コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠とってもカナアメ⚠
「」←カナダだよ
微 監禁要素有り
兄さんは、昔からキラキラ輝いていた。
皆にも優しかった。
皆に好かれやすい性格だった。
一方、僕は昔から暗い性格で、周りに誰かが居ないと不安だった。
ずっと兄さんのそばに居て生活していた。
性格が真逆な兄弟。そう言われていた。
兄さんだけ愛されていた。
ずるかった。口惜しかった。
兄さんのことは僕が一番分かってる。
取られたくない
そんなことを思っていても、時間は過ぎていくばかり。
僕と兄さんは独立して、国際的な交流が必要だ。
「あーあ、、、嫌だなぁ、、、」
僕はため息を吐く。
兄さんは国との距離が近いがために、僕は毎回ハラハラしてしまう。
他の国に僕の兄さんを取られてしまうかもしれない。
そんなの、絶対に許さない
「僕だけの兄さんだから…」
(謎に消せない改行スペース)
「…兄さん」
🇺🇸「カナダ、どうした?」
「最近、日本さんと距離が近すぎじゃない、?」
🇺🇸「そうか?てかなんでそんなこと…」
「兄さんは日本さんと距離が近いの」
🇺🇸「はい」
「もう少し距離を取ってよ」
🇺🇸「……すまないが、距離を取ることはできない」
「…なんで?」
🇺🇸「…それは、…ッ」
兄さんは言葉が詰まったように口を動かすのを辞めてしまう。
「ねぇ、兄さん…?」
「僕はさ、兄さんのことをずっと想ってきた。」
「でも、兄さんは気付いてくれなかった。」
🇺🇸「…何が言いたいんだ、?」
「…僕はまだ兄さんのことを想ってる」
🇺🇸「何言って、、、」
困惑した顔で僕を見つめる兄さん。嗚呼、可愛らしい。
僕は、兄さんに一歩、もう一歩と近付く。
兄さんは近付く僕に気付いてだんだん後退りをする。
兄さんの後ろはもう壁だ。
僕は兄さんを追い詰めるように壁に手をやる。
そして、息を精一杯吸ってから一言。
「僕は兄さんのことが大好きだ。」
「愛してる」
🇺🇸「は……、?」
「ちょっとクズなところも、間抜けなところも、自意識過剰なところも。」
「全部全部、僕のものにしちゃいたいくらい…」
🇺🇸「……っ、」
「そんなに僕を睨まないでよ。兄さん。かわいい顔が台無しじゃんか。」
「…ね、兄さん、僕の気持ち、分かってくれた?」
🇺🇸「…」
兄さんは黙ったまま、小さく頷いた。
「ほんと…!?」
「…ははっ、僕ら、やっぱり運命なんだ!」
「愛してるよ、兄さん♡」
🇺🇸「あ、、嗚呼、はは…」
「あ、!そうだ、首輪を買っておいたんだよ」
🇺🇸「は…?ちょ、、、待て、何に使う気だ…?」
「そりゃあ勿論、兄さんが僕以外見ないように…ね?」
🇺🇸「…ッ」
「兄さん、付けてくれるよね?」
🇺🇸「さ、、、流石に」
「ん?」
🇺🇸「……分かった」
「兄さ〜ん」
🇺🇸「…何だ?」
ぎゅ…
🇺🇸「!」
「…えへ、ただこうしたかっただけ」
🇺🇸「そ、そうか…」
「…兄さん」
🇺🇸「何だ、?」
「僕ら、ずーっといっしょにいようね」
🇺🇸「…嗚呼、そうだな」
〜End 〜