大通り沿いのカフェは、平日の昼下がりという時間帯もあってほどほどに空いている。
その窓際沿いの席で、ルチオはぼうっと外を眺めていた。
「――じゃあ、明日からこの案件はこっちで引き取るわね」
「……ん」
「それと、悪いんだけど、こっちのクライアントは来週いっぱいまで面倒見てもらえるかしら。途中で変えられたら雰囲気が変わっちゃって困るって言うのよ」
「……ああ」
「キョンちゃんとジョージもホントに感謝してるの。今度、お礼に何か奢らせてほしいんだけど、どうルチオちゃん?」
ルチオは向かいに座る人物を睨んだ。
「ちゃん付けすんな」
「あら、聞こえてた」
睨まれた相手は大げさに首をかしげて見せた。
整った******
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