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日本は愛されかな。そうだな。うん、そうだ
あのぉ.... フランスのえrrr本。売ってくれませんか??? 全然2000円でも買いますよ? もっと高くても全然買います(圧)
まて…日本がそれ(英×仏)読んだら供給過多で倒れるぞ…だから私がかわりにm
下ネタにご注意下さいませ!
🇬🇧「フランスがぁ、フランスが怖いですぅ!」ガタガタ
🇫🇷「誤解だから!誤解だから!」
🇮🇹「何かまた英仏がうるさいんね」
🇩🇪「ここEUの本部なんだが……」
──ここは、ストラスブールの欧州連合本部。
数年前にイギリスが抜けるだのなんだの、擦った揉んだはあったものの、近年は比較的穏やかな関係が築かれていた、そんなある時。
何故か、脱退済みのイギリスと、彼を追いかけてきたフランスが駆け込んできて、冒頭の騒ぎが始まったのである。
🇬🇧「フランスに犯されますぅ!」ブルブル
🇫🇷「やめて!」
🇩🇪「……?」Loading…
🇮🇹「待ってwww何が起きてんのこれwww」
胸の前で手を握り、目をつぶって叫んだイギリス。
そんな彼を、フランスが背後から羽交い締めにしようとして、二人はごちゃごちゃと争い始めた。
そんなイギリスの叫びにイタリアは噴き出し、ドイツは思考停止してしまっている。
🇫🇷「ご、誤解なんだよ!」
🇬🇧「そうなのですか……?」
🇫🇷「うん」
🇬🇧「ではあの本、あなたのではないのですね?」
🇫🇷「いや、それはまぁ、僕のなんだけど……」
🇬🇧「…スー」
誤解と聞いて首を傾げたイギリスに、フランスは大きく頷いた。
が、その後のイギリスの言葉に、うっと詰まる。
その様子を見たイギリスは、すーっと息を吸った──そして。
🇬🇧「犯されるぅ! フランスに犯されるぅ!」ガタガタ
🇫🇷「ち、違うのぉ!」
🇮🇹「なんだこれwwwwwww馬鹿すぎwww」
ついにイギリスに体を振り払われて、彼の足元に縋り付くフランス。
いつも飄々としたトレビア〜ンな彼の面影はなく、そこには、ただただ焦りに冷や汗を垂らす、フランスの姿があった。
🇩🇪「領土侵犯の話か……?」
🇬🇧「違いますよドイツさん、もしそんなことがあっても叩き潰しますからね」
相変わらずジョークの通じないドイツは、こてんと首をかしげる。
そんな彼に、イギリスはふんと鼻を鳴らして、親指を立ててグッと下に向けてみせた。
途端、顔を強張らせるフランス。
🇫🇷「怖っ……体ヒュってなったわ」
🇮🇹「キン◯マも?www」
🇫🇷「やめろ馬鹿っ!!!」
面白がったイタリアが、突如として下ネタを口にすると、フランスは真っ赤になって怒鳴る。
その紅潮が、怒りによるものなのか、それとも羞恥によるものなのかは分からない。
すると、イタリアの一言に、イギリスはぽんと手を打った。
🇬🇧「そ、そうです!それで思い出しました!」
🇩🇪「睾丸で思い出すことって何だよ!?」
🇬🇧「私は今日!このフランスがどんなに恐ろしいのか!お伝えにきたのですよっ!」
🇫🇷「違うんだイギリス頼む早まるなイギリス」
🇮🇹「クッソ早口で草www早まってんのお前じゃんwwwwww」
フランスは、今にも死んでしまいそうなほど窶れた顔をイギリスの方に向け、足元にすがりついて懇願する。
が、イギリスはそんな彼を冷たく一瞥すると、コホンと咳払いを一つして、口を開いた。
🇬🇧「フランスのエロ本を見つけました」スチャア
そう言うとイギリスは、何処から取り出したのだろうか、エロ本と思わしき何冊かの書物を、机の上に全て乗せた。
🇮🇹「だっはっはっ!!wwwエロ本www見つかったのかよ乙wwwwww」
🇩🇪「……イギリス、流石によくないぞ。そういうのは、見つけたらそっと返してやるものだ」
🇮🇹「森へおかえりwwwwww」
🇩🇪「というかお前、未だにアナログ派なんだな」
🇮🇹「普通は、もう皆デジタルなんね」
🇫🇷「いいでしょ別に」
🇬🇧「は?良くないですけど!?ドイツさんイタリアさん、内容見てください。読み上げますね」
🇫🇷「あああああああああああああああああ!!!」
この世の終わりのような顔をして、元絶対王政の革命やり過ぎ国家は、悲鳴を上げる。
🇬🇧「『ムカつくあいつの甘い嘘2〜三枚舌をキスで塞いで〜』」
🇫🇷「やめて!音読やめて!」
🇮🇹「2www2ってwww1あんのかよwww」
🇩🇪「三枚舌ってことは、合計四枚の舌が絡み合うのか……気持ち悪いな」
🇬🇧「『第三次英仏百年戦争〜ドーバー握って寸止め地獄〜』」
🇫🇷「淡々と読み上げるのやめて!」
🇮🇹「ドーバーって性感帯なんねwww」
🇩🇪「フランスお前、長らくカレー港取られてたからって恨むなよ」
🇬🇧「『大英帝国衰退の歴史』…何ですか馬鹿にしてるんですか」
🇫🇷「結構ヌける」グッ!
