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#下手くそ注意だぜ☆
真風 마후
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「っはぁ……っは、ぁ……!!」
大雨の中、私は必死に走っている。
ボロボロの服に加え、少し破れ、『ばか』とか『あほ』とか書かれた、
おせじにも綺麗とは言えないランドセル。
中身は何も入っていない。みんなに捨てられちゃったから。
何でこうなっちゃったんだろう……みんなが……
みんなが私を虐めてきたからかな……?
1 いじめられたおんなのこ
私のクラスでは、いつもいじめが起こっていた。
先生たち?知らないよ。だって、クラス全員で隠蔽してるから。
――……隠蔽しないと、虐められるから。
だから私のクラスは、不登校の子が何人もいた。
いじめっ子も変わる。虐められっ子がいじめっ子になることもあった。
私のクラスは、過激ないじめを見て楽しんでいる。
私は、何回か注意した。先生にも伝えた。でも、そのたびに私は
殴られた。先生にばれないように、お腹を。何度も何度も。
いつしか、私はいじめの標的になったんだ。
そんなことを思い出しながら走ること10分くらい……
私は三社館という館にやってきた。
案の定、誰もいない。まぁわかっていたけれど。
ここはじさつのめいしょ?と呼ばれている、通称「お化けの館」。
私は今日、ここで死ぬためにやってきた。
ギィィ、と音を立て扉は開いた。
「ここの……屋上……。」
今日、8月15日。お父さんは、『今日はしゅうせん記念日なんだぞ!』って、
言ってたっけ。そんなことを思いつつ、私は階段を淡々と上がっていく。
怖い。でも、それよりも高揚感が強かったの。
屋上前に着いた。扉、開けよーっと!
「……っ、あれ?開かない……?」
ガタガタッ。
「なに……!?」
ここには誰もいないって、だから手入れもされてないって、
先生たち言ってたじゃん!!
「あ、雨が降ってるから……雨が降ってて……そうだよね……?」
そう言い聞かせ、どうするか迷ってしまった。
みんなに酷いこと言われて、大切なものは全部壊されて、
……みんな、私より頭がよくないから。
虐めって犯罪なんだよ、って、教えてあげた。
それなのに。それなのに、私は次の日から物を壊された。
口に画鋲を入れられた。髪の毛を切られた。ランドセルにラクガキされた。
先生に言おうと思ったら、手芸用の針を瞼近くに刺してきた。
……もうあそこに戻りたくない。でも、じっとしていたら、大人の人が来ちゃう。
手紙、残しちゃったし。
ギィィ……ギィイ……。足音みたいな、きしむ音?が響いている。
――後ろから。
ドカッ!
「——……え、ぇ?」
殴られた。でも、手でたたかれた感じじゃない。
私が慣れている痛みじゃない。
長い長い階段から、スローモーションみたいにゆっくり落ちながら、
後ろにいた人影を見つけた。
バットかな?
ドカッ。
オノマトペ……っていうんだっけ……こういう……音で……あらわ……すの……
いつの間にか涙を流していた。
私の人生、なんだったんだろう。
でも、なんか、
これで救われるんだな、って思ったら、
心が軽くなった。
「…い……。あん………てねむ……ね。」
なん……て……言ったんだろう……?……眠い……な……。……。
明け方、警察の方々は、横たわる少女の遺体を見つけました。
いじめが発覚し、クラスのみんなは少年院に行ったり、転校したり、
いろいろだったそうです。
終
コメント
3件
ああ、これは…胸が締め付けられるお話でしたね。特に「これで救われるんだな」って思った瞬間の、少女の心の軽さが切なくて。最後の「眠いな」のところ、現実から逃れようとする気持ちと、本当は眠りたくないって訴えているみたいで、読んでいて涙が出そうになりました。ペンで書き写したい一文でした。