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#キャラ崩壊、口調迷子注意
Sachi@0509
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コメント
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はじめまして、寺島あおいです🌷 初投稿とのこと、とても緊張感のある世界観と、キャラクター同士の濃密な関係性が伝わってきました。特に太宰の「中也が悪いんだよ」という台詞に、3ヶ月の空白が生んだ独占欲の強さが滲んでいて、読んでいてゾクッとしました。中也の痛みと抵抗、それでも感じ取ってしまう焦燥——二人の距離感の描き方に繊細さを感じます。続きが気になります!
夜の横浜は、海からの湿った風に洗われ、陰惨な静寂を纏っていた。
廃ビル同士の隙間。
そこは、光の届かない完全な空白地帯だった。
「……おい。いい加減に離せ、太宰」
中原中也の声は低く、地を這うような怒りを孕んでいた。
しかし、その声は眼前を塞ぐ男の、酷に冷たい唇によって強引に 掻き消される。
最後に顔を合わせてから、優に三ヶ月は経っている。
ポートマフィアの幹部と、武装探偵社の社員。
お互いに血生臭い日常の最前線に身を置く身として、偶然の再会など早々あるはずがなかった。
だからこそ、今夜の遭遇は綿密に仕組まれたものだと中也は確信している。
「……ん、ッ、は、はな、せ……ッ!」
自由を奪われた両手首を、太宰の片手でまとめて頭上へ押さえつけられる。
反抗する隙すら与えない、計算され尽くした拘束。
いつもなら、開口一番に 厭味の一つも口にするはずの太宰が、今夜は一言も喋らない。
ただ、 飢えた獣のような昏い目で中也を見下ろし、貪るように深く、深く舌を割り込ませてくる。
肺の空気を強引に引き抜かれ、中也の視界がチカチカと明滅した。
抵抗するために動かした膝も、太宰の長い脚で巧みに 阻まれる。
「くそ、お前、何、考えて……」
わずかに生まれた隙間で酸素を吸い込もうとした瞬間、容赦なく首筋を 噛みつかれた。
「あ゙っ!?」と短い悲鳴が上がる。
歯を立て、肉を 抉らんばかりの強さに、中也の背中が跳ねた。
痛みに涙を滲ませる中也の耳元で、ようやく太宰の、低く濁った声が鼓膜を揺らす。
「中也が悪いんだよ。……私の手が届かないところで、暢気に生きているから」
狂気にも似た独占欲を孕んだ瞳が、暗がりのなかでギラリと光った。
その眼差しには、いつもの人を食ったような余裕など微塵もない。
ただ暗く、底の知れない執着だけが渦巻いている。
「おい、待て、太宰――っ!」
嫌な予感が背筋を駆け抜けた。
衣服を強引に引き裂かんばかりの勢いで剥ぎ取られ、剥き出しになった肌に夜の冷気が触れる。
しかし、冷たさを感じる暇すら太宰は与えてくれない。
ろくな準備も、痛みを和らげるための強張りを解す行為もない。
ただお互いの存在を刻みつけるためだけの、あまりにも強引な質量が中也の身体を内側から引き裂くようにして貫いた。
「あ⋯っ……! ぁ、て、めえ……っ!」
凄まじい衝撃と痛みに、中也の指先が太宰のコートの肩口を強く引き絞る。
布地が悲鳴をあげるほど指に力を込め、中也は歯を食いしばって声を押し殺した。
身体が裂けるかと思うほどの痛烈な感覚に視界が白む。
重力に逆らう異能を持つ中也が、今この瞬間だけは、太宰という圧倒的な存在の重さに完全に支配されていた。
「……あぁ、中也。ひどい顔だ」
苦痛に歪む中也の顔を見下ろしながら、太宰は 狂おしげに、低く声を漏らす。
その瞳はひどく冷徹でありながら、同時に酷く熱を帯びていた。
太宰は躊躇うことなく、さらに深く身体を押し進める。
容赦のない動きが、中也の体内の容積を無理やり奪い去っていく。
「ふ、ざけ……るな、痛っ、てえだろ、が……っ!」
涙を滲ませながらも、中也は鋭い眼光で太宰を睨み据えた。
決して屈服したわけではないという意思を示すように、太宰の背中に爪を立てる。
ほぐされることもなく、ただ一方的に 穿たれる痛み。
それでも、中也はその痛みの奥にある太宰の「焦燥」を確かに感じ取っていた。
数ヶ月の空白の間、この男がどれほど自分という存在に飢えていたのかが、暴力的なまでの衝撃を通して伝わってくる。
「痛いかい? なら、忘れないことだね」
太宰は中也の細い腰を圧えつけ、さらに容赦なく突き上げる。
「元相棒の体温を、その身体に一生刻み込んでおくといい」
激しい痛みの合間に、逃れられない快楽の火花が散る。
二人の荒い呼吸が、狭い暗がりのなかで重なり溶けていく。
「……っ、太宰、おま、え――」
中也がその名前を呼び切るよりも早く、太宰の動きが一段と深く、 熾烈さを増した。
最奥を 抉るような強い衝撃とともに、太宰の身体が大きく跳ねる。
引き絞られた互いの熱が、あふれ出るようにして中也の身体の最も深い場所へと容赦なく注ぎ込まれた。「あ゙、ぐ……っ、ぁ!」
内側から直に満たされる異質な熱量に、中也の背中が 強張る。
視界が真っ白に染まり、思考が完全に停止した。
太宰は中也の細い腰を 圧えつけたまま、 自身のすべてを 吐き出すようにして強く、 執拗に身を 寄せたままでいる。
どくどくと脈打つ熱が、二人の境界線を曖昧にするようにして内側に 充ちていった。
「……はぁ、は……」
やがて、 張り詰めていた質量がゆっくりと引き抜かれる。
途端に、太宰の体温が去った皮膚に夜の冷気が容赦なく吹き付けた。
中也は壁に背を預けたまま、ずるずるとその場に 膝を突く。
太宰は乱れた衣服を整えながら冷徹な、いつもの探偵社の社員の顔へと戻っていく。
だが、その瞳だけはまだ暗い残り火のような熱を宿していた。
「これで、しばらくは私のことを忘れないだろう?」
満足げな、それでいてどこか 飢えたような笑みを浮かべ、太宰は闇のなかへと足を進める。
「じゃあね、中也」
その姿が完全に消え去った後、中也は自身の内側から 伝い落ちる熱の不快感に 忌々しげに眉をひそめた。「……クソ野郎が」
悪態をつきながらも、 身体の芯に残された圧倒的な存在感を中也は否定することができなかった。
はじめまして、ハムと申します
初投稿です
温かい目で見守ってくれると嬉しいです
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