🇬🇧「きっ…気色悪っっっ!!!」
🇮🇹「おいwww手wwwその手やめろwww」
まるで毛虫を見るかのような、悍ましいと言わんばかりの視線をフランスに向けて、イギリスは吐き捨てるようにそう言った。
フランスは途中まで涙目で震えていたが、『大英帝国衰退の歴史』が取り上げられた瞬間から、生き返ったように右手の拳を握る。
🇮🇹「ヒクッ…ヒィーッwwwいやぁ…笑った笑ったwww」
🇬🇧🇫🇷🇩🇪「…………」
地獄のような雰囲気が辺りに漂う中、イタリアだけが爆笑している。
しばらくして落ち着いた四人は、先程までドイツとイタリアが休憩していた一室で、円卓を囲んで椅子に座る。
イギリスとフランス対岸に座って向き合い、その間にイタリアとドイツが、防波堤のように挟まっていた。
🇬🇧「あの、あなたも年頃だから、そういう事に興味を持つ事自体はわたし全然否定しません」ビクビク
🇮🇹「年頃wwwお前建国1000年超えてるだろwww」
🇫🇷「……うん」
🇬🇧「そういう本を読んでみたくなる事も、全然悪い事だとは思いませんし……」ブルブル
らしくもなく怯えた表情を見せて、イギリスはフランスをちらちらと見ながら、ぼそぼそと呟く。
しかし、そんな彼に、フランスは恐る恐る口を開いて尋ねた。
🇫🇷「……あの、イギリス」
🇬🇧「な、何です!?」ビクゥッ
露骨に肩を跳ねさせたイギリス。
いつも他者を見下すような、腹の立つ自尊心に満ち溢れていたはずの青い瞳は、今は完全に怯えの色を纏っている。
🇫🇷「な、なんで距離とってるの?」
🇬🇧「怖いですもん!犯されますもん!」ガタガタ
🇫🇷「やめて!」
🇮🇹「“もん!”とか言うな気持ち悪いwwwwww」
🇩🇪「イギリス、椅子を引き摺ると床に傷がつくぞ。やめてくれ」
ドイツの言葉通り、イギリスは背中で椅子を後ろに押しながら、フランスから極限まで距離をとろうと試みていた。
それを指摘されると、イギリスはぎゅっと目をつぶり、叫ぶように言い放った。
🇬🇧「超マニアックな方法で犯されますもん!」
🇫🇷「しないよそんなの!」
🇮🇹「ブフォッッッwwwマニアックて何wwwww」
ぱっと立ち上がったイギリスが、フランスにピッと人差し指を突きつけた。
🇬🇧「ヴェルサイユ宮殿の鏡の間で、『トラファルガー海戦を思い出すでしょ……?』とか言われながら犯されますもん!」
🇫🇷「抜粋するのやめて!さっきの本から抜粋するのやめて!」
🇮🇹「鏡プレイwwwエグっwwwきしょwww」
🇩🇪「フランスお前……その戦い負けてるだろ」
🇬🇧「なんか好敵手相姦特有のマニアックな言葉責めとかするつもりでしょ!」
🇫🇷「しないよ!やめて!」
🇬🇧「『ノルマン・コンクエストするからね!』とか言いながら犯すつもりでしょう!」
🇫🇷「抜粋やめて!音読やめて!」
🇬🇧「ライバルがマニアックな言葉責めを身につけてますぅぅ……!」
🇮🇹「ヒィーッヒッヒッwww死ぬwwwいきできないwww」
散々叫んで疲れたのだろうか、ぽすんと椅子に腰を沈めるイギリスは、頭を抱えながらフランスに一瞥をくれる。
はぁぁ…と吐き出されたイギリスのため息は、昔は殺し合った仲の奴が、こんなに変態だったとは…という嘆息に満ちていた。
🇬🇧「とにかく、そういうマニアックなプレイしようとしてるんでしょ……?」
🇫🇷「違うから!そういうんじゃないから!」
🇬🇧「さ、さらにマニアックな……?」
🇫🇷「違うよ!ていうかさっきイギリスが言ったみたいのは好敵手相姦ものでは全然マニアックの範疇じゃないよ!」
