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「生き返るから、に決まってますわ」とカナヤの後ろから喋るゴシックロリータの少女?
「ヤバッ」とカナヤが反応するが遅かった
ウダの杖からナイフが出てきカナヤの腹を貫通する
「ぐァッ”ッ”ッ……」咥えていたタバコが地面に落ち自分の血で火を消す
「やはり、抜除氏の失敗作は弱いですわね」
とクスッと笑うウダ
「カナヤは失敗作なんかじゃない」というのはスカーレット
「何も知らないの にカナヤを語るな」とスカーレットは鎌を振り上げる
「ここは大丈夫そうだねぇ……」と狐のお面を被った男女二人は看守室から出ていく
スカーレットはそんな2人を気にせずにウダに斬り掛かる
「ウダに怪我は追わせれへんね」とキリがスカーレットの鎌を受けるが”ナイフごと切れる”
「なぁッ!?」とキリが驚きの声を上げるがスカーレットの鎌は止まらない
キリの胸がバッサリ切れる
「貴方はただの人間なのにでしゃばるからですわ」と辛辣な言葉をキリに投げるウダ
「うるさいなぁ…口縫うたろか……」と髪をかきあげるが手に血がついてるため髪まで血が付く
「縫えるものなら縫ってご覧なさいまし」とウダが煽るように言う
「それに、今縫合が必要なのはあなたではなくて?」と傷を指さし言う
「…ッ別にいいんやよ」とスカーレットではなくネムを狙うキリ
「……」だがネムは動かない
「あ?諦めとんのか?」とキリはそのまま襲いにかかる
「!!」ウダが何かに気づく
「キリ!ダメ!行くな!」と声を荒らげ走り出す
「ネムには指一本触れさせない」スカーレットがキリの首を落としにかかる
が、鎌が止まる
「いらっしゃい」とミクが喋った瞬間キリの首が飛んだ
「ッ!?」痛みで顔を歪ませながら宙を舞うキリの首
「触手を細くして貼っていたんですのね…」とウダはキリの首を持つ
「ッだぁーーーッ!!クソ痛ぇ!!」と首だけになったキリが喋る
「どーせあなた不死身とかじゃないの?」とネムがいう
「……大正解やよ……」とウダに抱えられたキリが喋る
痛いようで先程までの威勢はない
「キリがこの状態になればもう戦えないですし帰りますか…」と踵を返し看守室を出ようとする
スカーレットは違和感を感じた
さっきからカナヤがいない
ミクも同様の違和感を感じたようだ
「ふふっ今頃気づいたようですわね」とウダが高笑いをしだす
「ここら辺でうちらはお暇させていただきます〜」と首だけキリが言い看守室から逃げる
「カナヤ、返せ!」とミクが走って追いかけるがウダにはかなわなかった
「痛……」と自分の首を持つキリの胴体
「それって見えてますの?」とウダが走りながら言う
「一応……?」とキリが答える
「キリ、遅すぎますわ」そういいウダがキリを抱えあげる
「…一応うちにもプライドってもんがな…」
「じゃあ一生拷問を受けます?」とウダが地面を蹴る
「おかえりなさいませ」と迎えに来たのかメイド服を着た少年が羽を生やしこちらにやってくる
「キリを持ってていてくれるかしら?荷物で仕方ないのですわ」とキリを少年のメイドに押し付ける
「あの…ウダ様は……?」と少年メイドが言う
「ハエを潰してきますわ」と振り向く
そこには狐のお面の兄妹がいた
「カナヤさん返してもらわないと処理が面倒なんで、返して貰えます?」と兄に抱かれている中国風の少女が言う
「そんなだいじなのね、この女」とウダがカナヤの頭を掴む
「実はボク、力が少しだけ強いのですわ」とカナヤの頭がミシミシと音を立てる
何故かカナヤは起きない
「返さないのなら…殺っちゃうよ?」と中国風少女が魔導書を取り出し言う
「私も魔法は使えるの」と本を開く
「召喚魔法・同一人物《ドッペルゲンガー》」