テラーノベル
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彼を抱き上げて、自室へ連れていく。
彼は寝ている。
多分、疲労。泣き疲れもあるだろうし、体調も。
無理をさせてしまった。
緑「よいしょっ、と、」
彼をベッドへ下ろす。
黄「ん、う、?」
緑「あら、みことちゃん起きちゃった?」
黄「うん、、こほっ、まだねむい、」
緑「そっかぁ、お隣お邪魔してもいい?」
黄「うん、、」
そういうと彼はもぞもぞと壁へ寄っていく。
俺が寝るスペースを作ってくれているのだ。
緑「お邪魔するね、みことちゃん、おいで?」
黄「!」
俺が腕を広げると、驚いた顔をして嬉しそうに俺の中へ入ってくる。
やっぱり熱いなあ、なんて。
緑「んー、、みことちゃん、熱いね?熱あがっちゃったかな?」
黄「んーん、、けほっ、」
コンコン、と音が鳴った。
緑「?はーい?」
桃「おれ、らん。」
緑「ん、ちょっと今手離せないから入ってきていいよー!」
桃「しつれーしまーす、、、
うわあ、それは、、手離せないなあ、w」
緑「でしょ?w」
桃「とりあえず頼まれたものは置いとくね、」
緑「うん、ありがとね、」
今俺はみことちゃんに抱きつかれているから起きようにも起きれない。
どうしたものか。
緑「みことちゃん、熱とか測りたいから起きれそう?」
黄「いやや、、おきたらすちくんどっかいっちゃう、、」
緑「行かないよ。ずっとそばにいるから。」
黄「ほんと、?」
緑「ほんと。だから、起きれる?」
黄「ん、やくそく、ね、?」
緑「ふふ、わかった、やくそくね、」
そういうと彼は俺から手を離して、体を起こした。
緑「熱測ろうね、」
黄「うん、」
彼の脇に体温計を挟む。
先ほどよりは熱が下がってるといいんだけど。
ピピピッ、
緑「何度か言える?」
黄「、、さんじゅう、はち、ど、に、?」
緑「お、さっきよりは下がってるね、よかった。」
黄「す、ちくん?」
緑「んー?」
黄「わがまま、いって、ごめ、んね、?おれが、かっ、てに、でてったのに、」
緑「はーいストップ」
黄「ん?!」
そう言って彼の口を手で押さえる。
緑「いーい?みことちゃん、体調が悪いのは仕方ないことだし、誰かが悪いってわけじゃないんだよ?そもそもみことちゃん俺らに甘えないし、逆にもっと甘えてくれていいんだよ?」
黄「え、あ、わかった、」
緑「ん、みことちゃん、自分の症状言える?」
黄「えっと、、あたま、いたくて、ちょっと、さむくて、のども、いたくて、それで、、」
緑「?それで?」
黄「さみしい、、」
緑「!はぁ、、」
ついため息が出てしまった。
それはずるい。そんなの。
黄「うわぁ?!」
彼に抱きつく。
それはもう、強い力で。
黄「ちょ、すちくん、くるし、」
緑「あ、、ごめん、大丈夫?」
黄「だいじょーぶ、だけど、びっくりした」
緑「ふふ、ごめんね?」
黄「うん、だいじょぶ」
緑「ふふ、みことちゃん、寝ようか?」
黄「ん、、いっしょ、ね、?」
緑「うん、次は勝手に出ないよ」
黄「やくそく、、」
緑「ん、約束」
約束2回もしちゃったなぁ。
隣で寝ている彼は、本当に成人男性なんだろうか。
かわいいなあ。
寝て起きた時に、完全に熱が下がって別の理由でみことちゃんが顔を真っ赤にしたのは
また、別のお話。