🇬🇧「……はい?」
🇫🇷「……あ」
🇮🇹🇩🇪「「フwラwンwスw」」
シーン…時が、止まった。
不味いことを口走ってしまったフランスと、恐ろしいことを耳にしてしまったイギリスは、一瞬のうちに凍りついた。
だんだん面白くなってきたドイツも含め、元枢軸たちは笑い転げている。
🇬🇧「……あ、あれくらいは、基本なのですね?」
🇫🇷「なんでもない!さっきのなんでもない!」
🇬🇧「正直さっきのでもかなりエグいところ抜粋したつもりだったのですが……」
🇫🇷「聞いて!さっきのは間違いだから!」
🇬🇧「もうあれくらいじゃ、満足できないのですね……?」
🇫🇷「やめて!」
🇬🇧「フランスがどんどん遠くに行く……」
🇫🇷「遠くに行ってるのはイギリスだよ……物理的に距離とってるじゃないか……」
🇬🇧「だ、だって犯されるじゃない……」
🇫🇷「しないよ!」
🇮🇹「イギリスwww椅子壊れるwww」
🇩🇪「もう下がれないぞwww」
ズリズリと椅子ごと後退するイギリスに、フランスは行かないでくれと手を伸ばす。
が、それはますます彼の恐怖心をあおり、イタリアとドイツの笑いを誘うだけであった。
🇬🇧「私の外交が悪かったのでしょうか……知らず知らずの内に、あなたに寂しい思いをさせていたのでしょうか……」
🇫🇷「やめて!重い感じにしないで!」
🇬🇧「ちゃんと二度の大戦で協力し合ったのに……」
🇫🇷「聞きたくないよ!二度目は占領された僕が、一番聞きたくないタイプの奴だよそれ!」
🇮🇹🇩🇪「「俺たち一番気まじぃぃぃwwwwww」」
🇬🇧「ちゃんとファルツ戦争・スペイン継承戦争・オーストリア継承戦争・七年戦争・ウィリアム王戦争・アン女王戦争・ジェンキンズの耳戦争・ジョージ王戦争・フレンチ=インディアン戦争・カーナティック戦争・プラッシーの戦いで勝ちましたのに……」
🇮🇹「フルボッコじゃねぇかwww」
🇩🇪「フランス白旗定期www」
🇬🇧「で、でもプレイ的な見地から言えば敗北も興奮ポイントに……?」
🇫🇷「やめて!嗜好を探るのやめて!」
🇬🇧「だ、だってさっき言ったくらいはもう基本なんでしょう?」
🇫🇷「間違いでした!さっきの無しで!」
🇬🇧「とすると百年戦争とかそっち系に行かざるを得ないじゃないですか……?」
🇫🇷「っていうか何でちょっと協力的なの!?さっきまで犯される!とか言ってたよね!?」
🇬🇧「さ、逆らったらもっとひどい目にあう……」
🇫🇷「そ、そういうことか!いや、しないから!」
椅子にすがりついてガタガタ震えるイギリスは、珍しく目に涙を浮かべながら、焦るフランスに向き直る。
そして、やはりビクビクと肩を震わせながら、恐る恐る言葉を重ねた。
🇬🇧「じゃ、じゃあ面と向かって言ってください……」
🇫🇷「何を?」
🇬🇧「『僕は自分のライバルを犯したいと思っていないし、思ったこともありません』って」
🇫🇷「何その宣言!?」
🇬🇧「言わなきゃ信用できません!獣と共に同じ家にはいられないもの!」
🇫🇷「ケモノとか言わないで!」
🇮🇹🇩🇪「「馬鹿すぎるwwwwwwwwwwww」」
🇬🇧「と、とにかく言っていただければ、安心できるかもしれませんから……」
🇫🇷「……うーん……」
なぜか渋るフランス。
🇬🇧「や、やっぱり虚偽の申告はできませんかね?」ビクビク
🇫🇷「虚偽じゃないから!」
🇬🇧「いいんです!私はあなたを嘘つきにしたいわけじゃありませんから!」
🇫🇷「その感じやめて!」
🇬🇧「あなたにその場限りの嘘をつかせるくらいなら、私あなたの嗜好と向き合いますから!」
