テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
12
12
メモにこそこそ書いたやつを載っけます
ずっと『ヴェロニカ』視点で進む
捏造だらけの駄作ゴミカスアホ短い小説
m3男とヴェロニカのCPです。殴ってください俺を😡叡智じゃないです😡
forsakenに堕ちてもm3男のことを完全に忘れられないヴェロニカ、良いと思う(何)
とても短いもの
『あ、インク切れちゃった。』
不意にそう呟く。
近くで壁に背を寄りかかり腕を組んでいる彼にもその声は届いたようで、自身の持っていたスプレー缶を一つ取り出した。
「…ほら、やるよこれ。まだ描くんだろ」
『へ?』
腑抜けた声がどこにあるかも分からないスピーカーから漏れた
ケチな彼が絶対にやらないようなことだ、戸惑いから少しその手から受け取るのが遅れる。
そこに急かすよう声が入った
「さっさと受け取れよ、別に返せとか言うわけじゃない。 金もいらねー」
『……ありがとう。大事に使わせてもらうね』
そう言って自分とは違ったしっかりと温かさのある手からスプレー缶を受け取った。
少し耳が赤かったような気もするが、おそらく気のせいだろう
描いてる途中にふと受け取った時の温かさを感じて手を止めた。
こんな壊れかけのロボットに、そもそもロボットに感情なんてないとわかっていた。
…わかっていたけれども確かにじんわりと心が温かくなったのだ。
みんなの言う嬉しいとはこのことか、とまた落書きを進めた。
分からない。
なぜ私はこんな場所にいる?私は何をした?なぜここで殺され続けている?
この場所でアイツらは私たちを殺し続けてくる。
私たちをただの遊び道具としてしか思っていないのか、はたまた自覚がないのか。
粉砕機に破壊されるように毎度毎度惨く痛ましく殺されるのだ。
鉄の匂い、人が焼ける匂い、大きな鋭い爪の音、何かの飛行音、叫び声。
斧の音、ピコン。と何かを作動させるような機械音、銃撃音、剣の空を切る音。
それらが今も全て充満するこの場所が恐ろしかった。
早く帰りたい。早く彼に会って一緒に……一緒に?
…誰だった?彼とは誰だ?何を一緒に?はっきり分からない。
髪型も、服も、目つきも、顔も、輪郭、名前さえぼやけている。
私のようなロボットの記憶が薄れるなんてことはチップが破壊されるか改造されるか、
その二択以外であり得ないはずだ。
それ以外だとしても 必ず違和感が出る。でもその違和感さえもない。
じゃあなんだ?なんだという。なぜ思い出せない?私はロボットなのに。
誰かにクレヨンで変に記憶を塗り潰されたみたいだ。
感情なんてあるはずもない。
……だがなんだか忘れてしまったのが恐ろしくて、悲しくて、寂しくて。
ぐちゃぐちゃになった感情を紛らわすように手に握られたスプレー缶をじっと見つめた
誰かがこれを私に手渡してくれたような気がする、その手はすごく温かくて、優しくて
この思いだけは絶対忘れちゃいけない。
この酷く寒く恐ろしい場所でそのスプレー缶は手の中で未だ微かに温かく感じられる
その温かさを閉じ込めるみたいに
二度とインクの切れることのないスプレー缶を強く強く握りしめた。
コメント
2件
好きです😭😭😭😭🫵🫵🫵🫵🫵🫵🫶🫶🫶🫶🫶🫶🫶🤝🤝🤝🤝🤝🤝🤝😭😭😭😭😭😭マジで好きです😘😘😘😘😭😭😭😭😭😭