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ここはハズビンホテル。
地獄に落ちた罪人たちが暮らす、“贖罪”と“更生”を目的に掲げたホテルだ。
地獄の王女であるチャーリー・モーニングスターを中心に、数人の住人たちがここに集っている。
私もここで暮らすようになって時間が経ち、かなり馴染んできた・・・と思う。
エンジェル「でさぁ、その時のハスクってば・・・なぁ?」
ハスク「その含みのある言い方はよせエンジェル。ただのチンピラ掃除だろうが」
エンジェル「な~んだよ、戦ってるときはあんなにノリノリだったくせにさ。楽しかっただろ?」
ヴァギー「アンタ達、そうやって揉め事起こして厄介ごと持って帰ってくるのはごめんだからね!」
チャーリー「だ、大丈夫よヴァギー!今回はたまたま・・・そう、たまたまね!
相手がちょ~っとお話し聞いてくれない人たちだっただけ!
ね?そうよねハスク!エンジェル!」
ハスク/エンジェル「「・・・まぁ、そんなとこだな」」
〇〇「ハハッ、本当に2人ともノリノリだったみたいだね」
どうやら昼間出かけている間に悪魔たちに絡まれたらしいハスクとエンジェルの話を聞きながら、バーカウンターに座って雑談していた。
私がここに来た当初はまだ距離があった住人たちも、今では冗談交じりに自分のことを話すくらいには打ち解けている。
何でもないような話をしながら笑って、お酒を煽って・・・このホテルの夜にはよく見られる光景だった。
エンジェル「あ~、笑えるよな。・・・なぁ、もう少し飲まねぇ?
今夜はもう少し、気持ちよくなりたい気分なんだよ」
ウイスキーのグラスを傾けて、エンジェルが妖艶に笑う。
それに応えるように、みんながそれぞれ自分のグラスを手に取った。