねー」
m「いえいえ〜!よし!じゃあ早速着付けて若井惚れさせるぞー!」
r「///」
m「いやー、これりょうちゃん着たらめっちゃ似合うと思う!ぴったり!
r「そうかなぁ?ありがとう〜」
r「若井くん引かないかなぁ?l
m「ないでしょ!かわいすぎるもん、まだ途中だけどw」
r「えへへ〜」
m「髪は?りょうちゃん自分でやる?」
r「うん!やろっかな〜」
m「おぉ!俺見てみたいー」
r「いいよ〜」
m「よしっ!完成!」
r「ありがと〜!助かりますっ!」
r「んじゃ、髪の毛やろっかなぁ」
今日の髪型は、編み込みを入れてハーフアップ
いつも誰かに見られる事がないから、少し緊張…
毎日ヘアアレンジしているように手を動かす
ヘアゴムを取り、髪を編む
今日のために買った黄色い髪飾り
浴衣がひまわりの柄だから、それに合わせて
小さい頃から可愛いものが好きで
身につけてきた
だから親から避けられ、高校に入る時に出て行けと言われた
そんな僕にとって誰かと出かける
なんて事初めてで、今日はちょっぴり鼓動が速い
でも、若井くんが僕のこと好きになってくれるなんて、そんな事絶対に起きないのに…
r「おっけー!出来た!」
m「すごっ!天才やん」
m「めっちゃかわいい!」
m「よし!行ってこい!」
r「うん!」
タッタッタ
next…。
こんばんは!Hanaです!
ただいま飛行機前に充電2%で書いてますw
最近投稿できずすみません!
そろそろ学校も始まるので、投稿頻度が下がってしまうかもしれませんがご了承ください!
短編集ばかりですね…。
本当に!続きが思いつかないです!短編は思いつくのに…。
どうしたら皆さんスラスラかけるんだろう?
想像力と文章力ゼロの私はきびぃです…。
それでは!また書いてきます!
コメント
2件
いやー好きですっ。青春っぽい話っ、