🇫🇷「言うから!言うから重い感じやめて!」
🇮🇹🇩🇪「「三枚舌が何か言ってらwwwwww」」
ついに、イタリアとドイツは、何処からともなく酒を取ってくると、グラスをカチャンと打ち鳴らす。
このカオスな会話を、酒の肴にでもするつもりらしい。
🇫🇷「え、な、なんだっけ……『僕は』……」
🇬🇧「『僕は自分のライバルを犯したいと思っていないし』
🇫🇷「そ、そうだね。『僕は自分のライバルを』……」
戸惑いながらも言葉を繋ぎ始めたフランス──しかし、数秒の後、ぴたりと発声を止める。
しん、と再び訪れた静寂に怯えたイギリスは、ピコンとシルクハットを飛び跳ねさせ、モノクルからカチャンと音を立てた。
🇬🇧「……ど、どうかしましたか?」ビクビク
🇫🇷「あ、あのー、一応、一応確認ね?」
🇬🇧「な、何です?」
🇫🇷「こ、この『犯す』の範囲って……?」
🇬🇧「!!」
ピリッ…あたりの空気が、一瞬にして張り詰めた。
まるで鉄のカーテン演説の時のような、重々しい雰囲気を醸し出すイギリス。
🇫🇷「い、一応だよ!!」
🇬🇧「そ、それはつまり範囲によっては……」
🇫🇷「一応だって!意外と二人の間で食い違ってるかもしれないじゃん!」
🇮🇹「範囲によってはありえるってこと?www」
🇫🇷「いやだからその確認!」
🇩🇪「食い違いって何だよwwwもう怖ぇよwww」
🇫🇷「ピザとポテトは黙ってて!」
🇮🇹「ピッツァなんね」
🇩🇪「カートッフェルだ」
🇬🇧「そ、そうですね。あなたの基準はちょっとアレですものね」
🇫🇷「アレとかやめて」
🇮🇹「えーと、じゃぁちょっとずつ確認してこう?」
🇬🇧「え、ええ。ここでの『犯す』の範囲が広ければ広いほど、その……」
🇫🇷「……うん」
🇩🇪「フランスが、先程の宣誓ができなくなる可能性が上がるわけだ」
🇫🇷「いやまぁ多分ていうか絶対大丈夫だけどね!!」
🇬🇧「そうですよね!!」
🇮🇹🇩🇪「「フラグ発生ぃぃぃwwwwww」」
イタリアとドイツは、いつの間にか主導権を握り始めたようだ。
幾分か酔っ払ってきた彼らは、心底愉しげに、このカオスな論争を進めていく。
🇮🇹「えー、じゃあ『犯す』の基準決めスタート!」
🇩🇪「イギリスから先に発表してくれ!どうぞ!」
🇬🇧「まずは『Kiss』!」
🇫🇷「Oh là là !?」
🇬🇧「Huh !?」
🇮🇹🇩🇪「「いきなりアウトだったのかwwwww」」
イギリスの一声に、フランスが驚愕の声を上げ、そして再び、イギリスも驚きに目を見開いた。
各々、ショックすぎて母国語を漏らし、互いの顔を見つめて戸惑っている。
🇫🇷「ストップで! 一旦ストップで!」
🇬🇧「怖い怖い怖い怖い!!」
🇫🇷「違うって!普通にするじゃん!キスってするじゃん!ライバル同士で!」
🇬🇧「しないしないしない怖い怖い怖い」
🇫🇷「僕がするかどうかじゃないよ!?一般的にだよ!? 一般的な基準として、ライバル同士でキスはセーフだよ!」
🇮🇹「出たwwwフランスのキス魔定期www」
🇩🇪「お前パーソナルスペース近すぎてwwwイギリスでの禁止条項あるらしいぞwww」
🇮🇹「知ってる知ってるwww『初対面でキスしてはいけない』とかでしょ?www馬鹿じゃねぇのwww」
立ち上がって慌て始め、説得するように主張を繰り返すフランス、首をブンブンと横に振りまくるイギリス、そして爆笑の嵐の枢軸組。
🇬🇧「しませんよぉ……」
🇫🇷「アレだよ? キスって唇同士の奴だよ? 『下の口同士で』とかそういうんじゃないよ?そのつもりで僕はOKにしたんだよ?」
