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「それでは言ってきます」

学ランを纏い出久は死穢八斎會皆に挨拶をする。

行く先はUA。

入試試験である。



大きい…流石UA。

目の前にはとても大きな建物…学校があった。

さて速く行くか。


まずは筆記試験と…

いやいや、簡単だね凄く。僕の小三くらいの時ではもうこんな問題解けてたよ。

一度言おう。

僕は合格するつもりはみじんも無い。だが不合格となれば死穢八斎會に泥を塗ることになる。

出久は考えた。

それなら合格して不合格になれば良いと…

意味分からないが言ってる事は全てに最善を尽くして1位となり、落として貰うのだ。

我ながら完璧だな、と考えていると筆記試験はいつの間にか終わっておりもうすく実技だった。


「始め」

戦いに、戦に合図なんて無い。

出久は扉が開いたすぐに飛び出した。

「おいおい、もう始まってるぜぇ?」

皆はその言葉に少し焦りそれぞれ走り始める。

出久は手当たり次第にロボを倒していた。

他の受験者用にと所々残してはいたがほぼ全てが出久のポイントとなっていた。

それと同時に救助も怠らずに怪我の処置や誘導、建物をあまり壊さないようにとの配慮…全てをこなしていた。


ドォォォンッ

その音と共に黒い影が立ちはだかった。

ゼロポイントだ。

僕は関係ないと無視しようとしたが……

「いたた……」

女の子の声がした。

すぐに振り返りロボの足を蹴った。

体制が崩れている間に後ろに周りに救助を殴る。

ロボットは機能を停止した。

女の子の近くに寄り、足が怪我をしていたため今できる範囲で対処する。

勿論手には手袋があり、マスクもしているので蕁麻疹は少しは出るがまだマシだ。

「もう大丈夫そうだね。向こうに行っていた方が安心だよ」


その姿に教師の方々は歓喜の声が上がった。

「凄いよこの子!」

「物凄い速さでポイントを取っていく…」

「個性は…コピー?あまり強そうには思えないけど…」

「救助も怠らないとは…!!この子は合格だな」


面接試験

「何故貴方はここを選んだのですか?」

「落として欲しいからです。」

「……もう一度言って貰っても?」

「落として欲しいからです。」

「……」



次回予告(根津校長)

次回結果発表なのさ!いやぁまさか今年はこんな凄い子が沢山いるなんてビックリなのさ!さて、出久君、君は合格か不合格か…判断は僕にかかっているのさ!

更に向こうへ!プルスウルトラなのさ!

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