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番外編22 『執事達にこれから告白されます!! 』前編※学パロ
放課後に執事たちに呼び出され、告白されるというシチュエーション💌😌💕
では行ってみよ〜!
🪡
ガチャッ。
屋上の扉が開く。
『あ、来てくれてありがとうございます…っ。
えっと、その……。』
俺は緊張してその後の言葉が出てこない。
『っ、俺…っ。ずっと華さんことが好きでした…っ!!だから、俺と…っ。ツキアッテホシイ、デス……っ。』
緊張のあまり声が裏がえる。
『……。』
(最悪だ。絶対に失敗した。華さんの顔見れない…。)
『…やっと、言ってくれた。』
『え…?』
恐る恐る顔を上げると、華さんが顔を赤らめて俺を見つめていた。
『ずっと、待ってたの。フルーレが伝えてくれるまで。私も…フルーレが好きです。』
『……っ!華さん……っ。』
『私でよければ…お願いします…っ!』
『っ、はいっ!俺、もっと強くなりますから、貴方を守れるくらい……強く。』
『ふふ、期待してるね。』
🫖
ザッザ……。
芝生を踏む音がする。
『あ…。お待たせしてすみません。』
『ううん。どうしたの?ベリアン。』
『……ずっと、お伝えしたいことがあったんです。貴方に。』
『私に…?』
『えぇ。』
ベリアンは私にゆっくりと近づき、私の手を取る。
『私は…貴方と会い、話した時からずっと好きでした。』
『!』
『貴方と話していると…幸せで、楽しくて…このまま時間が止まってしまえばいいと思ってしまうんです。』
『それって……』
『はい。誰にも渡したくない程…貴方を好きなんです。』
『ベリアン…っ。』
『私とお付き合いしていただけますか…?』
『…はい。お願いします…っ。』
私はベリアンの手を握り返す。
『…!』
『ふふ……っ///』
『必ず幸せにします。』
『ふふ、それじゃあプロポーズだよ。』
『ふふ、ですね…っ。』
🌹
私は放課後アモンと2人で薔薇園へ訪れていた。
『俺のお気に入りの場所なんすよ。
華さんにだけ特別っす。』
『ありがとうアモン。』
『…もう1つ理由があるんすよ。華さんをここに呼んだ理由…。』
『…?』
アモンは背中から花束を出した。
『赤い薔薇…?』
『色と本数にも意味があるっす。』
『赤色…3本…。』
私は手で口を抑える。
『華さんが今思ってる通りっす。俺は今日…この薔薇の園で、貴方に告白をするつもりだったんすよ。』
『アモン……。』
『華さん。俺は照れてる顔も、無邪気に笑う顔も…全部可愛くて好きなんすよ。俺の…俺だけの恋人になってくれますか?』
『っ…。』
私はドキドキしながら花束を受け取る。
『!』
『もちろん…。私もアモンが好きだよ。』
ニコッと微笑む。
『やったっす〜!!!』
『わぁっ!』
アモンは私を抱き上げた。
『もう逃がさないっすよ。俺だけのバラ。』
『バラ…?私が?』
『そうっすよ。バラみたいに綺麗で…。
バラみたいに真っ赤で可愛いっすから。』
『ま、またからかって……。』
『俺の恋人になったんすからこれから覚悟してくださいっすよ。』
『……はい。』
次回
前編2へ続く
コメント
2件
最高(*`ω´)b