TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
シェアするシェアする
報告する

銀河ママ「銀河!朝よ、今日は晴れ舞台なんだから、綺麗にして早く行かないと」

銀河パパ「お!そうか今日だったな!いやぁ楽しみだ!銀河ならきっと良い貴族が欲しがるぞ〜?」

銀河「はいはい、お世辞なんかいらねぇよ…こんな見た目の俺を誰が欲しがるかよ」

銀河パパ「なんて事言うんだ…!かっこいいじゃないか、なぁ母さん」

銀河ママ「そうよ!母さんの自慢の息子なんだから自信持って!」

銀河「…」

銀河パパ「ペガコーンは貴族の乗る馬車になるのが一番名誉な事なんだぞ」

銀河ママ「そうよ〜まぁ父さんと母さんはダメだったけど…銀河ならきっと選ばれるはずよ!」

銀河「………まぁ一応行ってはみるけど…期待すんなよ?」

銀河ママ「大丈夫よ!さぁ、行ってらっしゃい」

銀河「………」

銀河パパ「………どうだと思う?」

銀河ママ「あの子が傷つかなければ良いんだけど…」

銀河「見守るしかない…」

フォイト「やぁやぁ銀河君じゃないか、君はどうしてここに?君はここには用なんてないだろう?」

銀河「………はぁ…あーー、あれだ今日の集まりに参加するんだよ…知ってるくせに」

フォイト「あぁそうだね知ってるよ!だから言ったんだよ、『君は』ここに用はないだろってね」

銀河「一応来るだけ来たんだよ、お前には関係ないだろ?どこか行ってくれよ」

フォイト「つれないなぁ…ま!君がいたところで?僕は関係ないけどさ、だって僕は!」

銀河「魔法界国王の馬、だろ?聞き飽きたよ…それならお前もここには用なんてないはずだ、帰れよ」

フォイト「いやぁ、本当は来るつもりなかったけどね?君が選ばれるかどうか見に来たのさ!そんな腕ひっつけて選ばれるワケないと思うけど」

銀河「うるさいなぁ…」

フォイト「おや?始まるみたいだよ?僕はあっちで隠れて見てるからね、君の勇姿見せてくれよ?」

銀河「はぁぁ…」

貴族達「フム…この馬は足が早そうだ、私はこの馬を連れて帰ろう」

貴族達「お?こっちも良いな」

貴族達「この馬も力が強そうだ」

フォイト「銀河君…!銀河君…!どうだい?見つかったかい?」

銀河「………」

フォイト「無視なんてひどいなぁ、君を心配してあげているのに」

銀河「心配してないのは分かってるんだぞ、笑ってるんだろ?」

フォイト「鈍感だと思ってたのに、案外鋭いね、それとも見えてたのかな?悪いねあんなに笑ってしまって…!お、思い出しただけで…プップフフ…す、すまない…クッ…チラッと見られるだけで誰にも声をかけられないなんてね、ある意味流石だよ銀河君」

銀河「もう良い」

フォイト「どこに行くんだい?」

銀河「どこでも良いだろ」

フォイト「家に帰るのかい?まぁそれならその方がいいな、これ以上ここにいても意味ないからな」

銀河「あーそうだな」

フォイト「いやぁ残念だったね、まぁ次があるさっ!」

銀河「………」

フォイト「おーいそっちは君の家じゃないだろう?ショックすぎて家の場所を忘れたのかい?」

銀河「散歩するんだよ、ほっとけよ」

魔法界のドタバタファンタジー

作品ページ作品ページ
次の話を読む

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