🇬🇧「当たり前ですよ……ていうか今言った方OKにしてたら本当に宣戦布告してましたよ……」
🇮🇹「第三次英仏百年戦争www」
🇩🇪「原因:キスwww」
もう、ハチャメチャである。
🇬🇧「あの、Kissが基準だとOUTなのですか?ですよね?あの、言わなくていいですけど」
🇫🇷(心底屈辱的……)
🇮🇹「KissとかOUTとか発音良いのムカつくwww」
🇩🇪「イギリス訛りって言うと怒るやつwww」
🇬🇧「うーん……もう、聞きますね……ど、どこLineにしたらさっきの宣言できますか?」
🇫🇷「……えー?」
🇬🇧「あ、あなたが決めてくれていいですよ。それを聞いて対処しますから」
🇫🇷「……う、ん・・・…」
🇮🇹「れっつ、しんきんぐ!」
🇩🇪「テレテッテテテテ♪テレテッテテテテ♪」
🇮🇹「ドイツ、それ3分クッ◯ングなんよ」
しーん、と静寂が辺りを支配する。
にまにまと微笑を浮かべたイタリアが、時折ピザをつまみながら、ワイングラスを優雅に揺らす。
にやにやとギザ歯を見せつけて笑うドイツが、ビールジョッキ片手にザワークラウトをつまむ。
その前には、『考える人』のポーズをして悩みに悩む、フランスの姿があった。
イギリスはその様子を、固唾をのんで見守っている。
🇩🇪「三分経ったな」
🇮🇹「結果発表ー!どんどんパフパフ!」
🇫🇷「……」
🇬🇧「……」ドキドキ
🇫🇷「……あの」
🇬🇧「ひっ!?」ビクゥッ
イギリスは、フランスの声かけに、10cmほど飛び上がった。
互いにビクビクしながら話す様子は、大層まどろっこしいものである。
🇫🇷「そ、そこまで怯えなくても!」
🇬🇧「ご、ごめんなさいね?驚いちゃっただけですから。ごめんなさい?犯さないで?」
🇫🇷「やめて!」
🇮🇹「てかさドイツ、これ長考した時点で相当ヤバいんね?www」
🇩🇪「それなwww」
🇫🇷「違っ、い、言うから!今すぐ言うから!」
🇫🇷「え、えーと……」
🇬🇧「言ってくれていいですから!ドンと!」
🇫🇷「えーと……」
🇬🇧「もう驚きませんから!」
言い淀み言葉に詰まるフランス、とんとんと胸を叩くイギリス。
ごく、と生唾を飲み込んだフランスは、イギリスの目をちらちら見ながら、恐る恐る口を開いた。
🇫🇷「えー……多分、何をラインにしても、その、無理……」
🇬🇧「Oh」
🇩🇪「……?」Loading…
🇮🇹「おっ、と〜?www…待ってドイツ、零してる零してるwww早くインストール終われwww」
口を開いて、ぴしりと固まったイギリス。
読めなかったこの展開に、ドイツはまた、ロード中に陥り、ぽたぽたとビールをこぼした。
一方のフランスは、らしくもなく顔を赤らめながら、もじもじと言葉を紡ぐ。
🇫🇷「あの、だって、したいし……」
🇬🇧「うわああああああやっぱりガチじゃないですかぁぁぁぁ!!!」
🇫🇷「ご、ごめんねぇぇぇぇ!でもしたいんだものぉぉぉぉ!!」
🇬🇧「最初ので合ってたじゃないですかぁぁぁ!!最初のリアクションでむしろ正解じゃないですか!!!!」
阿鼻叫喚とはまさにこのこと。
しかし、フランスにも、一応の誠意はあるようだ。
椅子から滑り降りて、俗に言うジャパニーズ土下座を披露しながら、イギリスに懺悔する。
なぜヨーロッパ✕4の前で土下座しているのかは謎であるが。
🇫🇷「ごめん!本当にごめん!でもさっきの言葉責めとかめっちゃしたい!」
🇬🇧「それは聞いてないでしょおおお!!怖い怖い怖いぃぃぃ!!」
🇫🇷「し、静かにしてよぉ!!犯すよッ!?」
🇬🇧「め、めっちゃ本性出してるぅぅぅぅ!!!」
