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拗らせ楡井×甘えん坊桜
🔞
桜さんは純真だ。
何にでも染まってしまいそうな程白く、何にでも吹き飛ばされてしまいそうな程儚い。
こんな美しい人、放っておけない。
そうやって色んな人を惹きつけるのに、透明で透き通るから誰も本体に触れることができない
…ような、そんな気がする。
傷つけたくない、汚したくない。
そう思う。
そう思う、のに
「さっ、くらさ…ッ」
___たまに、酷く汚したくなる。
美しく並んだジェンガを倒すように、白魚のような肌に痕をつけるように、
精巧な美術品に甲斐もなく触れるように。
彼が人を惹きつけ続けその優しさを振りまく度、自分の取り分を考えてしまうことがオレをそうさせる。
無垢に足を踏み入れる身勝手なカタルシスと独占欲。
貴方はたくさんの人に愛されるだろうし、そうあって然るべきだ。
でもあわよくば、その隣に立つのはオレがいい。
オレだけが、いいなあ…なんて。
「出そうな時は、ちゃんと”イク”って言ってくださいね…?」
「…ぃ、く?♡…っイ♡イク♡」
あー………この人、やっぱり素直なんだよなあ…。
オレが言ったことちゃんと実行するし…。
貴方がそんなだから、オレ…、もっと欲張っちゃいますよ…。
図々しい、端ない、厭わしいこと甚だしい。
ごめんなさい、ごめんなさい、
こんな素敵な桜さんを独り占めなんて、そんなことあってはならないのに……………。
「イクイクイク”ッイ”…ッぁ、♡♡♡」
「…ンッ、」
ガクンと桜さんの腰が激しく浮き上がる。
その刺激でさえ快楽を助長させるのか、仕切りに頭を振ってうわ言のようにオレの教えた言葉をを呟いていた。
その言葉は今の貴方を助ける言葉じゃないのに。
むしろオレの理性を酷く揺らして、貴方を陥れる言葉だ。
ぎゅぅ、と強く寄せられた顳かみから汗が落ちる。
…もったいない。
「…は、にれ…♡に、れ…♡」
「……はい、さくらさん…」
昼までは考えられない程油断した表情でオレを見上げる桜さんが、探るように腕を伸ばした。
これはキスして欲しいのサイン。
「ん、ぅ…♡に、ぇ…♡」
「はい、」
「も、っとぉ…にえ…♡」
「さくらさん、、、」
存外、
…という程でもない。
桜さんは誰よりも寂しがり屋で誰よりも人肌を求めて生きてきた。
こうして普段自分を強く見せるために整えている体裁と自制心を一度崩せば本心が強く現れる。
桜さんは、その身に抱えきれないほどの大きな感情と思惑を抱えている。
だからオレは縋るように伸ばされる腕を拒否できない。
これは彼の切実な願いだ。
拠り所への渇望、そしてオレへのリミットテスティング。
「…これ以上は、明日身体辛くなっちゃいますよ」
「…いい、」
「…んん……オレが桜さんのお願い断れないの知ってるっすよね…」
「無理させたくないんです…困らせないでください…」
「…………。」
オレの言葉を聞いて次第にムイっと唇が結ばれる。
決まり悪そうに視線を逸らし、少し嘆息を漏らした後『…わかった』と短く返ってきた。
「…!ありがとうございます、桜さん」
「…ん」
「一度、抜きますね」
「……ぉ、う…」
「…ぁ、……ッは♡、ゃ…」
「……」
(力尽きたので後はお願いします)
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