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奈良坂くんは食器を落とさないように丁寧に扱ってお茶をゆっくり飲む
渚桜）お前ら膝重たい
陽介）俺悪くない
烏丸）悪くないです
渚桜）出たよこれ〜笑
2人の頭ををヨシヨシと優しく撫でる
渚桜）！！ちょっと待って…御手洗行ってくる…(やばぁ…血がドバドバ出てきた…)
2人）はーい
2人は頭を退けていそいそと御手洗に向かった
とりまるサイド）
烏丸）絶対奈良坂先輩って渚桜さんのこと好きですよね？
奈良坂）ﾌﾞﾌｯ！
烏丸）うわきったな…
陽介）あーあー……拭くのめんどくせぇ
渋々近くにあったティッシュで机をちゃっちゃと拭く
奈良坂）い、いきなりそんなこと言われたら吹くに決まってるじゃないですか！
烏丸）ま、いいじゃないですか、それで？本当は？
奈良坂）ぎ、逆に好きじゃない人…居るんですか
陽介）さぁ〜？あ、でもココ最近入ったＣ級の新人女の子が渚桜ちゃんの悪口言ってるの聞いたから１回本気で戦って絞めた事あるよ
奈良坂）こいつほんとに何してんだ
陽介）どうやらその子男を取っかえ引っ変えしてて俺たちにまで手を出し始めたって話だ
烏丸）怖いですね…まぁ、上ランクの俺達に手を出そうと思ったが…って感じですか
陽介）既に渚桜ちゃんという可愛い子に手を出されていたと
烏丸）でしょうね、腹いせでいつかあの子に手を出されなきゃいいんですけどね
陽介）まぁまぁ、その時は分からされるでしょ
陽介）あれは本当に怖かった…
奈良坂）なんであの距離で俺を打ち抜けるの……
渚桜）それはね〜目目がいいからー
3人）うわぁ！？
渚桜）やっほ〜、あと途中で生意気な女の子居たから縛り上げちゃった♥
渚桜さんは例の女の子の首を掴んでいた
渚桜）ねぇ、Girl？私の可愛い可愛い後輩兼彼氏に手を出そうとしたのは本当かい？
渚桜さんは女の子を睨み付けるように目線を向けると女の子は換装体にも関わらず震えていた
渚桜）換装体…痛くないでしょ？さんっざん私に殴られてまだピンピンしてるもんね？
妖艶な笑みを浮かべる彼女とは違って女の子は完全に震え上がっていた
渚桜）今回は許してあげるけど…次は許さないから
首根っこから手を離すと女の子は泣きながら逃げた
渚桜）はぁ……私の宝物に手を出したらこうなるって分からないのかしらね…准に気をつけるよう言わなきゃ
髪を結って部屋を綺麗にする
3人）……(俺たちは…とんでもない子と付き合っているのかもしれない…)
渚桜）お偉いさんに記憶改変と私とあなた達の関係を教えておかなきゃね…仕事出来ちゃった！直ぐに戻るから待ってて〜
渚桜はウキウキとした顔で部屋から出て行った
奈良坂）…これ…大丈夫……なの？
陽介）いっつもこうだ…慣れた
渚桜）根付、私の彼氏に手を出したヤツがいる、私が乱暴した記憶を消せ
根付）はぁ……また暴れたのか
渚桜）失礼ね…まだ暴れてないわ
根付）やれる事はやる、お前に暴れられるのは大変だからな
渚桜）ありがと、はい、写真この子の記憶消して
根付）わかった
渚桜）ありがと、それじゃ今度可愛いお人形買ってあ、げ、る
根付）要らん、それよりいいカップを頼んだ
渚桜）えぇ、わかったわ
手を振って根付の場所から離れる
大切な人を守るためならなんだってする……
渚桜）ﾝﾌﾌｯ…
不敵な笑みを浮かべて
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