🇮🇹「ヒィーッヒッヒッwww待って無理www死ぬwww本w性www」
🇩🇪「愛の国フランスwwwもうお前www性の国に名前変えろよwww」
先程の平謝りから一転、一歩間違えれば犯罪…いやもう既に犯罪発言をするフランス。
それを聞いたイギリスは、イヤァァァァァァァ!!!と涙目で絶叫し、ずざざざ!と壁まで後退する。
🇬🇧「講和後の仲直りプレイは?」
🇫🇷「基本」
🇬🇧「ユーロスターと書いて?」
🇫🇷「ナカ」
🇬🇧「本初子午線は?」
🇫🇷「性感帯」
🇬🇧「征服感は?」
🇫🇷「正義」
🇬🇧「こわいですよぉぉぉ!フランスが怖いですよぉぉぉ!」
ぴぇぇぇ〜っ!と泣き出すイギリスには、普段の英国紳士っぷりはない。
相変わらずヒィヒィと笑い転げるイタリアとドイツは、もはや声が出ていない。
🇫🇷「う、うるさい!白旗、口に咥えさせるよ!?」
🇬🇧「なんですかそれ!?」
🇫🇷「よくあるんだよ!」
🇬🇧「よくあるんですか!?」
🇮🇹「よくあるなwwww」
🇩🇪「フランスとは美味い酒が飲めそうだwww」
🇬🇧「貴方たちどっちの味方なんですか!?」
フランスの脅しに、目を見開いたイギリス。
片や、イギリスの味方(?)…のはずであるイタリアとドイツも、爆笑しながらフランスに同意する。
思いがけない第三勢力の台頭に、イギリスは噛み付くように叫んだ。
🇫🇷「色々装着したまま国連総会に来させたい!」
🇬🇧「何ですか急に!?」
🇫🇷「ご、ごめん、もう我慢しなくていいと思ったら願望出ちゃった」
🇬🇧「怖い!そんなことを内に秘めてたとか怖い!」
🇫🇷「欧州会議に連れ戻して、EU再加盟を説得されてる間にリモコンでいじりたい!」
🇬🇧「やめなさい怖い!」
🇫🇷「こういう時EUはイギリスをひたすら褒める!」
🇬🇧「細かな設定とか怖い!」
🇫🇷「うわあああ願望出るぅぅぅ!!」
🇬🇧「落ち着きなさい!もうやめて!」
🇫🇷「イギリス連邦たちの前でディープキスかましたい!」
🇫🇷「アメリカに安全保障云々で電話してる後ろから胸揉みたい!」
🇫🇷「『もう、君のフォークランド要らないよね?』って言って尿道ブジー引っこ抜きたい!」
🇫🇷「英仏合併したい!」
🇬🇧「最後のは普通のこと言ってるはずなのに怖い!」
🇮🇹「普通じゃねぇだろwww」
🇩🇪「断られてんのにまだ諦めてねぇのかよwww」
🇫🇷「そういうことだから!よ、よろしくね!」
🇬🇧「何をヨロシクするのです?」
🇫🇷「……じゃ、じゃぁ僕帰るから!もう帰るから!」
🇬🇧「このタイミングで引き上げられるとより怖いです!何をヨロシクすればいいんですか!?」
🇫🇷「Au revoir!!」ダッ
イギリスを追いかけてきたのはフランスだというのに、都合が悪くなると突然逃げ出すらしい。
EU本部から、ぴゅーっと飛び出して逃げていくフランスを見送って、イギリスは重い重いため息をついた。
🇬🇧「ええー……絶対明日から何か仕掛けてきますよね……」
🇬🇧「本当にヤダ本当に怖い……」
🇬🇧「なんであんな本見つけちゃったんでしょう……」
🇬🇧「息子たちにはなんて言いましょうか……いや、言えませんかぁ……こんな稀有な悩み……」
🇮🇹🇩🇪「「wwwwwwwww」」
🇯🇵「お待たせしました…って、皆さん、何読んでるんですか〜?」
🇯🇵「……ん?」
つづく…?
無名。
676
@🍋☕さんだよ~
198
2,858
#テスト期間中
るこ🌱𖤐🌻
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