一覧ページ
教室リーグ~底辺モブ生徒が分析スカウターで超名門校の序列をぶっつぶす~
第82話 - 第82話 【IQ160・SS級の化け物】天宮の姉が降臨!残酷な「くじ引きルール」と女王の狂気的な微笑
2,106文字
2026年06月06日
一覧ページ
2,106文字
2026年06月06日
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
12月13日、土曜日。
全国高校生英語ディベート選手権全国大会の幕が上がった。
決戦の舞台・岡崎天宮記念ホールは、全国から集まった超エリート高校生と数千人の観客たちの熱気で爆発しそうだった。
俺はクラスの仲間たちと観客席に座っていた。
*全国大会*会場:天宮記念ホール
北海道1、東北1、東京2、関東2、北陸1、中部2、関西2、中国1、九州2、四国1、沖縄1
16名で勝ち抜きトーナメント
12月13日(土)全国大会1回戦/16名から8名(全8試合)
12月14日(日)全国大会2回戦~決勝まで(全7試合)
優勝者は世界大会へ招待
やがて会場の照明が落ち、ロックコンサートの開演を思わせるような重低音のBGMが鳴り響く。
ステージ後方の巨大スクリーンに、過去大会の名場面がモンタージュで映し出された。そして最後に現れたのは、一人の女性の後ろ姿。
彼女がゆっくりと振り返ると、その名前がスクリーンに映し出された。
《大会統括責任者:天宮 澄玲》
その瞬間、ステージ中央にスポットライトが突き刺さる。
黒いパンツスーツを完璧に着こなし、圧倒的なカリスマで会場全体を支配する若き女性。
彼女がマイクを取ると、場内は水を打ったように静まり返った。
(もしかして天宮の姉?)
俺は彼女をスキャンする。
その経歴と能力に俺は息を呑んだ。
【Target: 天宮 澄玲すみれ】
【年齢: 25歳】
【役職:大会統括責任者、天宮財団の若手育成事業 代表取締役】
【経歴:元洛北祥雲高等部生徒会長/元女子バスケ部キャプテン】
【所属:ハーバード大学(休学中)】
【備考:天宮蓮司の姉】
【知能指数(IQ)】:推定160超
【運動能力】:全国トップクラス(高校時代インターハイ出場)
【カリスマ性】:SSランク(群衆掌握能力=神話級)
ミラー:「なんだ?この経歴と数値は。化け物か?」
奏:「ああ。太陽の姉は、太陽以上に輝いているというわけだ」
「皆さん、おはようございます!
全国高校生英語ディベート選手権、大会統括責任者の天宮澄玲です。
まずは、この舞台に立った全ての選手に敬意を送ります。
皆さんはもう、地域予選を勝ち抜いた時点で、誇るべき代表です。
とはいえ、ここから先はもっと厳しいですよ。
この大会は、知識や英語力だけでは勝てません。
必要なのは、相手の土俵を奪う力と、自分の正義を押し通す胆力。
それは時に、あなた自身の価値観を揺さぶります。
だからこの2日間は、勝ち負け以上に、揺らぎとどう向き合うかが大切です。
私は、問いというのは答えを出すためにあるんじゃないと思っています。
どこまで向き合えるかを試すためにある。
だから、この大会も、皆さんに様々な問いをテーマとして、ぶつけます。
答えが一つに定まらないテーマを、あえて。
その時、あなたはどう論理を展開するのかそれを見せてください」
澄玲はそこで、一度だけ静かに息を吸い、会場をゆっくりと見渡す。
照明の反射が黒い瞳に鋭い光を宿した。
「そして最後に、一つだけ、重要な発表があります」
ざわという、低く湿ったざわめきが客席を走る。
前列の選手たちも、思わず姿勢を正した。
「この全国大会の対戦カードはすべて、くじ引きで決まります」
一拍置いて、その言葉の意味が観客全員に落ちる。
「えっ」「マジで?」と囁きが弾け、あちこちで息を呑む音が重なった。
「事前に分析するにも、相手が誰か分からない。その予測不能な状況こそが、本当の実力を引き出すと信じています。では、皆さん。全力で挑み、全力で楽しんでください!」
一礼と同時に拍手が爆発する――
だが、その裏で観客席にはざわめきが広がったままだ。
「くじ引きってマジか」
「一回戦から強豪同士が当たるかも」
緊張と興奮が、まるで冷たい風と熱風が同時に吹き抜けるように会場を駆け巡る。
選手席。久条亜里沙は微笑を崩さない。
(くじ引き面白いじゃない。望むところよ)
その横顔は、むしろ期待に輝いていた。
一方、美崎沙羅は一瞬だけ表情を引き締めた。
(運も実力のうちか)
そしてすぐに、あの太陽のような笑顔を取り戻す。
天宮澄玲が、軽くカードの入った抽選箱を持ち上げる。
「それでは一回戦の組み合わせは――運命に委ねましょう!」
会場がどよめく中、スタッフが壇上の選手たちに順番に歩み寄る。
一人一人がカードを引くたび、巨大スクリーンには新しい対戦枠が空欄のまま点滅し、観客のざわめきが膨らんでいく。
久条は迷いなく手を伸ばし、カードを引くと、そっと伏せたまま自分の席へ戻った。
美崎もまた、まるでそれ自体がセレモニーであるかのように優雅な仕草でカードを引く。
やがて、全員の抽選が終わる。
巨大スクリーンがフラッシュし、無情なまでに運任せな対戦カードが映し出された――。
【一回戦、第一試合】
関西代表 / 京都府 / 洛北祥雲学園 / 久条亜里沙
中部代表 / 愛知県 / 東海星鳳高等学校 / 六車拓也
【一回戦、第二試合】
東京代表 / 開明学館 / 美崎沙羅
関西代表 / 大阪府 / 関西教育大学附属高等学校 / 野見山修二
ミラー:「おい奏。またいきなり1試合目だ」
奏:「ああ。女王の運命を決める試合だな」
俺は、これから始まる残酷なショーを静かに見つめていた。
コメント
1件
おおっ、第82話読んだわ! 天宮澄玲、姉貴やばすぎるだろ……IQ160超えでSSランクのカリスマって、完全に化け物じゃん。くじ引きルールもめっちゃ緊張感あって、会場全体がざわつく感じが伝わってきたわ。久条と美崎がどっちも冷静に受け止めてるのがまた格好いい。 しかし「運も実力のうち」って沙羅の台詞、熱すぎる🔥 次が楽しみすぎる!
#初投稿
推しがたくさん! ると
539
十色
319
京太郎@ドラマ部門1位獲得
2,162