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伏「と ぉ や さ ー ん っ」
…ニヤニヤと僕の名前を呼ぶ彼。
その理由なんて分かりきったこと
剣「昨日のことは忘れて下さい..」
伏「!
あ”ははっ」
伏「可愛かったですよぉ」
剣「うるせっ
こんな人に見られるなんて最悪だ..」
伏「もー
怒んないでくださいよー、
笑いませんから!」
剣「はあ、」
剣「また馬鹿にしたりしたら怒りますから
ねっ!」
伏「!
んふ 笑
はーい」
そんな雑談を交わし、いつも通り彼と電車に揺られる
剣「そういえば
がっくんって、”バイト”したことありま
す?」
伏「ありますよー
割と王道なのは 経験したと思いますよっ」
剣「そうなんですね!
というのも 昨日僕、モデルのバイトのスカ
ウトを受けまして..」
伏「も、モデルっ!?」
剣「声が大きいっ
いやでも、僕の説明不足でした。」
剣「僕って部活で剣道をやってるんです。
それでその日はいつも通り、竹刀を背負っ
て帰っていたら声を掛けられて」
剣「それが 所謂、ご当地テレビ?の高校生
部活特集企画というものを作っているらし
くて、」
剣「それに剣道部の高校生として、”僕に出
演してほしい”と頼まれまして..」
伏「テレビですか!
すごいじゃないですかっ」
伏「でもその話を どうしてオレに?」
剣「迷惑なのは分かってます、でもバイト
経験者として着いてきてくれませんか
っ?」
伏「全然いいッスよ!」
剣「!..ほんとですかっ
ありがとうございます 」
伏「いえいえ、初めてのバイトって誰でも
不安ですからね!」
剣「ありがとうございます!
その初めてのバイトの日時が、3日後の金
曜日午後18時からなので、」
剣「午後17時40分くらいに、僕らが朝会う
駅 に集合で!」
伏「了解しましたっ」
そして彼は、オレより1駅早い高校へと向かい 出す